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杉田水脈:女性が選ぶ嫌いな女性議員№2に輝く…⓶

№1と№3はタレント議員だが

写真:七尾市のフリー写真素材より

女性が嫌う議員の№1と№3はかつて芸能人であった共通点があり、アイドル歌手をやっていた2人である。
一方、№2の杉田水脈の来歴は全く異なる。
杉田水脈は大学卒業後、積水ハウスに入社し、西宮市役所で職員として働いていた。
言ってしまえば「元・地方公務員」なのである。
その後、2010年に西宮市役所を退所し、みんなの党に入るところから政治家としてのキャリアが始まっている。

レイシズムに活路を見出す

№1の今井絵理子、№3の生稲晃子の嫌われる理由は概ね方向性は同じだ。
共に政治に関しては無知ぶりが露わになっており、蓮舫や福島瑞穂はキャリアウーマン的な雰囲気が鼻につくのであろう。
一方、杉田水脈の嫌われる理由は他の女性政治家とは一線を画している。

Twitterにおける杉田水脈のポジションは「差別主義者」としての知名度だ。
「LGBTは生産性が無い」と言った旨の発言を筆頭に、アイヌ差別、在日コリアンへの差別発言などで、一部では猛烈に叩かれ、一部では猛烈に支持されるという政治家である。
勿論そうした差別的な態度が起因となって脅迫を受けることもあれば、一方で大阪や札幌の法務局から人権審判の認定を受けるなどの事態が起きている。

尤も、それこそ杉田水脈が政治家として活路を見出した道である。
稲田朋美は安倍晋三が亡くなってからはLGBT法案の成立に尽力するなど、寧ろ性的マイノリティに対して理解を示す動きをした。
やはり弁護士としてのキャリアもあったためか、或いは安倍晋三が亡くなったことで、ある程度自由になったのかはわかりかねるが、LGBT法案の推進に向けて尽力をしたことが、少なからず女性の評価を上げることになったのかもしれない(ただし男性からは嫌われることとなった)

尤も、稲田朋美や野田聖子と言った同じ自民党内の女性議員と比較しても、杉田水脈の支持層はハッキリとしている。
そのため、どうあっても杉田水脈が今の主張を変えることは不可能である。

総務大臣政務官の職務も投げ出して…

極めつけとして、総務大臣政務官の職務を辞職しているのであるから、政治に対して一体何の責任を負っているのかという状態である。
言ってしまえば今井絵理子や生稲晃子より性質は悪いとも言える。
尤も、杉田水脈を総務大臣政務官の地位に充てたのは安倍派への忖度という話も出ているから、務まらないのであれば退いたのが正解であろう。

過去には保育所の待機児童問題で「子どもを家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をするという旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを日本で実践しようとしている。コミンテルンは息を吹き返しつつある」などと発言していたため、根本的な価値観に問題があると言わざるを得ない。

元より、過去の発言を掘り返されれば、女性でありながら女性に嫌われるような発言をしてきているのであるから、寧ろ嫌いな女性議員№2で済んだのは奇跡かも知れない。
サンプルサイズを増やしたり、或いはセグメント分けすればまた違った結果になるかもしれないが、いずれにしても「女性が嫌う女性議員№2」の座に輝いたことは、本人の過去の言動を鑑みれば当然の結果であったと言えるだろう。

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  2023/12/17   センチュリー・大橋
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