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川崎南武物語-登戸駅乗車の独り言<演説おばちゃんが怖すぎる>-

川崎はいつだって南武線と共にある。せめて『多摩』の名前を関する行政区の多摩区くらい、平和に過ごしたいのであるが、どう頑張っても登戸も川崎であると痛感せざるを得ない事が時折発生する。
南武線には川崎始発の列車も存在し、小田急からの乗り換え組は座って行きたい人がここで登戸始発の川崎行きを待つ。
「昨日の仕事で疲れてるし、朝は眠って行きたい」
そうは言っても問屋は卸さへん。そう、南武線には時折嵐がやってくる。
突如発せられる一言の怒声により、平穏な朝は崩れる事になる。

目を合わせたらSaigo…演説おばさんの恐怖

今日も川崎は荒れている

「ここは制限区域だ!! 要らねえんだ!!」
一体南武線の中が何の制限区域だったのだろう。この一言の怒声と共に一人の中年女性が乗ってきた。
最初、中年男性と一緒に入って来たので、まぁ夫婦喧嘩か何かの類かと思っていたのだが、途中で離れたので、そうでは無いという事に気付く。
中年男性から離れて程なく、ロングシートの真ん中に陣取ったオバちゃんは突如として演説を開始する。かなり大きな声で車内中に響いている。
「お願い・・・寝かせて」
と思い、必死で寝たふりをして逃げてみるのだが、やはり気になってしまうので、ふと目を開けて様子をみる。すると何やらスマホをいじっている若いお兄さんの眼前に行き、これまた「ここは制限区域だ!! 要らねえんだ!!」と叫んでいる。

「目を合わせたらアカン!」

若者は懸命にオバちゃんと目を合わせないようにスマホを弄っている。
登戸始発の列車は朝の登戸待機時間が結構長い。10分以上登戸駅で待機している便もある。今回は正にそれで、登戸駅待機時間、オバちゃんの演説に付き合わされる羽目になる。出発時間間近になるとオバちゃんは隣の車両に移動し、嵐は過ぎ去った。
この事を会社の先輩に話したところ「南武線ってずっとそんな感じなんだよぉ〜。やっぱ南武線の住民ってぶっ飛んだ人が多い。おかげでみんな川崎に対して悪いイメージ持ってるよね(笑)」
そう、南武線住民は気の荒い人が少なくない。朝から味わう演説オバさんの恐怖。貴重な朝の睡眠時間を10分失い、猛烈な睡魔に襲われつつ出勤する。
嗚呼、今日も川崎は荒れている。

  2019/09/14   センチュリー・大橋
タグ:ビジネス
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