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中の人が本命‼:キャラと中の人が一体化していくのは不幸の極み⓵

ファミリーマートでコラボされている、なもり先生描きおろしHololiveのキャラで、クリアファイルが余る店舗を全体的に見て見ると、大空すばる、夜空メルのどちらかが残っているのが定番である。
なもり先生描き下ろしだけあり、実に魅力的な仕上がりになっているのだが、いったい何故こんなに余っているのかと、戸田市のファミマをハシゴして不思議な気分になったものである。
それを各キャラの名前でGoogle検索をかけてみると、ネガティブワードが続いていた。
このネガティブワードの原因の一つが身元を割り出されたこと(演者の顔写真流出など)にあるが、最近話題になった潤羽るしあ騒動などを見るに、まっことVTuberの運用の難しさを感じられるものである。

声優アイドル化の延長の悲劇

潤羽るしあ事件の背景には、やはり声優アイドル化の延長に事件が待っていたのではないかと考えさせられる。今やすっかり声優はアイドル化してしまい、キャラを演じる能力以外にも、歌って踊れる能力まで必要になってきているのである。じゃあこれはいつからそうなったんだと思慮するのだが、少なくとも島本須美氏が青年期だった頃にも、その芽はあったようである。
声優がバンドを組んで歌っていたり、あるいは写真集を出すということは今に始まったことではなく、平成初期にはあったということだ。
この辺り、私はアニメ業界の文化について詳しく知るところではないため憶測でしかないが、初代アイドルマスターの辺りから「歌って踊れる声優」が必要になってきたのかも知れないと感ずるところではある。
とは言え、初代アイドルマスターはモーニング娘の影響を受けて作られているのは知られるところではあるが、アイドル好きな知人曰く「今のアイドルと比べると昔のモー娘のダンスは宴会芸レベル」とのことであった。2005年段階で声優に「歌って踊れるレベル」が必要だったのかはわかりかねるものである。
尤も、天海春香は既に17年間高校生を繰り返しているロングアイドルである。中の人がステージで「歌って踊る」のはかなり体力的にも厳しいと思われるため、流石にそこまでは求められないであろう。
一方、涼宮ハルヒを演ずる平野綾氏は、Youtubeでハレ晴レユカイの綺麗なダンスを披露している。今は舞台を主に活動されているとのことだが、それは流石と言ったところであろうか。
声優が裏方ではなく、表舞台に立つようになったのは一見好ましくも見えるが、一方で「ルックスが求められるようになった」という負の側面がある。少なくとも主役を張るにはルックス偏差値も高くなければならなくなったのだ。これは恐らくVTuberにも言えることであろう。

演者の私的な交際が制限される愚

にじさんじ、Hololiveと言ったコンテンツは中の人にとって、声優になるための登竜門的なものであると解釈していたが、現実のところはどうなのか。個々の中の人にとって目的が異なるかもしれないため、私のような素人が口を挟むのも野暮なものではあるのだが、ただ1つだけ言えることは「キャラと中の人は切り離した状態が良い」ということである。
声優のアイドル化が進んだことによって起きたことは、演者の私的な交際の制限が進んだということである。
先の平野綾氏も男性関係のスキャンダルを報道されたことで声優から舞台女優へと転身していくわけだが、相手が反社会的勢力でもない限り声優個人が誰と交際しようが自由である。反社会的勢力との関わりは一般の会社人でも禁止されているであるし、社内恋愛については就業規則で禁止されているケースもあるであろうからともかくとして、少なくとも声の仕事である声優は誰と交際しようが自由であることが望ましい。ただ、声優のアイドル化は結果的に声優の自由恋愛を剥奪することになってしまったわけである。繰り返すが、潤羽るしあ騒動はこの延長にあったと考える。
とりわけVTuberはキャラと中の人が一体化されて見られる傾向が強く見られる。
本来、役者とキャラの分離が出来ていれば、かの問題は取り立てて騒ぐようなことではない。相手が反社会的勢力でも無い限り、中の人が誰と交友関係を結び、誰と恋愛関係になろうが自由である。しかし、役者とキャラが分離出来ていなかったことにより、役者の私的交友に制限が掛かってしまったということである。

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