そこまでするか?!:戦時中・・・民意はここまで暴走した!!
8月15日は日本人の一般的な認識だと終戦日。
実際の終戦日は太平洋戦争が9月2日、日中戦争で9月9日だが、共に日本の敗北で終わったことは強く認識していく必要があるだろう。
そんな悲惨な戦争だが、一方で国民の支持もあっての戦争であったことはよくよく注意しておく必要がある。
国の命令として知られていた敵性語の追放やペットの供出が、実は民意の暴走によって起こった現象であるということを紹介しよう。
私も知らなかったのですが、戦時中英語を敵性語として禁止したのはそういう命令や法律があった訳ではなく民間が自発的にやった事だったんですね。国に忖度したんです。最初は国が煽った面があったにせよ、その内民間の方が先鋭化してしまい、国がそれに迎合していく内に暴走して破局を迎えた訳です。→
— 誠意大将軍 (@Myoritomo1192) August 11, 2019
戦時中のペット供出。国民の間で盛り上がるだけ盛り上がったが、当の軍は元々犬猫の毛皮を特に求めてはいなかったため、ほとんど活用されずに終わった。これが民間から沸き起こった献納運動だったというのが戦争の狂気を表していると思う。 https://t.co/ZeSX6XSQzs
— 牟田口廉也(fake)空腹実現党総裁 (@renya_mutaguchi) August 9, 2019
リプライの反応
それを国や軍が締め付けたのではなく民間から湧き上がる同調圧力の怖さというのがこの話題ですよ。
— ネムイ (東京) (@sleepykei) August 9, 2019
この前の東日本大震災の時もイベントなど不謹慎だ、被災者の気持ちを考えろという声は民間から上がったの覚えてませんか?
ちなみに朝日新聞もこんな感じで軍用機献納運動をやってます pic.twitter.com/Xz83OYqFvI
この国は発狂していたのですね
— in the pocket (@pocketof3w) August 10, 2019
もう一度この時代がくる?
戦争は普通の人から判断力や正常な思考を奪うと言う典型だな。
— ホセカル (@ouzenji110) August 10, 2019
今だって韓国ヘイトが満ち溢れているが、普通に考えたら彼等は何も悪く無く、むしろこちらがおかしい訳で。
それが誰が一体何の目的で誘導してるかを考えないといけない。まず思考する事、これが無いとすぐ騙されます。
日本人の忖度魂に火が付くと要らんことまでやらかすので取り返しのつかない事態になりますね。因みに敵性語を学習しないと敵の情報を入手できないのですがそういう意見はどこかに吹っ飛びます。それに引き換え米国はいち早く日本語教育に取り掛かっていますね。
— スレッジハンマー (@21pz) August 11, 2019
軍では陸軍も海軍も英語化している日本語を使わないと仕事にならないんで当たり前に使ってました。エンジンとかプロペラとか、軍歌でも歌われてます。
— みんけんひで (@aima99hide) August 11, 2019
犬猫を毛皮として供出したのも同様。
理論は無視して精神で「お国のために」。
勝てるわきゃありません。
自分も以前はてっきり公的機関からの通達などによるものだと思っていましたが、以前調べたら具体的な指示が無い事に驚きました。これぞ草の根ファシズムです。
— makoto (@makotodeth) August 11, 2019
おはようございます。特に陸軍士官学校では
— Meme (@MemePxl05751) August 11, 2019
カレーを辛味飯と言い換えたりすごかったようです。
海軍兵学校も危うく英語廃止になりかけましたが
校長の井上成美大将が「海軍の英語は公用語。
兵学校でも英語は続ける」と強い気持で押し切りました。
英語は敵国語と言われ学校でも教わらなかったと昭和一桁生まれの父が言ってました。JAZZなどの音楽も禁止されたそうですね。
— marimo حظا (@jazzorgan2000) August 11, 2019
日本は同調圧力が強いので、今でも簡単に非国民!って言ってしまうんでしょうねぇ、、、。
戦時中、暴走していたのは民意もまた然りだったわけである。
東大研究最前線でユーゴスラビア紛争がなぜ起こったのかというプロセスをプレゼンで聞いたが、それは2019年現在の日本と同じような報道がユーゴスラビア内で度々行われており、いよいよ民族が分裂したところで紛争が始まっている。
決してトップダウンだけではなく、ボトムアップでの暴走が起こっていたことは、忘れてはならないのだろう。
