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コロナ不況で進むかもしれないフリーランス離れ:会社員への回帰現象

新宿都庁前(働き方:フリーランス離れ)

コロナウイルスは今や世界中に万円し、既に北半球の多くの国で市中感染のフェーズへと突入した。
市中感染が本格的に進んでいく中で各国が有効な対策を取れない中、イベントの自粛要請が成され、安倍内閣の数少ない成功例と海外から評価されたインバウンドも無くなり、不況の闇が日本を覆う。
日経平均こそ25日時点で19,546円まで回復したものの、一時的な反発と見る意見が多い。
日銀の株買いによって強制的に底上げされた株価は決して日本の実態経済を反映しておらず、配当が終わればまた下落するという見方が強い。
そんな中、多くの国民が関心を寄せているのは生活補填の支給が国から出るのかということだ。
コロナで消費が控えられる中、減った収入の補填が成されるのかということに、世間は大きな注目を寄せている。

働き方も変わってくる

コロナウイルス以前は「雇われない生き方をしよう!」ということでフリーランスという働き方がかなり持ち上げられた。
特にエンジニア界隈ほど顕著で「プログラミングできるようになって自由な働き方をしよう!」というのは日常的に目にする謳い文句であった。
この「自由な働き方」という言葉は聞こえは良いが、自由というものには「責任もセットになる」というのが基本だ。即ち自由な働き方を出来る分、自己責任になる要因というのも大きなものになる。
そしてフリーランスという働き方をする人達にとって、最大の難関が襲ってきたのが今このタイミングである。
なんと言っても疫病で色んな事業が打てない状態にあるのだから、必然的に仕事の総量が減ってしまう。日立が25日まで従業員1000人を自宅待機にさせたように、ややもすれば事業所ごと閉鎖するような企業も出てきよう。この渦中において、労働法規に守られた会社員の方が少ない不安で生活できることは確かだ。
勿論このような事態になっても仕事があるフリーランスは沢山いるだろう。ただし、この事態を前に仕事が減少、あるいは案件とん挫となったフリーランスもいるであろうから、そうしたフリーランスの中にはこう思う者もいるかもしれない。

「やっぱり会社員は最強だな・・・」と。

令和新時代:再び会社員の時代に回帰する

新型コロナウイルスの影響はまだまだ年単位で続くだろう。季節的に話題が収まることがあっても、また冬になったら再燃する可能性がある。
そうした中で、令和新時代は凡そ再び会社員が強い時代に戻るのではなかろうか。
確かにITバブル以降、雇われない働き方というのはもてはやされるようになってきた。PCとネット環境が繋がれば確かに仕事するのに場所は選ばなくて済むし、何よりクラウドワークスやココナラを使って仕事を獲得するフリーランスは多くなった(ただしクラウドワークスやココナラは単価が安いが)。一定数の売上を達成してきたフリーランスは特に不自由のない生活を送ってこれたのかもしれない。
しかし、コロナウイルスによる不況はこれまでの常識を覆し、一転してRADWIMPSのような大物歌手でさえ不安へと陥れる事態になっている。
ここで再び会社員というものの働き方が見直され、就職していく人が出てくるだろう。また、今後は大手への就職が一層人気の出ることは避けられず、就活・転職は完全に買い手市場へとシフトしていくと考えられる。
果たして今のフリーランスがどれだけフリーランスのまま持ちこたえられることができるだろうか。或いは会社員へ戻ることを考えるであろうか。
コロナ騒動は今後の働き方を変えるターニングポイントになるであろう。少数の大手企業やホワイト企業を巡り、熾烈な競争をすることになり、片一方でブラック企業はこれまで以上のブラックな働き方になる、などという未来が起こるのではなかろうか。
職業選択   2020/03/25   センチュリー・大橋
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