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サキマ淳…沖縄県知事選挙で味方から撃たれる⓵

統一教会ゆえの敗北なのか?

9/11に沖縄県知事選挙が行われ、結果は玉城デニー氏の当選となった。
公約達成率が少ないことを問われていたが、小池百合子氏のように、必ずしも公約達成率が選挙のマイナスポイントとなるとは限らない。
現職は選挙に於いて基本的に有利なポジションにあり、まして知名度の高い小池百合子氏や玉城デニー氏のように、元々の知名度が高い人間なら猶更である。
さて、そんな玉城デニー氏の対抗馬は佐喜真淳である。
佐喜真淳。フリガナを振っておこう。サキマアツシである。
玉城デニー氏からは大差とは言えずとも、それなりの差を付けられて敗れており、毎日新聞は統一教会との接点が敗因では無いかと見ている。
しかし、そもそも今回の選挙は佐喜真氏への有効票がどれだけあったのかすらが怪しいと思われる光景がTwitterで広がった。
それは、名前を読めない人が多くいたのである。

正:サキマ淳・誤:キサマ淳

カタカナ名の大敗北

佐喜真淳候補は選挙ネームを「サキマ淳」と言い、佐喜真の部分をカタカナにして立候補している。
そして、なんと歌まで出して選挙キャンペーンを展開していたのである。
政治家が親しみやすさを演出するために、自分の名前を平仮名にしたり、カタカナにしたりすることはよくある。しかし、これが不幸の幕開けであった。

何が凄いって、名前を覚えて貰えないことである。
カタカナ部「サキマ」は文字を入れ替えると、あたかも実在する人物のような錯覚を受ける。何しろ「サマキ淳」だの「マサキ淳」だのと候補が乱立してしまうのだ。
しかし、その中でも飛び切り凄い間違いが「キサマ淳」である。

政治の世界は喧嘩が発生しやすい世界であるからして、対立者から「キサマ淳」と言われるのなら、まぁ理解できなくはない。前回同様に、今回も争点になっている辺野古移設問題は、沖縄の中でもセンシティブな争点と言えるだろう。米軍基地を巡る沖縄県内の対立と言うのは、本土の人間にはやや理解し難いものがあり、沖縄には基地によって困る人もいれば、基地が無いと困る人もいるのである。加えて沖縄は薩摩が侵略するまでの間は琉球として独立した国であったから、本土とは民族も異なる。それが基地問題を更にセンシティブなものにさせるのだが、今回はそういう話ではない。

そもそも「キサマ淳」などと言う言葉が「支持者から出た」と言うことが、何より哀れな話なのである。

「キサマ」は打ってて違和感を感じなかったのであろうか…

とにかく佐喜真候補は選挙期間中、度々名前を間違えられている。
その中でもすこぶる傑作なのが「キサマ淳」であった。
これが対立する人間の揶揄する呼び方ならばいざ知らず、応援する側から「素で間違えて」呼ばれた名前である。悲しい。入力していて違和感を感じなかったのであろうか。
キサマは漢字に直すと、AndroidではSonyもLGも「貴様」しか表示されなかった。Windows10のタブレットで「紀様」と「黄様」に「毅様」と「輝様」が表示された。いずれにしても「打っていて違和感を感じなかったのか?」と言いたいレベルである。
これではまるで味方から撃たれているようではないか。

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サキマ淳…沖縄県知事選挙で味方から撃たれる⓶

ヒゲの隊長にも見放され…

佐喜真候補を応援するため、1人の男が沖縄へと向かった。
名は佐藤正久。
かつて自衛隊で隊長をしていた男で、イラク派遣でイラクに行った猛者である。
「ヒゲの隊長」の異名で親しまれ、キメッキメのサングラスで沖縄へサキマの応援に向かうも、人の名前を覚えるのは苦手らしい。

サキマ淳の名前を間違えるヒゲの隊長:佐藤正久

佐喜真候補の名前は正しくは「サキマ"淳"」である。敦賀の敦ではない。

佐藤正久はイラク派遣でも現地で活動した。彼はイラクで人に銃を撃たなかったが、沖縄で味方を撃ってしまったようである。
彼は応援している男の名前を覚えられなかった。そのツイートには2.2万人が「いいね」を押し、とても良く拡散されたようだ。

スタッフも名前を間違える

どうにも佐喜真候補は味方に恵まれなかった気がしてならない。
いや、少なくとも佐喜真候補を応援していたボランティアやスタッフは、皆やる気があって応援していた筈であろう。
しかし、モルトケ理論よろしく、意欲はあるが、能力が低い人が公式Twitterを運営すると、碌なことが起こらない。

恐らく本人が直接ツイートしたものではないだろう。
もし本人の直接ツイートによるものならば、県知事になる前に認知症のケアをお勧めしなければならない。恐らく秘書かスタッフの代行ツイートであろう。
そして、なんと公式Twitterアカウントで「自分の名前を間違えた」のである。

佐喜真候補の正しい名前は「サキマ"淳"」である。
敦賀の敦ではない。
しかし、困ったことにスタッフからも名前を覚えて貰えなかったようである。

だいたいツイートに載せた写真に「サキマ淳」と書いてあるではないか。こうなるともう味方に背中を撃たれたようにしか見えない。

サマキ淳にマサキ淳の大混戦…有効票はどれだけあったのか…

佐喜真候補は何故敗れたのか。基本的な玉城デニー氏の勝因は小池都知事と同様に考えて良いと思われるが、それ以上に佐喜真候補の敗因の方に切ないものがある。
少なくともついったTwitter上に於いて「サキマ淳」の他に「サマキ淳」や「マサキ淳」がおり、何より公式ツイートからも「サキマ敦を沖縄県知事に」というツイートが為されてしまった。
「サマキ淳」にしろ「マサキ淳」にしろ「サキマ敦」にしたところで、もはや別人である。
いや、寧ろ支持者の中から「キサマ淳」などと盛大なミスショットをかます者もおり、果たして「サキマ敦、マサキ淳、キサマ淳、サマキ淳、サキマ敦」などと羅列されてくると、どれがどれだかわからなくなる。大半の応援者は本土にいる人間であっただろうが、しかしして、投票用紙に名前を間違えられて無効票になったものが一定数あるのではないか?
それがどれだけの票数になるのかわからないが、これが戦ならかなり味方から銃を乱射されていたことは確かである。

無論、それらの記入ミスが無かったとしても、玉城デニー氏の勝利は変わらなかったであろう。
しかし、ここまで名前を間違えられた者は他にはおるまい。
佐喜真候補の陣営は名前間違えと言うなの同士討ちを行い、佐喜真候補自身もスタッフに名前を間違えられ、しまいにヒゲの隊長がトドメを刺してしまったようにも見えなくはない。
これが選挙に影響を与えなかったようには到底思えず、次回の県知事選では「佐喜真敦」と漢字で立候補した方が良いだろう。

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