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GAFA天下時代にホームページを無価値化させる3つの要因❷

れいわ新選組多摩センター演説:Instagram

例えばギャラリーサイトを作るとした時、なぜInstagramではなく、WEBサイトを使うのか。
こう聞かれた時、Instagramで得られないWEBサイトのメリットを提示する必要が出てくる。
率直なところ、この答えというのは結構難しい。WEBサイトは作っても更新しなければ意味がないため、下手に更新しないWEBサイトを作るくらいなら、Instagramでも使ったほうがマシだからだ。
ではGAFA天下時代にWEBサイトを持つ理由とはいったいなんだろうか。

WEBサイトをもつ理由

WEBサイトを持つべき理由は業界や団体によって異なるかもしれない。
例えばBtoBで成り立っている企業の場合、コーポレートサイトがあるということは一種の信用維持のためと言って良いだろう。
ではGAFAのインフラであらゆることが出来る時代にWEBサイトを持つ意味は何かを考えてみよう。

❶自社(自分)の世界観を表すため
➋Facebookには打てない長文を打つため
❸複数人で一つのメディア(サイト)を運営するため
➍Facebookやブログサービスの規約に縛られずに発信するため
❺コンテンツに体系を持たせるため

大まかな理由はこんなところであろうか。
人それぞれ異なる理由があると思うが、私の場合は体系化を目指したため、CMSを使うという選択をした。
正直なところ、これはどんな商売をやるかによって、WEBサイトを持つ理由は変わってくるだろう。
例えばドラマやアニメのサイトであれば、世界観の表現が大切になってくる。学術サイトなら体系化。ブログ一体型サイトもやはり体系化をメインに考えた方が良いのではないかと思っている。
逆にスタートアップの洋菓子店などはInstagram+Twitter+Facebookで費用を抑えながらいけるかもしれないし、メニューの体系化をするにはWEBサイトの方が良いかもしれない。
複数人で更新するとなっても最後は体系化を意識すると考えられるので、サイト内検索やタグ機能、カテゴリなどを整えて、体系化していくのがWEBサイトの究極的な到達点になるのではないかと思われる。
GAFA天下時代にホームページを無価値化させる3つの要因を先のページで次のように申し上げた。

❶低価格ないし無料で利用可能
❷充実した機能
❸管理が容易

そして、ホームページを持っても、ソーシャルの力は必要になる。
というより、初期のアクセスはかなりソーシャル頼みになりがちだ。
そこへいくと、Facebookを使いつつホームページを持つというようなイメージになる。
Facebookに入力できる文字数もかなりの量があるから、来訪者には期待を上回るようなコンテンツを提供できるかであるとか、ホームページを持つ理由は明確であるのかどうかなど、再考が必要になってくるであろう。
もしこの記事をみて「もしかして私、ホームページに毎月無駄な費用を使ってる?」と思ってしまったのならば、CTimeでセンチュリー・大橋というアカウントに相談していただいてもOKだ。ただし、CTimeが2019年現在、iOSしか対応していないのだが・・・。

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CMS   2019/08/12   センチュリー・大橋
タグ:WEB , GAFA , インフラ

GAFA天下時代にホームページを無価値化させる3つの要因❶

「日本のIT産業はこれから衰退します。作る時代から利用する時代に変わっていきます。」
と、Youtubeのある動画で言われていた日本の未来は、決して架空の物語にはならないだろう。
日本のIT業界はSier(システムインテグレーター)について言えば、ほぼ公共事業とインフラ、金融で持っているようなものだ。
私自身もSierにいるから感じるが、マイナンバー利権などどっぷり恩恵を受ける身だという自覚はある。
カスタマー向けのIT商材は日本向けのローカルな製品を除き、GAFAの寡占化が進んでいるわけだ。
さて、ネットインフラを考えた場合、例えばWordpressなどのCMSがどのような存在になるのか見てみるとしよう。

CMSの価値は相対的に低下する

WEB業界の人に怒られそうであるが、果たして何か事業をするのにホームページは必要か。ここに大きな疑問が発生することになる。
既に検索エンジンには無数のサイトが登録されているので、最後に更新されたのが10年前なんていうサイトを見ることも稀にある。
果たして更新しなくなったホームページの維持にいくらの維持費が掛かっているだろう。
参考までにこのブログはロリポップサーバーのスタンダードプランで運用され、バックアップオプションもつけ、yokohamaドメインの維持費が加われば、概ね毎月900円の維持費が発生している。
私は当然CMS管理を自力でできるので、900円程度の費用だけで済んでいるが、WEBに通じていない人の場合、システム管理を外注するだろうから、まぁ安くても2000円くらいは毎月発生しているのではないか?
この2000円、果たして払い続ける価値があるのかどうかが、ホームページの命運を分ける要素と言えるだろう。

その気になればGAFAのインフラだけで全て済ませることができる

GAFA時代にホームページを無価値化させる要因とは何か。
一言で言えば、GAFAのシステムだけでほぼ全て回すことが可能だからだ。
あくまでも単なる情報発信/金稼ぎ手段としてのWEB活用という点で言えば、理論上GAFAのインフラでほぼ全て回せてしまう。
それはホームページの無力化をさせるのには決して少なくない影響を与える。
例えばGAFAのインフラの特徴を見てみよう。

❶低価格ないし無料で利用可能
❷充実した機能
❸管理が容易

という3点の要因が挙げられる。
まず低価格、ないし無料で利用できるというのが大きい。
俗に「せどり」と呼ばれる人間は、低価格で利用できるインフラとしてAmazonのサービスを使っている。
逆に言えばAmazonをやっておけば、何も顧客管理の大変なECサイトを自分で作る必要が無いのだ。
更に言えば、Facebookは投稿できる文字数が多く、InstagramはFacebookと連動可能で無料なので、ブログ代わりに使えてしまうということ。
GoogleならYoutubeというプラットフォームを持っており、自社の商品をアピールするのにもYoutubeを使えてしまうのだ。

次に機能が充実しているということ。
プロフィールを投稿したりアナリティクス機能を持っていたり、フォローしたりされたりと、多くの機能を持っている。
成果が可視化されやすく、一方でWordpressでは機能を充実させるには、様々なプラグインを入れる必要がある。
最後に何と言っても管理が楽でいい。特別な知識を必要としないのだ。
CMSはメジャーアップデート時にはやることが多く、自分でやるには本業以外で覚えないといけないことが発生する。
そうまでしてもアクセスが集まるかどうかはまた別の話で、目的次第ではブログサービスやnoteを使っていた方が断然効率が良いのだ。まして独自ドメインを取る必要すらもない。
つまるところ、これらのサービスがってまで尚ホームページを持つということであれば、それらと差別化して生み出せる価値を考えなければならないことになる。

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CMS   2019/08/12   センチュリー・大橋
タグ:WEB , GAFA , インフラ
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