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ロシアに「戦争反対」を叫ぶ暇があったら東京脱出を進めた方が良い⓶

真っ先に狙われるのは首都
下田港

写真:下田港のフリー写真素材より

いつの世も戦の基本は早く敵の首都を制圧することなのであろう。
ウクライナ戦争でも多分に漏れず、首都キエフが爆撃されている。もし今後ロシアや中国と有事になるようなことがあれば、やはり真っ先に狙われるのは東京なのだ。
太平洋戦争では痛ましい犠牲を出した沖縄であるが、沖縄戦に先立って東京大空襲が行われている。要は戦争では首都に爆撃が行く時点で、かなり敗戦色が濃くなっていることを示している。
首都を叩いても尚、降伏の気配が見られないときは第二、第三の都市が狙われていくということになる。

東京に集積しすぎた日本

戦争になれば真っ先に狙われるのは東京であることは疑いようもないことであろう。
かつてJアラートなるものを鳴らすことがあったが、尤もJアラートを鳴らす訓練の対象として東京都は外されていた。最も狙われやすいのは東京なのに、である。
加えて今の東京は23区だけで940万人もの人が集中し、1発の弾道ミサイルでも打ち込まれた時の犠牲は甚大なものになる。企業の本社までもが東京に集積しすぎているのだから、東京の脆弱性は最悪レベルだ。
省庁の分散も進まない。せめて省庁くらいは分散をして欲しいものだが、省庁機能の97%が東京に集中する日本は、首都が制圧された時点でゲームセットである。

戦争をするのにあたって日本は弱点が多過ぎる

少なくともプーチンに日本語は通じないし、日本語で戦争反対と訴えたところで通じることはなかろう。
私は平和主義者でも反戦主義者でも無いが、戦争をやるのには日本は弱点が多過ぎである。近年は核武装論や9条改正論も盛んではあるが、例え9条改正して核武装したところで日本の弱点が解消されるわけではない。
一極集中しすぎた東京は一発のミサイルでさえ甚大な被害を受けるし、首都機能の分散も進まないから首都さえ制圧すれば戦は負けであるし、食料自給率は低いから持久戦は不可能であるし、54基もある原発は空爆でも受ければ御臨終になるであろう。
極論だが、被害を与えるのにコストパフォーマンスの良い攻撃方法としては、川内原発と玄海原発を空爆すれば春と秋に偏西風で放射性物質をほぼ日本全土にお届け出来る。しかも日本の原発はご丁寧にも日本海側に多く、かつ西日本の原発は原発に繋げるための陸路は1本しかない。原発に繋がる1本の道路を壊すだけで原発との行き来は海路を使わねばならなくなるのだから、無防備にも程がある。
戦争をやるのには弱点だらけ過ぎる日本。有事の時に一つだけ出来ることは、国民一人一人の自衛である。だが、東京脱出は有事が起きてからではなく、有事が起こる前に用意しておく方が良い。人間、咄嗟には動けないからだ。咄嗟に動けないからこそ太平洋戦争中も戦火が広がってからの集団疎開となったわけである。
太平洋戦争における空襲被害に於いても、東京と大阪ですら生存率は1%もの差が開いている。
プーチンに日本語で「戦争反対」と言ったところで通じることはないが、国民1人1人が万一の事態に備えることは今からでも出来る。中露の繋がりが強まった以上、日本は今まで以上に周辺国との衝突を起こさないことが重要になって来ているが、万一のことが起きたときのために、東京からの脱出は常に選択肢に置いておくと良いだろう、
ウラジーミル・プーチン   2022/03/05   センチュリー・大橋
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