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桜を見る会:自民党に対する不満はあっても野党支持に結びつかない理由

本当に招待されたメンバーが国民に貢献したのか怪しく、かつ詐欺会社の役員まで招待されていたという桜を見る会だが、沢尻エリカの事件も大したインパクトも無く炎上を続けている。
税金の使われ方の問題として政治の私物化が進んでいる面で由々し起き問題だが、有権者はこの話題が続くことに些かの疲れを感じている様子も見られる。

「もう桜を見る会とかどうでも良いよ」

そんな声も聞こえる中、桜を見る会の話題に「もういい」と突き付けた有権者は自民党を支持しているのかというと、これはそうでもない。むしろ政府に対しては不満を持っている方だ。ではなぜ桜を見る会の追及は敬遠されるのか。その中身を探ってみよう。

意外と黒く見られている桜を見る会

桜を見る会の追及劇に辟易している有権者が自民党寄りの意見を持っているのかと言うと、これはそうではないということが、とりわけ若年層世代に見られた様相だ。
彼らは桜を見る会に関し、現政権はどちらかというと黒であると考えている。
「いや、廃棄したの公文書じゃないからと言った言葉遊びにももう良いわ」という反応であったし、シンクライアントを使っていたということはサーバーを探れば証拠は残っているはずである。そのことを認識している人は決して少なくないのだが、同時に野党やその支持者に対してもある種の不満を持っているということが見られた。

野党がどう世の中を良くしてくれるかの想像ができない

安倍自民党に不満がありながら野党が支持されているわけでは無いことのジレンマに、結局のところ「野党がどう自分達の生活を改善してくれるのかが期待できない」というものがあった。
桜を見る会問題にしても「もっと生活に直結する問題を争点にして欲しい」という意見があり、この不正を追及したところで「自分達の生活がどう良くなるのか」をイメージするのは困難であることにある。また、野党支持者の過激な行動に関する不満も見られた。
実際問題として野党は今や防戦一方であり、自分達がどう国民の生活を良くしたいのかは殆どアピールできていない。もっと言え「国民から親しまれるための努力」も圧倒的に不足していることが否めない。

「やっぱり絡んでたよ明恵夫人」

そんな声も聞こえ、プログラミング教育義務化などで全く現場を支援してくれない政府に対する不満などが多く存在する現実社会であるが、それでも野党とその支持者は自身の在り方を見直さなければ、この先支持を得られないことは確かだ。結局その在り方は見直さない限り、安倍政権は安定して続くのであろう。

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法律   2019/12/06   センチュリー・大橋
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