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Twitter政治がコンプレックス商売の巣窟と化している件

スーパーいなばの気動車特急

新型コロナによる景気悪化が進む中、政治の世界は日本の進みたい方向性が未だ見えてこない。
新型コロナが10年続き、感染拡大を前提とした上で持続可能な社会構築をしなければならないが、そのための議論はスタート地点にすら立ってはいない。
果たして持続可能な社会の構築について話し合っていかなければならないのだが、コロナで発覚したのは「日本の政党に作りたい国のビジョンが無い」ということであった。

喧嘩ばかりで疲れるTwitter政治

日本の政党に創りたい国家のビジョンが無い。これは日本にとって大きな痛手であり、創りたい国家のビジョンを描くことは急務である。こと政治家はTwitterをやっていることは多いのだが、果たしてTwitterを活用して有権者と建設的な議論はできないものなのか。
Twitterにはことばかりを呟く政治アカウントと呼ばれるグループもあり、何万といるアカウントの中には大局的な視野でビジョンを描ける人間はいるであろう。
140文字ながらオンライン上で幅広く文字上の会話も出来るTwitter。色んな意見を取り入れて目指す国のビジョンを形成するのに役立ちそうである。
しかし、現実にTwitter政治で起きていることは、そんな大層な代物では無かった。
日々繰り返される、罵詈・雑言、怒りと正義感に満ち溢れたレスバトル、方や炎上した末、法的問題など枚挙に暇はない。

「自分たちは大きな敵と戦っている!」

ザ!世界仰天ニュースで出たあの光景、確かに彼らは大きな敵と戦っていた。弁護士という、最も敵に回してはいけない大きな敵と。そして敗戦した。
流石に法的問題まで行ったものは多くないものの、Twitter政治で行われているのは喧嘩と罵詈雑言。誰も国家のビジョン、創りたい社会の話なんかしちゃいないのである。そんなTwitter政治アカウントを他の一般有権者が見れば疲れるのは当然で、かくして政治アカウントはシャットアウトされることとなる。

Twitter政治アカウントはコンプレックス産業の恰好のお客さん

そもそも政治アカウントは何故頻繁にレスバトルをしているのであろうか。
いくつか要因は考えられるが、一つの理由として、無名のアカウントがフォロワーを増やすのにはショーが必要だということだ。そのショーを演出するためには信念の合わない人間をターゲットに引用リツイートを用いたレスバトルを行うことは、有効な手段である。言わば、Twitterでフォロワーを増やすコツの一つが「自分の劇場を作ること」なのだ。
加えて、人種差別、民族差別を行う政治アカウントは、本人自身にもコンプレックスがあり、かつ普段(現実社会)では真面目である、或いは目立たない(大人しい)ことも少なくない。
そんなコンプレックスのあり、妙に生真面目な人間は、ある種のビジネスがやりやすい。それが「まとめサイト」だ。
Netgeekなどは訴訟事件も起きているが、まとめサイトは概ね検索エンジンより、Twitterのリツイートで拡散されて目にすることが多い。アジテーショナルなタイトルを振り、Twitterで過激な短文ツイートをすることで、多くの「生真面目なコンプレッサー達」が拡散する。
一方、かたや政権(というよりは安倍晋三)を礼賛して中国や韓国に対する敵国心ばかり呟くアカウントがいる反面、これまた政権批判でストップしてしまっている者も多いのが否めない。共通しているのはどちらも、恐らく現実世界に「政治以外の何かしらの不満」があることは垣間見えるのだが、どんな社会を創りたいのかは当人同士が「よくわかっていない」ことが多い。
結局のところ政治で一番大事なことは「どんな社会を創りたいか」である。
今のTwitter政治はシステム開発で言うなれば、要件定義がされていない雑多なシステムであり、これからの社会を良くするための設計図を持ってこれる人がいない。
当然、罵詈雑言渦巻くTwitter政治界は一般有権者からは敬遠され、Twitter政治アカウント同士も「実は政治では無くて宗教の話をしている」ということに気が付かない。与党も野党も結局のところTwitter支持者の性質が反映されただけでしかないのかもしれない。それ故に一般有権者にとって政治はますます遠い存在になり、依然として低い投票率が続くことになるのだ。
生活問題   2021/02/25   センチュリー・大橋
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