横浜センチュリー

📰Side Beach Journal
下層ページタイトル背景

憲法

憲法 一覧

山田宏議員が駿台予備校へ歴史を巡り圧力:自身の歴史認識は大丈夫か⓶

「予備校が嘘の日本史を教えるな!」と啖呵を切ったものの、自身が誤った日本史をツイートしている山田宏議員。
そんな山田議員は日本創新党党首だった時代に女性問題を報道された歴史がある。
個別の内容については触れかねるが、Google検索で「山田宏 女性問題」と検索すれば幾つか記事が出てくるので、氏の経歴に感心のある方は検索してみると良い。


山田宏:神武天皇即位2678年(建国記念の日)

八紘一宇は侵略を正当化する方便

そもそも伝説上の人物である神武天皇が「八紘一宇」など唱えたことは無かろう。日本書紀は天武天皇と時に始まった事業であるから、5世紀以前の歴史は日本書紀から探ることは出来ない。
少なくとも日本書紀が書かれた頃の八紘一宇は天皇を中心とした政治を行うためのスローガン、或いは正当化の手段として神武天皇を用いたのではないかと思われる。
この八紘一宇は「世界を一つの家にする」と言う意味で言われているが、どちらかと言えば「天皇に従わない人間は懲らしめる」という意味合いも籠っていたのではないか。大日本帝国による侵略の正当化にも使われた大義名分であり、自国至上主義的な考え方でもある。当然、海外の人間には受け入れられない考え方でもある。

山田宏議員はまず自身の歴史を省みてはどうか

ところで山田宏議員の女性問題と絡む話だが、離婚騒動の際、子育てに積極的でなかったと言われている。
「保育園落ちた」のブログに対して「生んだあんたの責任」と冷たい批判を浴びせたことでも知られる山田宏議員であるが、自身は子育てに殆ど参加しなかったと離婚裁判で告発されるのであるから、あまり良い話ではない。
ある意味で、山田宏議員は日本の歴史についてどうこう言うよりも、自身の歴史についてキチンと省みるのが先ではなかろうか。
山田宏議員が自身の歴史を振り返って「親の責任」を全うしたのかは御聞かせ頂きたいものである。
国会議員が私企業である予備校の教育内容に圧力をかけたことは表現の自由の侵害であるが、建国記念の日に間違った日本史のツイートをした挙句、1人の人間として「自身の歴史」に真摯に向き合っているのか。
いずれにしろ、駿台予備校を批判できるような立場では無いだろう。

与党批判だけでは支持は集まらぬ

≫ 続きを読む

憲法   2021/10/16   センチュリー・大橋
PAGE TOP