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川崎南武物語-南武線に哀臭込めて<黄色い車体をなんとかしろ>-

川崎リバーサイドパークゴルフ場

川崎は南武線でできている。
車体は黄色で車内は臭い。
幾人もの乗客を運び遅延。
ただの1日も平穏はなく、なぜに喧嘩が起こるのかも理解しがたい。
南武線は常に数多の乗客で激臭に酔う。
故に平穏な乗車に期待はなく、川崎市はきっと南武線でできていた。

川崎は南武線でできている

日本に鉄道路線は数あれど、南武線ほど数々の話題に困らない路線は無いだろう。台風15号の後の南武線、どうやら武田軍に追われていた徳川家康が乗っていたようで、上り列車の社内で突如下りの特急を発車させる人物が出てしまう。
散開された排泄物に足を滑らせ、転ぶ人を目の前で見させられ、嘔吐してしまう客もいた。
川崎の事業所に勤めていると、このネタが結構盛り上がる。同時に排泄物を散開させた人を責めれるかというとそうでもなく、各所で入場規制の掛かった地獄状態の南武線では仕方なかったと言える。
さしもの南武線も便の臭いに苛まれるのは相当のレアケースだが、だからと言って南武線が臭いのは何も珍しいことではない。むしろ南武線が臭いのは日常茶飯事なのである。特に夏場は最悪だ。みんな汗をかくから、他の季節と比べて特に臭くなりやすい。
そんな「臭い」と評判の南武線は、なんと川崎市の行政区を二区除いて全部通る川崎縦貫鉄道なのでもある。南武線の呪縛から逃れられたのはただ二区、宮前区と麻生区だけである。

南武線の色が悪い!!

いくら南武線と言えども車内排泄は初めて聞いたケースではあるのだが、一方で吐瀉物をまき散らすのはレアでもない。流石に日常茶飯事とは言わないが、工業都市と競馬場を繋ぐ南武線では、酒飲みもまた少なくないのである。別に外の飲み屋で呑んでくる分には臭くても咎めることが出来ず、下車駅まで我慢するしかないのだが、突如として車内でビールや氷結を飲みだす手合いがいるから始末に負えないのである。
そう、南武線で吐瀉物を見かけることは何も珍しいことではない。日常茶飯事ではないだけなのだ。
南武線を古くから使っているユーザーはこう言った。

「南武線の色が良くない。そういう物(排泄物や吐瀉物)を連想させる色をしている」

南武線のカラーは黄色である。黄色こそが南武線の南武線たる大きなアイデンティティーと言って良い。
なるほど、確かに南武線の色は吐瀉物を連想させるような色合いをしている。だが関東JRにはもう一つ、黄色をシンボルカラーとしている路線が存在する。総武線各駅停車だ。
飯田橋勤務を三年ほどしてきたので、総武線各駅停車はそこそこ長く使ったつもりだが、少なくとも総武線各駅停車で吐瀉物を見た記憶はない。ほど近いオレンジ色をしている中央線快速や武蔵野線とて吐瀉物を見ることはそうそう無く、まして排泄を致してしまう乗客は今のところいないのでは無かろうか。
となると南武線が臭いことを色のせいにするのはなかなか無理がありそうに思える。しかし南武線で吐瀉物が多い上にソレを想起させる車体の色をしていることは、あながち否定できないことは確かだ。ならもし車体を改善するなら、何色にするのが良いのだろうか。私から提案できるとしたら緑であろう。それも車体(外)だけでなく、内装も緑に染め上げるくらいの勢いが必要かもしれない。
緑にはリラックス効果があると言われ、山手線などシートもちゃんと緑である。それが果たして山手線民の民度向上に役立っているのかはわからないが、南武線を緑にしてはどうだろう。だが、言っててなんだが、それで南武線民が淑やかになるとは思えない・・・。
そしてまた、今日も川崎は荒れている。

  2019/09/12   センチュリー・大橋
タグ:ビジネス
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