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賃金問題

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立憲民主党はエターナル野党を目指しているのか:魅力的な政策が無い

立憲民主党の政策第二弾が第一弾に続き、非常にショボイ政策が並んでいる。
第一弾では学術会議任命拒否の6人の任命、赤木ファイル文書開示、森友・加計・桜真相解明チームの設置などが書かれていたが、ハッキリ言ってそのようなことは国民が求めていない。
コロナ対策緊急チーム設置にしても、次の選挙で政権をひっくり返すほどの支持率は無い。
そんな国民をガッカリさせる・・・いや、ガッカリさせるレベルにすら達しない小学生レベルの政策を掲げた第一弾に続く、第二弾もこれまたショボイ。見れば見るほど政権を獲る気を全く感じさせない、お寒い政策ばかりである。

立憲民主党の政策第二弾

Twitterの反応

優先順位の見えぬ噴き飯ものの政策…社会が全く見えていない

リベラル的な政策は個人的には好みであるし、実現した方が良いことは確かである。
だが、そもそも優先順位はそこではない。リベラル的な政策を実行する以前の問題として、増える税金、減る所得、明日の生活すら見えない貧困者が増えているのが日本の現実である。
「夫婦別姓」などそれ以前の話で、なら「夫婦別姓が実現すれば婚姻が増えて少子化は解決するのか」というわけでもあるまい。
まず所得(生産性)の向上、消費税を無税にして景気を底上げし、法人税によって税収をカバーする仕組みが必要だ。

新型コロナ戦争は未だゼロコロナを目指しており、そうしている間にも飲食店がバタバタと潰れ始め、続いて関連業界が倒産していくのだが、その現状は見えているのか。シルバーウィークにも関わらず宿はガラガラ、空室の目立つ宿がある惨状は目に入っているのか。明日の見えぬ声に出せない人の悩みが見えているのか。まずここからして問題なのである。

リベラル的な政策は国民の所得が上がり、貧困率が少なくなった「ある程度余裕が出てきた」中で実施するのは大変宜しい事。反対する理由もない。
が、そもそも貧困率や失業率が高まり、可処分所得は減り続ける今、国民にそんな余裕は無いのである。
以前、野党はUSPを持てと書いたが、そもそも「そんなものは無い」ということかも知れない。
本気で政権を獲る気なら生活者目線に立つべきだが、立憲民主党は全くその視点が存在しない。これでは政権を獲ることは不可能だろう。

与党批判だけでは支持は集まらぬ

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賃金問題   2021/09/20   センチュリー・大橋

ポムポムプリンのツイートがアベノミクスをよく表していると評判に!:トリクルダウンなど起きない

ひと昔前に話題になったポムポムプリンがアベノミクスを風刺している絵図があったが、最近再び小さく広まっている。
トリクルダウンは起きない。それをよく表した一枚絵が、次の流しそうめんに表れている。

「ながすでちゅう!」
そんな怒りの声を上げる鼠をよそに、ポムポムプリンはどんどんそうめんを食べていく。そうめんはポムポムプリンでストップし、下の動物に流れてくるのは水しかない。これが現実経済で起きていることとよく似ており、アベノミクスをよく表したツイートとして秀逸なツイートと一時期評判であった。

ポムポムプリン×アベノミクスの評判

アベノミクスにおける経済の動きは量的金融緩和(異次元緩和)で通貨発行量を増やし、まず大企業に回すことで、そこから下に降りていくことを目標にしたものであった。
量的金融緩和をすることで円の価値は下がり、為替面では円安になる。その結果、輸入品の物価は上昇するため、食い物の値段が上がったりサイズが小さくなったりする。
一方でアメリカとしては円安誘導されたことにより、自国の輸出産業(特に自動車メーカー)には悪影響が起こる。
これにより日米FTAという日本にとって全く旨味のない条約を押し付けられ、為替操作禁止条項を飲まされることになった。
一気に上がった為替に対し、賃金の伸びは大して上がっていない。
年金の積み立てを投入して官製株価を作り出したものの、企業の本質的な収益を稼ぐ力が鍛えられたわけでもないため(現に日本のPCメーカーは実質的に外資の部品を組み立てて使っている)、上がった株価に対して企業体力が上がったわけでもない。その結果として内部留保を溜め込んだとも言えるだろう。
尤も、名目賃金に関しては「お気持ち程度」には上がったのだが、物価上昇、および社会保険料の肥大化によって、手元に残るお金が少ないことには変わりない。
よって消費が伸びることもなく、見せかけの株価と起こりもしないトリクルダウンに任せた放漫経済がアベノミクスというものであった。
流れてこないそうめん。食べて肥大化するポムポムプリン。その意味でアベノミクスを体現した風刺になっており、このセンスは秀逸と言って良いのかもしれない。

コンプライアンス関連

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賃金問題   2019/11/30   センチュリー・大橋
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