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クリス三宅「日本人は法律なんかなくてもルールを守る」☞法律すら守れてないぞ日本人

原宿ビル街

クリス三宅氏のツイートが何故か私のところに回ってきたのだが、大量にリツイートされているそれを見た時、思わず「え?!」と思ってしまったものだ。そのツイートの内容というのがこちら。

色々と突っ込むべきところがあるのだが、まず規則とは明文化されたルールであるから「法律などなくても」というより、法律は規則の内の一つである。それに照らし合わせて本当に日本人が「規則を守っている」と言えるのか。私はむしろ日本人より規則を守らない人達というのも珍しいと思っているのだが・・・。

守られない規則1:道交法

日本人が守ってない規則の中でも単純人数の多い法律が道路交通法だろう。
果たして横断歩道を渡ろうとしている歩行者を見た時、突っ切らずに止まれるドライバーは何パーセントいるだろうか。
制限速度を守っているドライバーの割合は?
駐禁や駐停車禁止を守っているドライバーは果たしてどれくらいいるであろうか。
これらを守れずにパトカーが突っ走っていくことはよくあるだろう。日本人は道交法を守らないのが現状である。

守られない規則2:労基法

単純に守らない人数が多い法律が道交法なら、守られないことの深刻度が高いのが労基法だ。
働き方改革の影響か、大企業のホワイトカラーでは残業時間を意識されるようになってきたとはいえ、業種や職種、企業規模によっては未だ残業時間月80時間以上の会社は少なくない。
特に労基法違反は労働者の健康、生命に関わる重大な事態で、新国立競技場の建設でも労働者の尊い命が絶たれている。
労災隠しも当たり前に行われるし、外資系に吸収されたとある企業の営業マンに話を聞いてみると、外資に吸収されてから労働環境は改善されたという。日本企業は規則を守っていないと言えるだろう。

守られない規則3:派遣法

言うまでもなく面接を行っていることである。
本来登録型派遣では、派遣法で派遣先が面接をして合否を決定するのは禁じられているのだが、実態は普通に派遣先の面接で合否を決定している。
つまり派遣法は守られていない。
加えて私自身は偽装請負も経験したことがあるのだが、派遣先と面接し、派遣会社は『業務請負』として派遣先と契約。派遣される我々が『個人事業主として派遣先に業務を納品する』という意味のわからない契約になっていた。既にメンバーが派遣された後に契約書が届いたのだが、私は契約内容に当然拒否。派遣会社と再三争い、派遣社員として契約をさせ直すことに至っている。

ざっと守られていない規則を3つ挙げたが、他にも守られていない規則はたくさん存在するだろう。それこそ会社の就業規則を守っていない人間もたくさんいるわけで、本当に日本人が『規則を守る』存在なのか甚だ疑問だ。
どちらかと言うと『目に見えない掟』を守っているのであり、それを別名『空気を読む』と言ってるのだが、明文化された規則より不文律を重んじる傾向があるのではないか。
本当に日本人は規則を守るのか。実態がそうなっているとは、到底思えない。

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法令順守   2019/08/30   センチュリー・大橋
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