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国際関係NEWS

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既にアジアの覇権は日本には無いと認識できないことの危うさ

かつて東京駅前に存在していた北方領土の看板は「北方領土は日本の国土」「北方領土を取り戻す」であったらしい。
それが今行くと「北方領土を想う」になっている。対露外交は弱腰の日本であるが、それにしても日本人には対中、対韓路線になるとかなり強気な発言をする人が見受けられる。

このツイートに3桁リツイートが集まることに嘆息を覚えるのだが、まさか未だに日本がアジアの覇権を持ってると勘違いしている人は多いのであろうか。それとも自分達は白人の仲間だから「特亜などどうでも良い!」という考えなのか。
「国際関係を正しく認識する」というのは困難なことであるが、しかし身の丈に合わなすぎる現状認識はなかなかにして危険である。
アジアの覇権は既に中国にあることを認識できれば、中国との健全なパートナーシップの構築は日本にとって必要なものだと理解できるはずなのだが・・・。

アジアの巨大貿易港は中国に集中

日本の一般人が思う以上にアジア情勢は日本にとって悲惨だ。制海権はほぼ完全に中国が獲っていると言って良い。
見ての通り巨大貿易港はほぼ中国が持っている。これはどういう状況かと言うと、西側への貿易窓口は中国や香港、釜山が窓口となっている状態である。

勇ましいことを言うのは簡単だが、日本の貿易港は結果的にほぼアメリカばかりを向いた方針を取ったので、対アジア貿易というのが殆ど意識されていない。
つまり中国が経済制裁を行えば日本が受けるダメージが甚大になり、既に日本は戦わずして中国に戦争では負けているような状態だ。この状況を認識できていれば勇ましいことは言えないので、国際関係の理解が足りていないと言わざるを得ない。パワーバランスでは完全に中国が日本より上手なのだ。
対韓関係にしてもそうなのだが、日本に入ってくる貨物が上海の他。釜山を経由しているというのは、非常に見逃せないポイントになるだろう。
確か最初のツイート者は過去に「日本と韓国が戦争したら100%日本が勝つ」と言っていたが、そもそも輸入品について釜山の依存度が一程度あるのに、なぜ100%勝てると思うのかが謎である。
防衛力というのは単に軍事力だけあれば良いのではない。総合的な国力が無ければならないのだ。
現在の日本は国力面で圧倒的に中国に負けているし、そもそも制海権をほぼ持っていないので、戦争などすればセルフ経済制裁をすることになるだろう。
最近勇ましい論調が多く見受けられるが、そうした経済的な要因を見たうえで言っているのであるのか、甚だ疑問である。

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アジア関係   2019/09/03   センチュリー・大橋
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