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一枚の写真で日本の病理が見えてしまう新内閣…若者が輝けない国

9月16日を以て安倍政権は総辞職となり、新たにスタートすることになった菅(すが)内閣。
もう2020年になっているというのに、新内閣の顔ぶれが衝撃的過ぎると話題になっている。

この5人の内、一番若い人間が68歳、最年長が81歳と、日本の行く末が不安にしかならない人事になった。閣僚には若手もいなければ女性もいない。
せめて形だけでも小泉進次郎や三原じゅん子、丸川珠代でも入れておけばTwitter政治アカウントからはともかく、一般有権者からは酷評されるようなこともなかったのではなかろうか?
ある意味では稲田朋美が防衛大臣に就けた安倍内閣よりも、ある意味で後退した人事となっている。

フィンランドと比べて暗い未来

フィンランドでは34歳の女性首相が公務に当たっており、かつ女性閣僚も多い中、日本では平均71.4歳の後期高齢者男性ばかりが政務に当たることも、Twitterでは数多く指摘されていた。
一般企業の定年が60-65歳であり、地方公務員も概ねこの年齢で定年を迎える。新しい内閣には現役世代がほとんどおらず、デジタル相こそ設置されているものの、一体これでどうやって日本の未来のITを担っていけるのか心配だ。
大阪万博相には何故か東京都の井上信治が就いている。青梅市の人間であるから、大阪の土地柄にはそんなに強くはないのではなかろうか?
カナダでは閣僚は男女比が半々だと言われているし、台湾でコロナを抑え込むのに成功したと言われる唐鳳(オードリー・タン)は35歳の大臣だ(厳密にはデジタル担当政務委員という肩書だが)。世界初のトランスジェンダー閣僚でもある。
アメリカのホワイトハウス長官はどうかというと、あのトランプ政権ですら台湾出身のイレイン・チャオが運輸長官。住宅都市開発長官としてはベン・カーソンが黒人長官として就いている。全般的に1950年代生まれが多く、男性社会だが、それでも日本の閣僚よりはかなりマシなのではなかろうか。
緊急的に作った内閣として、菅義偉が首相になるのは致し方ない面はあるが、閣僚選びはもっと若い人材や女性を投入できなかったのであろうか。10年先どころか5年先すら心配になる。
若者に未来がない。そんな様相が垣間見れる人事となってしまったのである。
世論   2020/09/16   センチュリー・大橋
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