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高齢化

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介護業界の変なところ駄目なところ13選⓶

変な従事者が多い

写真:佐久島のフリー写真素材より

悪い意味で本当に色々な人がいます。人手が足りないのは分かるのですが、業界知識とか適正がない人を平気で採用します。上記の私の経歴を見て介護業界に詳しくない方は「老人ホームと高齢者向け住宅て違うの?」と思った人もいるかもしれませんが、この違いをまともに説明できる介護従事者はおそらく半分もいないと思います。
その他、極端な例も含みますが以下のような人がいました。

・学や常識がない
検食簿(利用者と同じものを食べて異常がなかったことを記録する書類)に時間を書く欄があるのに空欄にしている人が多く、栄養士から「行政の監査で見られる書類だからちゃんと書いてください」と申し送りがあった時に「「ちゃんと」とか何でこんな強い言 い方されないといけないんだ」と言って「喧嘩売られてる」「挑戦されてる」等と解釈する人が多かった。この件だけでなく、文章の前半だけとか後半だけを読み取っており連絡事項を理解できない人を沢山見ました。


・元販売職の人
販売とか接客で働いていた人が介護に来ることがたまにあるのですが、中途半端に自分の経験を生かそうとしているのか利用者に頼まれたことは何も考えずに引き受けてしまったり、利用者と話をする時には膝をついて話を聞いたりする人がいるんですね。
利用者=お客様と考えて「お客様は神様です」理論で接しているようなのですが、利用者=お客様なのかというのは難しい所があります。というのも、介護保険は保険と呼ばれはするものの財源の半分は税金で、高齢者の保険料では4分の1も賄えていません(残りの30%近くが40歳~64歳の方の介護保険料で賄われているため)。さらにサービス利用負担割合は1割の高齢者が大半なので、純粋にお客様と言って良いのかと考えることが多々あります。
そういう人に限って支援記録記入など行政から義務付けられてる仕事が適当だったりします(一番のお客様やぞと言いたかったがパワハラになりそうなので止めた)。
現在の福祉の理念としてエンパワメントとという考え方があり「利用者ができるようになる/できる状態を保つ」というのが今の福祉の基本となっています。なので、やはり利用者は利用者なので要求されたことでも「できないことはできない」そして「できない理由は〇〇だからです」と介護職員は言えないといけないのですが、結局「お客様なので」で終わらせようとする。

労働者の質が低い

・元ヤーさん
 未バレ防止のために詳細は省きます。面接にハーフパンツ、Tシャツという出で立ちで来
 て採用されてました。

・仲良しグループだけで仕事する人
 女性が多い職場だからでしょうか、仲間内だけで勝手なルール作ってる方々が結構いま
 す。同じ仕事の手順でもグループによって言うことが違うのです。現場リーダークラスにどっちが正しいのか確認とるのですが「臨機応変でお願いします」と言われたこと
 さえあります。

・1人で仕事する人
 そうかと思えば一人で仕事する人もいます。単に黙々と仕事しているだけなら良いのですが、トイレ誘導の時間なのに1人だけ書類作ってる人とか周りが見えない人が結構います。
 また、これの派生形かなと思うのですが、自分のやり方をやたら通したがる人がいます。新人が来ると「○○はこうなんです」と自分のやり方を強要して、それが出来なかったり疑問を言うと怒りだす人とかいます。施設長クラスの人に相談したら「あの人はいつもそうで何度も指導してるから言ってくれたらまた指導します」と言われたこともあります。何度も指導受けるような人には新人つけないとか配慮すればと思うんですけど、そういう配慮がないのもこの業界の特徴な気がします。

・日誌で主張する人々
 日誌とか日報とか施設によって呼び方はそれぞれですが、その日何があったか等をまとめる記録です。基本的には起ったこと及びそれにどう対応したかという事実を書く書類であり、これは当然に行政による監査の際に見られる書類です。昔は手書きだったのですが、電子カルテのようにパソコンやタブレットで記録するようになり、後から消せるからかたまに自己主張を記入する人がいます。
 例えば「〇月〇日〇時〇分 A様より入浴後に腕時計がなくなったと訴えあり、浴室を探すが見つからず。施設長に報告する。」とかあると、それに対して入浴介助した職員が「間違えて一緒に入浴したBさんのカバンに入れていました。すいません。」等と書いていたりします。記録として残すものではないとおもうのですが、謝罪したかったのでしょう。
 一番印象に残っている例が最後にいた施設なので身バレの可能性あるため詳細は避けますが、「~だと思います。」という主張に対して「私の意見ではありますが・・・」と返信している人がいました。どっちも副主任クラスです。記録を書く書類で何をしているのだろう?てなりますよね。しかも施設長クラスが注意しないという。
 ただ、申し送り欄などがあるタイプの電子日報ですと施設によっては本当に申し送りで使っている場合もあるので場合によっては仕方ない内容もあります。

-寄稿部分はここまで-

キャリアの墓場となっている現状

介護業界の大きな問題としては、やはり介護業界自体がキャリアの墓場となっている面がある。
芸能人の懲罰的な行先として介護業界に流れることが過去にあったが、いかんせん薄給であるが故に「他の業界や職業で通用しなくなった人」が介護に集まっている現状がある。

一つ確かに言えることは、介護業界にも品質管理の手法を取り入れた方が良いということである。
品質管理の手法を取り入れ、介護業界全体が最適化されない限り、こうした問題が解決することはないだろう。

零細企業に介護や保育の事業は手に余るのではないか

老後生活のデザインは難しく…ただただ不安を駆り立てられる

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就労形態   2024/03/06   センチュリー・大橋
タグ:高齢化

人生100年時代:定年後を見据えた職業の在り方は現役の内に考えるべし⓶

どんな街で働くのか長崎市🐭島公園

写真:長崎市のフリー写真素材より

例えば東京でSESに在籍しながら年収350万円以下の収入で働いている人間には、名古屋行きを一つの選択肢として勧めている。
というのも、名古屋は東京と大きな賃金差はなく、家賃は周辺自治体も含めて見れば東京よりだいぶ安く、収入ー家賃で見た時に、結果的に手元に残るお金が多くなることが利点である。同時に通勤の混雑度も東京に比べればだいぶマシであり、東京で働くより生活の質は上がると言う点で、SES勤務者には名古屋行きが一つの推奨できる行先なのである。

人生100年時代とは言ったものの、もう片方には35歳転職限界説も存在する。これはITに関して言えば、ある程度は緩和されているが、他の業種ではまだ生きている業種もあるであろう。
そう言う意味では、どんな職場で働きたいかと言う視点だけでなく、どんな街で働きたいかと言う視点も大事である。

28歳になったら働き方と向き合うべし

人間、20代前半は体力的にもまぁ、無理が利く年代なので、我武者羅に働くのも良いだろう。この時期は仕事の基礎を学ぶ期間とも言える時期であり、仕事に対する基本的なスタンスと言うのは、この時期に形成されると言って良い。そして、20代後半から30代前半の間に、確立のフェーズへと移行していくのである。
ちょうど未経験分野への転職が可能な最後の年代とも言え、云わば、この年代が「何の人」として生きるかの方向性を確立すべき年代とも言える。30代後半から40代で深化の年代へとシフトしていくのであるから、実は20代後半から30代前半は人生に於いて、非常に大事な意思決定をするタイミングになるだろう。

ちょうど現代では20代後半から30代前半はライフイベントにも変化が起こりやすい年齢帯であり、必然的に将来を意識せざるを得なくなるであろう。
30代に入ると体力的な衰えを感じ始めるようにもなるため、自ずと持続可能な働き方についても考えることになる。
出世をしたいのか、そもそも自分に出世できる当てはあるのか、もっとゆとりをもって働きたいのかは、28歳になったらよくよく考えておいた方が良いポイントだ。

昭和後期から平成初期とは異なり、今は「労働者としてのゴールは人生のゴールの手前」だ。30年後の日本人は大半は70歳以上になっても働くことになる。
そのためにも「健康に働き続けられること」がどうしても重要になってくるのである。
「気が早い」と思われるかも知れないが、20代後半から30代前半の間に「職業人としての確立」が求められるのであるから、28歳になったら将来の働き方は意識した方がよろしい。

「何の人になりたいか」と「どんな働き方をしたいか」

今後、社会保障の圧縮は更に進み、65歳を過ぎても働き続けなければならない未来は必ず来る。
そんな時代の「安定」は「安定した企業」以上に「安定して働き続けられる環境に身を置くこと」になるだろう。言うまでもないが、会社として安定でも三菱電機のような、常に激務で風通しの悪い組織では、安定した働き方は出来ない。
転職35歳限界説も少しずつ40歳限界説にシフトしていくだろうが、まだまだ時代は35歳限界の中にいる。だからこそ20代後半から30代前半の間に「何の人になりたいか(専門性)」と「今後どんな働き方をしたいのか」を決めておくと良い。

65歳以降の働き方としては、その時の企業で再雇用制度を使うのが現実的になるだろう。
それと、脱線するが、もしゆくゆくはUIJターンをするような場合、東京にいる間は極力物を持たないようにした方が良いということは補足しておきたい。引っ越しの時にお金が多く掛かってしまうからだ。特に北東北や九州へ行く(帰る)となった時に、余計なものを持っていると引っ越し代金が膨大になってしまう。

東京には仕事が多くあるが、ずっと働き続けられる街か否かは疑問だ。満員電車は身に堪えるであろうし、人が密集する街であるが故に、問題も多く起こる。65歳を過ぎて働き続けられるかどうかを考えた時に、UIJターンが視野に入ったなら、早すぎない程度に早い年齢でやっておいた方が、後々楽だ。
東京に居続けるか、地方都市へ向かうのか。いずれにしても働くことと生活することは切り離せず、定年も労働は続くことを考えて、28歳になったら先を考えておくことを薦めたい。

東京は人が多すぎる-過密すぎるが故に問題も起こる

炎上した「底辺職業ランキング」記事:では自分は就きたいと思うのか

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職業選択   2022/09/04   センチュリー・大橋
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