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イーロン・マスクの考え方がザ・昭和の日本人:Twitter買収後の悲劇⓵

写真:白山市のフリー写真素材より

Twitter社買収にあたり、イーロン・マスク氏は従業員の75%は削減予定であると言われていた。
2022年の10月末にTwitter社買収を完了してからというもの、人員削減は早速始まっているようだ。
イーロン・マスク傘下になったTwitter社は「週最低40時間はオフィスへの出社が必要」になり、IT企業でありながら在宅勤務は認められない方向性になるなど、彼が手掛けた事業の先進性に反して古い働き方に戻ろうとしている。
その姿はまるで日本の「昭和のオヤジ」を見ているようである。

そもそも何故Twitter社を買収したのか

実のところ尤も不思議に感じられるのは何故マスク氏がTwitter社を買収しようと思ったのかというところである。
「金持ちの道楽」と言ってしまえばそれまでであるが、日本はともかく、アメリカの主流を張っているSNSはTwitterではない。基本的にはFacebookが主流であり、日本と比べればTwitterユーザーの割合は多くは無いのだ。

1つ言えば、マスク氏はザッカーバーグ氏とは不仲であることがTwitter社買収の遠因かも知れない。ザッカーバーグ氏と不仲であるからして、当然Facebookなど使わない。それ故にマスク氏の主要な投稿元はTwitterとなる。
何しろマスク氏のザッカーバーグ嫌いは徹底している。テスラもSpaceXも企業としてFacebookのアカウントは所持していない。
つまり、マスク氏の私生活はTwitterと一蓮托生と言っても良い。ある意味でツイ廃なのだ。

また、Facebookと比べると、Twitterは扇動性に優れたSNSであり、ある意味でマスク氏との親和性は高かったとも言える。
そういう意味では、確かにTwitter買収は他でもないマスク氏のためにあると言えよう。ツイ廃としてはTwitterの存続が出来なくなるのは問題であり、Twitterを存続させるために、自らTwitterの神となる道を選んだということであろうか。
少なくとも今やジェフ・ベゾフ氏を凌ぐ富豪になったマスク氏には、それだけの力はあったのである。

基本的にマスク氏の価値観は昭和のオヤジに近い

ところでマスク氏は時折、日本を気にかけているかのような発言をすることがあるが、それもある意味でその筈かもしれない。
イーロン・マスクという人物の基本的な価値観は「昭和のオヤジ」に近いのである。

昔、リゲインのコマーシャルでは「24時間闘えますか」というフレーズがあった。尤も栄養ドリンクを飲んだところで24時間闘えるようにはならないが、その時代のサラリーマンはそれだけ猛烈に働いたということである。
何より、マスク氏自体も会議室に寝袋を持ち込んで泊まり込むほど猛烈に働いているが、マスク氏の発言には昭和の日本人を理想とするかのような発言がある。

「寝ている時間以外はがむしゃらに働いてください。他の人が50時間働いている時に100時間働けば、2倍のことを成し遂げられるはずです。」

当然そんなことはない。だいたい人間は1日で12時間勤務すると泥酔状態で仕事しているのとほぼ同じような状態になると言う。更に言えば、裁量のある経営者と裁量のない労働者では仕事に対するストレスも異なるし、何より創業者には創業者パワーがある。創業者と労働者は完全に別の生き物と心得た方が良い。

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