営業の求人はフルタイムしかない
写真:七尾市のフリー写真素材
営業職が採用難と言われる時代であるが、この時代においても営業職の求人はフルタイムしかない。
なぜ営業職にパートタイマーを活用しないのか、と言うことが本記事最大の論点である。
少なくとも営業職の採用難を解消させるためには、せめて「営業職はキツイ」というイメージの払拭が必要だ。
そのイメージを払拭する取り組みをしている企業というのは、殆ど見かけないものである。
求人はフルタイムしかない、営業職のイメージは依然としてキツい、果たしてこんな状態で営業職に応募したいと思うのかどうかである。
パートタイマーの活用は必要
営業職の採用難を解消させるには、やはりパートタイマーの活用は視野に入れることが必要になる。
パートタイマー活用に当たってインバウンドセールスとフィールドセールスのうち、インバウンドセールスをパートタイマーに任せるであるとか、或いはフィールドセールスでも会社から片道40分の範囲までなら任せるなど、仕組み構築も必要となるだろう。
逆に言うと、フルタイムでしか出来ないことも勿論存在する。
遠方への出張はフルタイムでしか出来ないし、他部署と連携しながら見積もりを作成するなどのことも、フルタイムの方が望ましいかも知れない。
要は、営業職が本当にフルタイムだけでしか出来ないことなのか、パートタイマーでも出来ることは無いのか、出来ることが無いと言うなら無いと言う根拠はどこにあるのかの分析が必要なのだ。
外国人労働者に頼るのも難しい職種
人口減少社会の今、労働力として外国人労働者は必須の存在となっている。
難波のすき家など、みな外国人労働者であったほどだ。
とは言え、では営業職が外国人労働者に出来るかと言うと、言語や文化の壁が大きく、まだまだ日本人以外には難しい領域である。
他の職種と比べると日本人頼みで回していくしかないだろう。
現在は営業職1人の求職者に対して2社以上が取り合いになる時代であり、企業の生命線でもある。
フルタイマーだけでカバーするより、パートタイマーも上手く活用しながら営業活動を行う方が、企業の存続には繋がると思われるが、如何であろうか。