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Twitterを使う上で意識した方が良い”信仰対象”の選定<1>

日本という国には日々罵詈雑言を飛ばし飛ばされ、回覧で信仰心を確かめ合い、同町圧力と理論で正当化した暴力によって日々戦争が発生するという魔界が存在した。
決して現実世界で物理的に存在するわけではなく、電脳空間にのみ存在する魔界。
人はそれを『Twitter』と呼んだ。
Twitterには時に匿名一般人アカウントでありながら異様にフォロワー数が多い者がおり、それは『アルファツイッタラー』と呼ばれ、時に信仰の対象となり、時に軍団(フォロワー)を率いて他国(他アカウント)へ侵攻することもあった。
アルファツイッタラーに付き従う従者は『ファンネル』と呼ばれ、主の言うことには盲目的に従うのであった。

誰しもが魔王になり得る

「覚えておくがいい。誰しもが魔王になりえるということ。」
これはライブ・ア・ライブでプレイヤーに敗れた主人公(オルステッド)の最期のセリフだ。
思えば「最後に倒すべき敵が主人公」というのがライブ・ア・ライブの衝撃的な結末なんだが、それにしてもツイッターでは「自分が魔王化していることに気付いていないアカウント」というのはいる。

例えばフォロー数約600、フォロワー数約5900人いるこのアカウントは、ネットフェミニズム活動を行うアカウントだ。
妻が亡くなって悲しみ、もっと妻に手を差し伸べて上げるべきだったと懺悔するアカウントに対し、追い打ちをかけるようなツイートが別の女性から糾弾されていた。
見ると「甘えんじゃねぇよ」の発言に対して65リツイートもついている。
これが所謂Twitterで「ファンネル」と呼ばれる従者の姿である。
『のび』のツイートが批判されたとき、このように「人が亡くなったんだからこのくらいの罵倒はよくあるよ」と言ったわけだが、客観的に見れば流石に無理のある養護である。
この『のび』というアカウントは過去に虐めにあった過去があるようで「人間扱いされなかった」と言ったツイートがある。
そして真の自由を求めてフェミニズムの世界に足を突っ込んだものの、正に「魔王退治に出かけたつもりで魔王になってしまっていた」という事態が起きている。なお、この現象は政治思想の左右問わず起きていることで、ある種の宗教的心理によってフォロワーが動いていくと言っても良い。
こちらが百田尚樹氏のツイート。この人は実名だが、かつて年金機構の所長がこれに似たツイートをしてフォロワーが伸びたことで気持ち良くなってしまい、身バレしてニュースにもなる事態があった。
Twitterでフォロワーを伸ばすことの秘訣は魔王を設定し、その魔王と戦う勇者、ヒロインを演じること。その実は単に魔界の住人同士で争ってるに過ぎないのだが、フォロワーを集めた者もフォロワーになって盲信する者もそこには気付いていない。いたって過激な人がフォロワーを伸ばしやすく、かつスマートフォン時代においてTwitterは崇拝する者/される者をハッキリと分けた面がある。
案外Twitterをやりながらバランス感覚を維持するのは難しく、Twitterが思想を純化するツールであることを理解しないと、Twitterを使いこなすどころか「Twitterに使いこなされる」ようになってしまうのだ。
Twitter   2019/10/27   センチュリー・大橋
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