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事務職に転職するならIT業界でスキル身に着けておいては如何か⓶

IT業界で経験を積む選択

写真:神崎川のフリー写真素材より

事務職と言うのは今や1つの求人に対して300人の応募がある世界である。
いくら少子化で売り手市場だなどと言っても、人手が不足している仕事は基本的にブルーカラーの仕事か営業職、そしてIT職である。
事務職は総じて採用は圧縮傾向にあり、価値を生まない仕事は外出しされるか、非正規として雇用されるかのどちらかだ。

となれば、価値を生み出せる事務職として戦っていく他ない。
この際「事務職を諦める」のが一番確実で安定した生活が得られると思われるが、それでも事務職を目指したい人には、1つの処方箋を与えたい。
それがIT職で経験を積むという選択である。

情シス(社内SE)も出来る事務になるしかない

今後も一般職として事務の求人が伸びることはない。
寧ろChatGPTや自動化ツールの発展に伴い、ますます縮小していくと見るのが妥当である。
SESの案件でも客先常駐SEの業務の一環に一般事務作業が含まれていることがあり、少なくとも一般事務しかできないようでは、この先の時代を生き抜くことは極めて困難となるだろう。

となると、事務職になる前に「事務職でも活かせるスキルを他の職種で修行してくる」しかないのだ。
そこでお勧めできる仕事となると、やはりIT業界ということになるだろう。
IT業界では中途から入る場合、SESが登竜門になるが、ここで進路はインフラかプログラミングかの2つがある。
中年世代ならインフラから入るのが無難だが、全体的に人材が不足しているのはプログラマーの方なので、若ければプログラムを選択する方が、後々応用は利く。

例えばExcelマクロも立派なテキストプログラミングであり、プログラミングのスキルを身に着けておくと、転職後もWEB開発やマクロ開発など、活かせるスキルは身に付くだろう(但し企業に対してはマクロやRPAでの業務効率化はあまりお勧めしない)。

また、プログラマーは大抵インフラ周りにも知識があるケースが殆どだ。
そう言った意味では、プログラマーコースを選ぶことで、幅広いスキルを得ることが可能である。
こうしてITスキルを身に着けて「社内SEができる事務職」にならないと、事務職の転職では他候補者との差別化ができず、仮に採用されても後に駆逐される要因となってしまう。
尤も、IT業界も最近は柔軟な働き方が可能となってきているため、収入落としてまで事務職に転職する価値があるかはわからないが…。

価値を生めない事務職は現職にしがみ付く以外に選択肢がない

残念ながら価値を創造できない事務職は、今後は滅びるのみである。
少なくとも現職にしがみ付くしかなくなるであろうし、尤も、それすらがいつまで持つかもわからない。
事務職の正社員求人自体が縮小するし、よくてITへの理解度が低い零細企業が受け皿になる程度である。
だからこそ、しっかり価値を生み出せる事務職へと変貌していかなければならない。

そしてIT業界は今は門戸が広いし、他の業界に比べて金も良い。
IT業界でITスキルを身に着けた上で事務職に転職しても遅くは無いし、逆に一旦収入を手にした後で引き続きIT業界にいるか、金が下がっても事務職に転職したいかを選ぶことも出来よう。

そもそも転職市場では募集要件を満たすだけでなく、プラスアルファの部分で勝負をした方が良い。
慢性的な人手不足の職種ならいざ知らず、慢性的な人手充足の職種なら尚のことプラスアルファが無いと土俵にさえ立てない。
それでも「あくまで事務がやりたい」というなら、残念だが止めはしない。但し、それは運だけに任せた人生選択であるということは、肝に銘じておいた方が良いだろう。

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職業選択   2023/11/15   センチュリー・大橋
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