QBハウスはキュウべぇハウスだった
「僕と契約して魔法少女になってよ」
魔法少女アニメにはマスコットが付き物のようであるが、まどか☆マギカのマスコットほど憎たらしい生き物も他にはおるまい。
そのマスコットの名前はキュウべぇと言う。
このマスコットと契約したが最後、人生の破滅一直線である。
その悪辣な契約への道のりは詐欺に騙されないようにするための教材としても使え、あるいは魔法少女はキュウべぇとの契約をクーリングオフできるのかなど、家庭科の授業にも打ってつけな逸材である。
キュウべぇの仇名はQBとも呼ばれ、理髪屋のQB Houseになぞって「キュウべぇハウス」などと言ったりもするものであった。
しかし、QBハウスが本当にキュウべぇハウスだったなど、一体誰が想像したであろうか。
契約が本気のキュウべぇ仕様
QBハウスの契約仕様はこうである。
QB社員「僕と契約してQBハウスの理容師になってよ」
— Simon_Sin (@Simon_Sin) April 1, 2022
理容師「保険の書類、QBハウスとじゃなくてあなたとの契約になってるんだけど」
QB社員「聞かれなかったからさ。知らなければ知らないままで、何の不都合もないからね」
というキュゥべえ仕草である #ss954https://t.co/c332AR7U6C
QBハウスで髪をカットしている理容師は利用者から見れば間違いなくQBハウスの理容師である。
しかし、QBハウスに雇用されている理容師というわけではない。労働者はフリーランス理容師としてこき使われることになる。
労働者は労使契約が結ばれると(はず)と思ってQBハウス「社員」と契約を結んだはずなのだが、実際には「フリーランスとして」エリアマネージャーとやらと「業務請負契約」を結ばされていたということだ。
それ故に残業代も出なければ有給休暇も付与されない。まさにキュウべぇの仕様なのである。
同様の仕様はすき家でも…
悪しきQBハウスの業務請負契約であるが、同様の仕様はかつて、すき家でも似たようなことをやったことがある。
期間従事者と適切な雇用契約を結ばず、個人事業主としての契約を結ばせるということがあったのだ。
本来、シフトや時間で管理される個人事業主など有り得ないのだが、どういう理屈か知らないが、個人事業主契約を結ばせると言うことが往々にしてある。
特に個人事業主として契約させられる場合、ともすれば業務上の過失に対し、損害賠償を請求されるなども起こりかねない。
そう言えば関西転居時にガスを開けてくれたのも、大阪ガスの社員ではなく、個人事業主であった。
東京ガスはキチンと社員を派遣していたが、大阪ガスから派遣されてきたのは社員ではなく、個人事業主だったのである。
そう言えば大阪ガスのコールセンターは、こちらから架けて40分繋がらなかった。
すき家と言いQBハウスと言い、こういう事態が続くと、労働者に対する適正な処遇を行っているのか不安になるところである。
労働者に対する処遇が適正になされていない場合、サービスの質も雑になる。ひいては、消費者のダメージとなって返ってくるのである。
期間従事者と適切な雇用契約を結ばず、個人事業主としての契約を結ばせるということがあったのだ。
本来、シフトや時間で管理される個人事業主など有り得ないのだが、どういう理屈か知らないが、個人事業主契約を結ばせると言うことが往々にしてある。
特に個人事業主として契約させられる場合、ともすれば業務上の過失に対し、損害賠償を請求されるなども起こりかねない。
そう言えば関西転居時にガスを開けてくれたのも、大阪ガスの社員ではなく、個人事業主であった。
東京ガスはキチンと社員を派遣していたが、大阪ガスから派遣されてきたのは社員ではなく、個人事業主だったのである。
そう言えば大阪ガスのコールセンターは、こちらから架けて40分繋がらなかった。
すき家と言いQBハウスと言い、こういう事態が続くと、労働者に対する適正な処遇を行っているのか不安になるところである。
労働者に対する処遇が適正になされていない場合、サービスの質も雑になる。ひいては、消費者のダメージとなって返ってくるのである。