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「野党が支持されないのは国民のニーズが見えてないから」実に当然の話だ

高崎市貯水池

新型コロナウイルスが出回るようになってから早一年が経過した。
需要の落ち込みはなかなか回復することは無く、GIGAスクーDXブームでIT産業にはバブルが訪れているが、反面、旅行業界や飲食業界、その関連産業に関しては、今後も良化する見通しが立たない。
GWが迫る、再び緊急事態宣言が発令されんとしているが、嘆かわしいことに関係産業やその従事者を救済しようとする動きは皆無である。こうした事態の中、日本にとって致命的とも言える政治の惨状が可視化された。
与党は頼りないが、野党もだらしない。政治に期待できないということが、より鮮明に可視化されてしまっているのだ。​​

 

国民のニーズが見えていない野党

国民のニーズは安全・安心・安定:三安欲求に応える設計を立てよ

現状の日本政治は嘆かわしいことに、どの政党も自らの政党の支持者しか見ていない状態である。国民のニーズに応えていると言える政党はなく、加えて野党に関しては支持者同士の滑稽な争いすら起こる惨状だ。誰も一般国民を見ていない状態であり、国民はなおざりにされているのだ。
そもそも野党には国民のニーズに応えるための仕組みがないし、仕組みを作れる人材もいない。共産党など理想は立派であるが、演説会にやって来るのは高齢者ばかりであり、一部では「あと10年もすれば(支持者の超高齢化により)共産党は無くなるのではないか」という声すら聞こえるほどだ。つまり、現状の共産党は現役労働世代のニーズには殆ど応えられていないということになる。
立憲民主党も場当たり的な人気取りに走っている感が否めず、やはり国民のニーズを直視しているとは言い難い。野党にはコアな支持者は多くいるが、コアな支持者は一般国民と向いている方向が違っていたりして、それは支持が増えるはずもない。これでは選挙に行くことすら時間の無駄であり、投票率が低いのは当然のことである。
日本の政治には施主はいるし、大工もいる。だが、肝心の建築士や現場監督が不在の状態であり、取り合えず大工が経験と勘だけを頼りにビルを作ろうとしているような状態である。国家の在り方をデザインする建築士がおらず、行政が適切に運営されているか管理する現場監督もいないのが日本の政治であり、それはコロナが流行してから1年経ったところで、結局何も進歩が生まれないのは当然の事態と言えるだろう。

 

日本の政党政治に無いものはグランドデザインである

設計図無き日本の政党政治

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政権   2021/04/18   センチュリー・大橋
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