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東京一極集中

東京一極集中 一覧

「日本の就活は新卒ありきで既卒にはチャンスが無い」⇨地方と言う選択もある⓶

敗者復活は地方にある

東京一極集中レジームが続いている以上、第二新卒や既卒が東京で幾ら頑張ったところで、敗者復活はそうそう無い。
「少子高齢化で人手不足」とは言ったものの、大企業はそこまで深刻な人手不足は抱えていない。ホワイトカラーに限って言えば、寧ろ充足しているだろう。
もちろん大企業でも人手不足な会社はある。佐川急便やヤマト運輸など、ドライバーは幾らでも不足しているだろう。尤も、それをやりたいか否かは別であるが…。

東京の労働市場を考慮した場合、やはり敗者復活と言うのはそうそう無いのである。
一方、地方に目を向ければ若者を欲する地域、企業など幾らでも存在する。大都市に絞っても、名古屋や福岡には良質の求人が沢山あるのだ。

「皆と同じ」をやっても勝てない

いま東京にいる人にとっては、第二新卒や既卒で地方を目指せと言われても「嫌だね」と言いたくなるであろう。尤も、嫌なら嫌で構わない。そのまま東京にしがみつく自由はある。
だが、東京一極集中レジームの今は「みんな東京に来たがる」状況にある。新卒と同じように就活しても新卒には勝てない(そもそも戦っている市場も違う)。実際には中途と同じ市場で戦っているのに近いが、中途市場では経験の差で負ける。そのため、東京にしがみついても、この先上手く行く可能性の方が少ないのである。

「皆と同じこと」をしても人生は好転しない。
「皆が東京に行こうとしている時代」では、寧ろ「地方に行く(逆張りをする)」方が良い人生を歩める確率は上がるのである。

例えばコロナ禍で初期には自粛要請が行われたが、ここで自粛要請に従わずに旅行へ出かけた場合はどうなったか。
他に乗客のいない新幹線、いつもより安いシティホテル、静かで落ち着いた観光名所など、普段とは比べ物にならない快適な旅をすることが出来た。
普段は混んでいて仕方なかった京都も、緊急事態宣言期間中に行くことで、恐ろしく静かに観光出来るのである。

皆が東京で働こうとしている時代の今、第二新卒や既卒が新卒や東京にいる中途(経験者)と戦っていても、敗者復活はないのだ。
少しでも人生を豊かにする秘訣は地方に目を向けることだ。地方は若者が流出していることに悩みを抱えている。そんな中に入っていく逆張りの戦術を取った方が、東京にしがみつくより人生が好転する可能性は高いであろう。

言うまでも無いがエージェント登録は必要だ

言うまでもないが、東京で就職するにしろ地方で就職するにしろ、転職(就職)エージェントは使った方が良い。
新卒ならエージェントを使う必要もないのだが、第二新卒や既卒にはエージェントが必要になる。但し、直接応募の媒体とも兼用はすること。

第二新卒や既卒に無いもの、それは経験である。それをカバーするためには「お墨付き」が必要だ。
転職エージェントの報酬は成果報酬であるため、報酬を得るためには何としても就職には導いてくれるであろう。第二新卒や既卒はエージェントの「お墨付き」を貰って転職活動をすることが望ましい。
東京にしがみつくか、地方へ活路を求めるのか。どちらにしてもエージェントのお墨付きを活かした転職活動をすることだ。

「日本は新卒ありきで敗者復活なんてない」

そんなことは無い。
第二新卒や既卒が「皆と同じ」をやっても成功の見込みが薄いだけであり、地方に目を向ければ敗者復活もまた在り得る話である。
東京だけが日本ではない。もっと幅広く「日本全体」を見ていくことが、第二新卒や既卒の敗者復活のために肝要である。

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職業選択   2022/09/19   センチュリー・大橋
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