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転職で意識した方が良い3つの柱

原宿

ドラゴン桜外伝エンゼルバンクには転職に関する考え方で役立つことがたくさん書かれているが、依然として日本社会が転職に対して厳しい風潮があるのは確かである。
概ね30代を迎える段階で3回以上転職していると、年収アップのために行ける場所など外資かベンチャーに限られてくる。よほどのことが無い限り給料は下がり続け、這い上がるのは難しくなってしまう。
そこで貴重な20代の転職を無駄にしないためにも、転職にあたって意識して欲しいことをお伝えしたい。

転職で意識すべき3つのこと

転職の中で職業(企業)選択について考えて欲しいことは次の3つだ。

①利益率の高い企業を狙うこと
②急成長企業した企業かどうか
③自分の中の軸を持っているか

エンゼルバンクの中で「転職の成功に必要なのは勝ち馬に乗ること」と言われているが、これは正にその通りだ。
その勝ち馬を考える上で、取り分け意識した方が良いのは「利益率」であると言って良い。
重要なのは利益「額」ではなく、利益「率」である。

利益率が低い企業はブラックになりやすい

なぜ利益率を重視するのか。その理由は大別して次の3つだ。

🈩薄利企業はブラックな労働になりやすい
🈔投資に回す余力がある
🈪給与交渉もやりやすくなる

概ねこんなところで、薄利企業がブラックになりやすいのは、主に飲食店を筆頭に悲惨な話は暇がない。
つまるところ、利益率が高い企業はそれだけ設備や人材投資に回す余力があり、給与交渉もやりやすくなるということだ。
薄利企業はこの逆で、利益をアップさせるために少ない人員で最大量の労働をさせる方向に向かうため、得てしてブラックになりやすいのだ。
とはいえ急成長の企業などは経営の盤石が整っていないこともあり、堅実な転職を考えるには、利益率がそこそこ大きく、経営地盤のしっかりしたところが良い。
目安として営業利益率は5%以上ある企業が健やかに働ける企業として推奨できるレベルと言えるだろう。
派遣業界などは一般的に粗利が30%~40%だが、営業利益率で見るとかなり厳しい。派遣業界の営業はブラックだとよく言われているが、リクルートで約5~6%、テンプスタッフで約4~5%、パソナに至ってはなんと1%なのだ。
こうした業界であるため、当然にブラックな労働が蔓延りやすく、離職率は約3割と非常に高い水準だ。
よってワークライフバランスの面から考えても、利益率の低い企業は避けた方が無難だと言える。

自分の中で「ブレない軸」を持つ

転職で上手く行く人というのは、得てして業種か職種のどちらかは変わっていないことが多い。言ってしまえば「自分の中の軸」があるのだ。
例えば自動車整備士だった人が、自動運転のAIを作る会社に転職したというものがある。当該人物の話を聞いていると、複数社の転職をした中で「車に関わり続けている」という軸がブレていなかった。
そのため自動車に関する知見が蓄積されており、大手のIT企業へ転職できたのだ。
果たして自分は何と関わって生き続けていきたいのか。この軸を持っておくことは転職の成否には大きく左右するだろう。

あと老婆心ではあるが、転居を伴う転職は退職⇒再就業までの期間を2ヶ月程度取っておいた方が良い。そのための貯蓄も必要となるだろう。
引っ越しから新天地に慣れるまでの時間を考えると、ざっと2ヶ月程度は間合いを持った方が良い。そのため、転居を伴わない転職以上に慎重な準備をして臨んで欲しい。

職業選択   2020/07/22   センチュリー・大橋
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