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「偽善者グレタはTwitterで評判悪いぞ‼」:国際世論にほぼ響かない件

SNSに対する考え方や形成された市場というのが、やはりどうしても日本はガラパゴス化してしまう。
環境活動家:グレタ・トゥーヘンベリに対する批判と賞賛は日本も起きているが、なぜかグレタ氏を批判するツイートがみな日本語で為されているというのは興味深い。
そしてグレタ氏を批判する人はこのように言う。

「偽善者グレタはTwitterでの評判が悪い!!」
どうやらグレタ氏はTwitterでの評判は良くないようである。
だが、それはグレタ氏的にダメージになることなのか。答えは否。大して効果のないものである。

世界はFacebookで出来ている

世界の世論を作っているSNSがあるとすれば、その主流はFacebookであってTwitterではない。
しかし、日本人に限って言えばTwitterユーザーが圧倒的に多いため、ついTwitterが国債世論を作っているように錯覚しがちだ。しかし、世界の世論を作っているのはTwitterではない。Facebookなのだ。
実際問題として、世界のSNSの月間アクティブユーザー数を見てみよう。

出典:https://www.bigcommerce.com/blog/social-media-advertising/

見て判る通り、世界はFacebookで出来ている。
Facebookユーザー20憶、Instagramは7憶人。Twitterは3憶2800万人だ。
尚、InstagramはFacebookのサービスであるため、どれだけ世界がFacebookで回っているかが分かるだろう。続くYouTubeはGoogleのサービスである。
それだけ世界を牛耳っているからこそ『GAFA』なのであって、Twitter世論は大して世界の世論を占めていないのだ。
尚、2017年のデータではあるが、この傾向は今も変わっていない。いや、現在のFacebookユーザーは23憶人、Instagramは10憶人なので、よりFacebookの影響力は強くなっている。
因みに3憶2800万ユーザーの内、実に4500万が日本人である。Twitterユーザーの8人に1人が日本人というのがTwitterの現実なのだ。

ガラパゴス化した世論などグレタ氏は痛くも痒くもない

世界のSNSシェアでTwitterが占める影響力は少ないし、むしろ世界的なSNSの使い方としては、Facebook&Instagramの合わせ技が主力でTwitterはほぼサブであろう。
アメリカ発のサービスでありながらTwitterはアルファベットとの相性が悪いし、Facebookのサービスであるが故にInstagramはTwitterとの相性が悪い(Twitterカードが表示されない)。
すこぶるTwitterのシェアが多い日本だが(実際問題としてTwitterは日本のおかげで黒字化した)、仮に4500万ユーザーの内の1000万ユーザーが政治発言の多いユーザーと仮定して(そんなにいるのかすらが怪しいが)、その更に半分である500万人がアンチ・グレタであるとしても、彼らは英語で発言をしていないし、Twitter内で身内をグルグル回っているだけである。これがグレタ氏的に見れば大して相手にする必要性もなく、国際世論には何ら影響力を持っていないのだ。
その日本はと言えば、1人当たりCo2排出量は中国よりずっと多い。
グレタ氏の発言はアル・ゴア元副大統領の延長のようなものだが、少なくとも日本の立場はグレタ批判をする余裕があったら二酸化炭素排出量を減らした方が良い立場ではある。
いかんせん、世界の世論を作っているSNSはFacebookであってTwitterではない。だからTwitterで評判が悪いと言ったところで(実際は)日本人の一部の界隈が匿名で雄鶏のように騒いでるだけであり、グレタ氏には殆ど影響を及ぼさない。グレタ・トゥーヘンベリの国際世論調べたいならFacebookで英語検索をしなければならないし、或いは海外メディアを読み込む必要もあるだろう。もし国際世論に影響を与えたいなら『同じ土俵』に立たない限り、ただの雄鶏の鳴き声にしかならないだろう。

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SNS世論   2019/12/29   センチュリー・大橋

Co2排出量なんて中国人より日本人の方がずっと多いのが真実である

国連の場で16歳の環境活動家:グレタ・トゥーンベリ氏がスピーチしたことで、なぜか日本人の大人が怒り出している。
その中身というのがこれまた大人げない内容で、いい年齢の大人が16歳の女性の批判に「なんだ移動は馬車じゃないのか」とか「一番二酸化炭素を排出してる中国はスルーなの?」と言っている。

グレタさんを批判する野口健:中国に対する批判も的外れな件

ネットでは中国を批判するためにこのグラフを持ってくる構図が見られるが、このCo2排出量グラフ、よく見ると中国人は日本人よりエコな生活を送っていることに気付く。
上のグラフはあくまでも<国別総排出量>であり、この排出量を人口で割れば、一人当たりの年間Co2排出量が算出できる。
まずパッと見で「あれ、中国って日本の十倍人口いるのにこれしか排出してなかったんだ・・・」という読み方もできるのである。

中国批判が日本に対するブーメランに

Co2排出量について日本人が中国を批判する場合、一人当たりで排出量の勝る日本にとっては壮大なブーメランになってしまう。
確かに都市部と農村部での落差も激しいだろうが、一方でこれは中国側で省エネ改革が進んでいることも読み取れる。
と、御覧のように日本のCo2排出量は一人当たりに換算すると、一気に国際ランキング最上位クラスに近付いて来る。
尚、野口健氏はグレタ氏が鉄道で移動したことを揶揄しているが、鉄道は輸送力と速達性を兼ねた乗り物としては、とてもエコな部類だ。
Co2排出量の多い国を見てみると共通して自動車メーカーがあり、あるいは飛行機大国でもある。
極端な話、馬車が鉄道よりエコなのかというのもまた疑問なところで、馬車は輸送力が無い上に馬の餌がかさむ。また馬の餌を作るために必要な二酸化炭素量がどれだけかというのを計算した時、本当に鉄道より一人当たりのCo2排出量が少なくなるのかという疑問が残るのだ。
言うまでもなく地球全体のCo2排出量を減らすには二酸化炭素排出量を減らさないといけないのだが、ここで中国を批判すると、一人当たりの排出量で勝る日本やアメリカから積極的にCo2を減らしていかなければならないことになる。
正に盛大なブーメランだ。

Co2排出削減のためにできることは何か

Co2排出削減に出来ることは何か。何も難しいことを考える必要はない。
大量生産・大量消費の考えから脱却すること、自動車に乗る回数を減らし、徒歩や自転車、電車などに切り替えていくことである。
PCメーカーでも現在は環境への取り組みとして、再生PCの活用をすることが求められ、実際NECは再生PC戦略に意欲的だ。
大量生産に必ず付きまとうのが大量廃棄で、要は大量廃棄をなくすためにはモノを大切に使うことという、ある意味で昔ながらの日本の文化に回帰していくようなものだ。
京都府では「もったいない!の取り組み」を行っており、京都府食べ残しゼロ推進店舗(食品小売店版)を募集している。
本来、グレタ・トゥーンベリ氏は特別英雄視する必要もなければ、青筋を立てて怒るべき存在でもない。大量生産・大量消費(大量廃棄)から脱却し、車から健康的な歩きや自転車、或いはダイヤで動く乗り物(ライドシェア)に切り替えていけば良い。ごく当たり前のことなのだ。
その中で個人でできることとできないこと。行政が取り組むべきことを決め、Co2排出削減をしていけば良いことである。いい年をした大人がグレタ・トゥーンベリ氏に青筋立てて怒ったり、或いは一人当たりの排出量が自分達より少ない中国を批判するより、前向きな環境への取り組みを議論するべきではなかろうか。

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  2019/12/28   センチュリー・大橋

既にアジアの覇権は日本には無いと認識できないことの危うさ

かつて東京駅前に存在していた北方領土の看板は「北方領土は日本の国土」「北方領土を取り戻す」であったらしい。
それが今行くと「北方領土を想う」になっている。対露外交は弱腰の日本であるが、それにしても日本人には対中、対韓路線になるとかなり強気な発言をする人が見受けられる。

このツイートに3桁リツイートが集まることに嘆息を覚えるのだが、まさか未だに日本がアジアの覇権を持ってると勘違いしている人は多いのであろうか。それとも自分達は白人の仲間だから「特亜などどうでも良い!」という考えなのか。
「国際関係を正しく認識する」というのは困難なことであるが、しかし身の丈に合わなすぎる現状認識はなかなかにして危険である。
アジアの覇権は既に中国にあることを認識できれば、中国との健全なパートナーシップの構築は日本にとって必要なものだと理解できるはずなのだが・・・。

アジアの巨大貿易港は中国に集中

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日本の一般人が思う以上にアジア情勢は日本にとって悲惨だ。制海権はほぼ完全に中国が獲っていると言って良い。
見ての通り巨大貿易港はほぼ中国が持っている。これはどういう状況かと言うと、西側への貿易窓口は中国や香港、釜山が窓口となっている状態である。

勇ましいことを言うのは簡単だが、日本の貿易港は結果的にほぼアメリカばかりを向いた方針を取ったので、対アジア貿易というのが殆ど意識されていない。
つまり中国が経済制裁を行えば日本が受けるダメージが甚大になり、既に日本は戦わずして中国に戦争では負けているような状態だ。この状況を認識できていれば勇ましいことは言えないので、国際関係の理解が足りていないと言わざるを得ない。パワーバランスでは完全に中国が日本より上手なのだ。
対韓関係にしてもそうなのだが、日本に入ってくる貨物が上海の他。釜山を経由しているというのは、非常に見逃せないポイントになるだろう。
確か最初のツイート者は過去に「日本と韓国が戦争したら100%日本が勝つ」と言っていたが、そもそも輸入品について釜山の依存度が一程度あるのに、なぜ100%勝てると思うのかが謎である。
防衛力というのは単に軍事力だけあれば良いのではない。総合的な国力が無ければならないのだ。
現在の日本は国力面で圧倒的に中国に負けているし、そもそも制海権をほぼ持っていないので、戦争などすればセルフ経済制裁をすることになるだろう。
最近勇ましい論調が多く見受けられるが、そうした経済的な要因を見たうえで言っているのであるのか、甚だ疑問である。

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アジア関係   2019/09/03   センチュリー・大橋
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