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朝倉未来vs素人とのストリートファイトは「ただの虐め動画」だった

写真:諫早市のフリー写真素材より

ストリートファイトと言うのは当たり前であるが、現実にやったら決闘罪で逮捕であるが、Youtubeには決闘罪スレスレ案件な動画が流れることもあるらしい。
最近あったストリートファイト企画ではAbemaTV企画による「素人が朝倉未来を倒せたら1000万円」というものがあったそうだ。
その内容に関してYoutuberシバターが苦言を呈していた。
普段格闘技に関心のない筆者でもシバターの苦言が気になり、Twitterにアップされていた試合とも呼べぬ切り抜き動画を視てみたが、それはまぁ酷い内容であった。
素人参加者の内の一人である後藤祐樹は「歯が折れた」という噂が流れ、スポーツ報知では顔が腫れ上がった痛々しい姿がアップされている。
実際のところ歯が折られたということは無いようだが、鼻が折れたというのは本当のことのようである。
後に朝倉未来はシバターに反論しているが、少なくとも動画を視る限りにおいては、シバターの言うことが正解と言えるだろう。

シバター指摘の重要論点

かつてシバターは朝倉未来の企画した素人とのマッチメイクで、元ピーマンズスタンダードの南川と対戦したことがある。
この試合、よく見て見るとシバターは最初からガードの構えを出そうとしていることがわかる。どうしてそんな試合にしたのかは動画で語られていたが、素人との対戦に於いてプロが配慮しなければならない要点を述べている。

⓵素人相手にケガをさせてはいけない
素人は防御の仕方がわかっていない
⓷そもそも完全な素人とプロをマッチさせてはいけない

特にシバターの指摘で重要なのは「素人は防御の仕方がわかっていない」ということである。
いかんせん中学・高校の柔道でさえ大怪我をするのが格闘技というものである。後藤祐樹は「そもそも無謀だった」と突っ込まれているが、だからこそプロとしては後藤祐樹に配慮した戦い方が必要だったのではないかというところである。
スポニチが出した朝倉未来のシバターに対する反論記事で、元プロボクサーだった人がYahoo!コメントにこんな言葉を載せていた。

自分は元ボクサーだが、ボクシングでいうとたった1年くらいでもしっかりトレーニングを積んだ人とただの素人では雲泥の差が出ます。
おそらく1〜2分以内には素人が倒されるでしょう。そもそも素人がボクシンググローブをつけて力任せに無茶振りすると1分ももたずに手が上がらなくなります。
プロと素人がやるような企画は大きな事故が起こる前に止めるべきだと思います。

素人とプロなど、そもそもストリートファイトなど成立しようもないということだ。
プロを前にした素人はストリートファイターどころか、単に車に轢かれに行く歩行者に過ぎないということである。

格闘技啓蒙どころかただの虐め動画でしかない

一応ストリートファイトとは銘打ったものの、朝倉未来側としては「ストリートファイトを模したセットである」ということで、最低限の安全策は取られているとのことだが、それこそ朝倉未来のスープレックスで受け身を取れなかった後藤祐樹は、少し遅れて障害を起こしていたとしてもおかしいことではない。
いったい何故Abemaはこんな企画を良しとしたのか。シバターの動画を視る限り、Abemaに企業倫理は無かったのであろうか。
動画の内容も朝倉未来が素人2人へ一方的に暴行するような内容にしか見えず、格闘技の啓発どころか、虐めの促進にしかなっていない。
シバターは動画内で「格闘技界で飯を食ってる人がこんな企画を評価してはいけない、排除しなければならない」と言っていたが、正にその通りである。
そもそも動画の構成は全く「格闘技を楽しむ動画」にはなっていない。あの構成は「朝倉未来が素人を虐める光景を楽しむ動画」なのだ。だからこそプロの格闘家や解説者が「こんなものを評価してはいけないし排除しなければならない」のである。
かつてシバターが南川と戦った時に、朝倉へこう言っていた。
「こんなん流行らんやろ」
その時の朝倉の表情は茫然としたもののように見えたが、実際問題として流行るものではなかろうし、流行らせてもならないだろう。

介護事業者の数を半分に減らせー話はそこからだ

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ
  2021/11/22   センチュリー・大橋
タグ:ビジネス
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