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難関資格試験は25歳までに勝負を付けよ!さもなくば貧乏になる

平成後期になって司法試験や会計士試験の受験要綱が変わり、合格者を増やす方向に動いたものの、合格が難しいこと自体は変わらない。
出題範囲が広い上、短答式と論文式の二段構えで戦わなくてはならない。最終的な合格率はどちらも1割程度の狭き門だ。毎年9割が合格できずに翌年も挑み、次の年も合格できなかった受験者は少しずつ競争の場から去っていく。
一方で、逃げ時を見出せず、ズルズルと試験勉強から抜け出せない者もいる。
気が付けば30歳・・・。
職業経験もつ積めないまま歳をか重ねてしまい、合格するまで受験のレールを突き進むしかない。
こうなるともう地獄である。それを防ぐためには、どこかで見切りはつけなければならない。
株式投資にも損切りが必要なように、受験勉強にも逃げどころの見定めが必要なのだ。

 

25歳になったらとにかく就職せよ!

難関国家資格の勉強に於いて、最初にして最大の逃げどころは25歳だ。
25歳ならまだ若さのみで就職もやれる年齢であり、キャリア形成においては大きな後れとはならない。
もちろん新卒カードが切れない分、新卒で財閥に入った面々とは収入面でかなりの差はついてしまうが、単に大手/準大手に入って年収400万円以上の収入を得るだけなら、まだまだセーフラインとも言える年齢だ。
初任段階の年収は300万円台であろうが、少し年数を重ねれば20代の内に年収400万円までは行くことはできる。
若い世代のキャリア競争は25歳から30歳までの5年間、どれだけ密度の濃い仕事ができたかで変わってくる。
当然転職も30歳までにどんな基盤を作れたかが勝負になってくるので、25歳で逃げられないと後が大変だ。

気が付けば30歳…ブラックか派遣しか勤め先が無い

26歳以降になっていくと、職歴無しに於ける就職条件が段々と悪くなってくる。もし30代に入ってしまった場合、待ち受ける未来は悲惨だ。ブラックか派遣しか勤め先が無い。一発逆転などというのは最早なく、再起は極めて厳しい。
仮に30歳になって司法試験や会計士試験に受かったとしよう。周りの新人にはもっと若い者がいる。当然、法律事務所でも監査法人でも若さがある方が有利なので、上手く就職先を決めれない恐れは充分にある。
だいたい転職市場は6割のブラックと3割のグレー、1割のホワイト職場で構成されていると見て良い。
30代で職歴な無しの場合、1割のホワイト職場に行くのはかなり厳しくなる。

30歳…それでも逃げれなかったらSIerに行け

しかし、人間は時間を投資したものに対してなかなか逃げの踏ん切りがつかない可能性が高いものである。
その場合の処方箋、それはSIerに応募することだろう。
勿論正社員とは限らない。派遣の可能性も高い。それでも何かしらキャリアは作り始めた方が良い。その受け入れ先としては、SIerはかなり広い年齢から人員を雇っている。
開発職は若年層からしか採用されないことが多いが、運用職は年齢問わず採用され、業務に就いている。
運用職に至ってはプログラミング言語を使わないことも珍しいことではないため、30代以降にIT職へ入るなら運用職は採用される可能性があるだろう。
そこからどうキャリアをやり直すかであるが、改めてコミュニケーション能力とぶ文章力は養っておいた方が良い。
難関資格試験の勉強を続けて止めれなくなった内に、ワーキングプアに陥ってしまう高学歴保持者も少なくはない。30代になって「ブラックしか行き先がない」と言った事態にならないよう、25歳になったらキャリアを最優先に行うことを推奨する。
職業選択   2020/07/05   センチュリー・大橋
タグ:ビジネス
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