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米メディア「日本人はみんな真面目なのに貧困がすごい‼」と辛辣

アメリカは貧富の差が激しいこと有名だが、そのアメリカではバーニー・サンダースをはじめとする社会主義の考え方が、少しずつ支持されてきている。
一方で日本は自己責任論の根強い国であるが、そんな中、米メディアから日本へ痛烈な揶揄を送られている。

果たして日本は労力にあった賃金を受け取れるようになっているのだろうか。
ここが大きな問題で、いまや「やりがい搾取」と言われる労働者搾取が広く認知されるようになっている。
この点で、労働者だけの責任とは言えないだろう。

リプライの反応

自衛隊イラク派遣から狂い始めた価値観

一体なぜここまで日本の自己責任論が酷く浸透してしまったのか。
それは小泉純一郎が推し進めた自衛隊イラク派遣が関わり深いように思う。
あの時、人道支援の目的でイラク入りしていた邦人が人質として取られたが、彼ら民間人に対して大きなバッシングが寄せられた。
有体に言ってしまうと、自衛隊をイラクに派遣するにあたり、民間人の人道支援者は小泉にとって目の上のたん瘤であったことだろう。
「自衛隊はイラクに行く必要が無かった」ということが認識されてはいけないからである。
そのためには、人質に取られた彼らに「自己責任」という罪を負わせなければならなかった。
加えて当時は堀江貴文の全盛期ということも絡み合ったかもしれない。
ギラギラしたIT系俺様(ネオリベ)社長が世間を騒がせ、奇しくも渡辺美樹も結構情報発信をしていたしで、要は「這い上がれ!」の精神が横行した時期とも言える。
これによっていよいよ自己責任論は浸透したが、それは資本家にとって都合の良いことであることは間違いなかった。
結果として賃金は更に下がり、非正規は拡大し、偽装請負も蔓延る日本となった。これにより更に生き辛い世の中になったが、果たしてこれが自己責任で片付くものなのか。アメリカンメディアの皮肉は真剣に受け止めた方が良さそうである。

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  2019/08/03   センチュリー・大橋
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