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若者に告ぐ!「うっせぇわ!」嘆く暇があるなら一流の集まる街へ行け

「うっせぇうっせぇうっせぇわ!」
ラーメンを食している最中に流れてきた「うっせぇわ!」は、なんでも若者の支持を集めた曲として話題になったことがある
筆者はあまりボーカル付きの楽曲を聴くことは無いため、飲食店やスーパーに立ち寄った時でも無ければ聞くことのないものであったが、聴いていてつい気になる点があった。
退店後に歌詞を見て見ると、この曲に共感できたという若者には次のような特徴が垣間見れる。

❶小さい頃から人前では良い子ちゃんであったこと
❷社会のルール(暗黙の了解)には従順であること
❸一方で自分は出来の良い優秀な人間と思っていること
❹その上で社会への不平不満が大きい事

こんな感じであろうか。
とりわけ、どうしても気になったフレーズが「頭の出来が違うので問題はナシ。つっても私模範人間」というものだ。
「うっせぇわ!」に共感する人は、恐らく上司に不満を抱えているであろう。その上で、自分は仕事の出来る人間であると思っている。しかし、ならなぜ「三流上司」とやらの元に甘んじているのか。ここがどうにも腑に落ちない。

確かに日本企業はだらしないが

恐らくこの歌に共感した人は多くが日本企業に勤める若者で、上司や経営者は保守的で会社の文化は古臭いのだろう。
日本企業の経営者や上司の多くが無能なのは確かであり、だからこそIT革命から20年経ってもデジタルの普及は大きく遅れた。
20年前に掲げられた「e-Japan戦略」では「このままやと日本はIT後進国になるで!」と予言していたのだが、正に今、その予言通りとなってしまっている。
未だ20年前の価値観にすら追い付いていない中高年の多い日本企業で、マイノリティである若者はさぞ苦労していることだろう。
安倍政権ではアベノミクスなどと称して雇用の改善が謳われていたが、何のことは無い、高齢化で引退していくオールド世代の後にヤング世代が入れ替わっただけのことだ。アベノミクスなど関係なく、コロナが終われば再び人手不足時代に到来する。
何せ大企業の子会社でも、若者の繋ぎ止められない現状に冷や汗をかいているものだ。今の中高年はまだ昭和から脱却できておらず、そうした意味で能力のない人間が役職に就いてしまっていることは確かだ。
しかし、そうした不満を抱えつつも、不満を伝えないこともまた罪ではないか。
まして「頭の出来が違う」というなら、なぜ現状の不満な環境に甘んじているのか。

「私は頭の出来が違う!」というなら一流の集う環境へ行け

「うっせぇわ!」の歌詞中にある「頭の出来が違うので問題はナシ」というのは、本当に「私は頭の出来が違う」と思っているのであれば、色褪せた上司にとって、若さくて有能な貴方は手に余る存在だ。転職をオススメする。
しかし、ただ転職しても面白くはなかろう。一流の集う場所へ飛び立つべきである
わかっての通り日本企業のサラリーマンは一流にはなれない。だが、それがわかっていて何故不平不満を抱えたまま現状に甘んじるのか。
頭の出来が違う優秀な人間は、一流の集う環境へ飛ぶべきだ。具体的にはシリコンバレーや深圳のようなイノベーションセンター、世界の金融の中心地たるウォール街など、一流の集う環境で、一流と同じ目線で仕事をするべきではないか。
アメリカの大リーグが凄い存在である理由は、世界中から一流の選手が集まるからだ。
イタリアのセリエAは世界中から一流のサッカー選手が集まるのだから、優秀な選手は日本から飛んでいく。
もし本当に「私は頭の出来が違う」と思っているのであれば一流の集う環境に転職した方が人生は充実すると思われるのだが、して如何か?

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職業選択   2021/07/05   センチュリー・大橋

「コールセンターは3年で辞めなさい」できれば2年で転職が身のためです

コールセンターという仕事は人が辞める職業として有名であり、人が病める仕事としても有名である。
辞めるし病める。病めるし辞める。
辞めるのが先か病めるのが先かは人それぞれだが、いずれにしても長く働くような職場でもない。地方都市はコールセンター誘致に力を入れてきたとは言え、まだまだコールセンターは東京に多い。が、一方で東京で働き続けることを前提とするなら、コールセンターは長く勤務するところではない。はっきり言おう。転職した方が身のためである。

社会から隔絶された密閉空間

コールセンターは人が病めやすいし辞めやすい。その要因の一つとしては、センターが社会から隔絶された閉鎖空間であるということは見逃せない。
基本的にコールセンターは場所が公開されていないし、外部の人間が入ってくることは皆無である。
更に言うと物理的な意味での風通し(換気)も良くなく、窓がないことが殆ど。窓ガラスがあるだけだ。窓ガラスがあるだけなので、当然これは開かないし、換気なんてものも殆どなされない。
もちろん電話で会話することが仕事なので、人との接点事態はある。だが、人=社会というわけではない。人と接して社会と接せず。しかもコールセンターの仕事にはゴールがない(常に同じことが繰り返される)上、クレームも多く受けている内に心が荒んでくる。こうした環境が、実はイジメを発生させやすい要素も整っているのだ。
そう、困ったことに、コールセンターという職場は、イジメも多い。

そもそもSVが契約社員であるという不幸…

コロナ禍における緊急事態宣言下では、カラオケボックスには休業要請が出されているが、コールセンターなどカラオケボックスに負けず劣らず密である。クラスタの発生などしないはずがない。窓は開かない、隣の人とは密着状態。概ね座席は日替わり、月替わりで隣の人は変わるが、仕事自体にゴールもない。客からいびられ、SVからは早く電話取れと捲し立てられ、これじゃ病めて当然だとも言えるのだが、こんな環境になるとイジメもまた横行しやすくなる。これも人が病めるし辞める大きな原因の一つだ。
流石に漫画の世界のように露骨な嫌がらせは殆どないが、悪口、陰口は日常茶飯事になる。物理的な風通しだけでなく、人間関係的な意味での風通しまで悪いことも少なくない。
もう一つ絶望的のが、給料も安い。求人では「高時給!」なんて謳って募集が掛かるが、だいたい1500円以上なら確かに「コールセンターとしては高時給」と言える部類に入る。しかし、時給1500円で160時間働いても、手取りは19万円程度にしかならない。精神を摩耗する割に給料は決して高くは無いのだ。
キャリア面でも最低限、SVにはならないと、先はなかなか明るくない。が、このSVも狭き門で、だいたい10~15人に1人がなれれば良い方だ。実際のセンターではSVとオペレータの中間役職がいることも多く、これが5~6人に1人だが、やはり狭き門である。だが、SVになっても、大手コールセンター会社ではまだ「契約社員(非正規雇用)」のままと言う、これまた冗談かと思う話も加わってくる。
SVとは客から見ると責任者になり、社内的にも管理者として扱われるが、なんと責任者がバイトなのだ。お笑いとしか言いようがない。なお、マネージャーは確実に正社員が充てられるが、マネージャーに上り詰めるのもまた、至難の業である。

SVになれなければ長居は無用:CPHで実績作って転職すべし!

はっきり言ってコールセンターは3年以内にSVになれなければ長居は無用である。可能なら2年で転職できると尚良い。
だが、転職前に何かしらの実績は作っておくことをオススメする。それが応答効率で成績を出すことだ。
コールセンターは多くのセンターでCPHというものを計測している。これは1時間当たり何本の電話を取れたかということを計測しているのだが、たいていCPHは職場で公表されるので、自分の成績を把握するのには役に立つ。
業務知識面では1年も居ればほぼ全体を把握しているであろうから、素早く応対ログを残すフレームワークを作り、CPH1位を目指そう。最低TOP3。
一度でも1位を取ると職務経歴書が書きやすくなる。仮に異業種へ転職するにしても、何かしらの実績を作っておくと面接でもアピールしやすいため、1回で良いからCPH1位を目指してみよう。
どうせSVにならなければ収入というのはアップしない。だが、SVになるより、転職した方が収入をアップさせるのは簡単だ。少なくともセンターで1年居たら転職を見据えた実績作りを行うべし。一応コールセンターでは応対マナーが身に付くという側面はあるので、そうした武器を活かし、今度こそ良い職場へ転職して欲しい。

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職業選択   2021/04/29   センチュリー・大橋

プログラミング教室に行く前にキャリアデザインをせよ

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「年収300万円の下請けエンジニアがSMBCのソースコードを流出か?!」
こんなタイトルでマスメディアが新聞記事を書いていたら、事の深刻さは一般世間にもっと広がったかもしれない。
IT系は大別してWEB系と呼ばれる分野とSIerと呼ばれる分野に分別されているが、開発と運用が同一企業であることが多いWEB系と異なり、SIerは何かと複雑な利権構造になっていることが多い。
「IT土方」などと呼ばれる多重請負構造はして、見方を変えれば建設業界より酷い請負い構造にもなっている。
ITはこれから国力を左右する大事な産業となるのにも関わらず、この体質が変わらないことには先の日本も明るくは無いだろう。
だが、国家を憂う以上に大事なのは、個人として身を守ること。
一体どういう経路で年収300万円で苦しむエンジニアが生まれるのか。
現在では現在ならではの闇もあるため、自分が同じ闇に染まらないよう、予備知識は持っておきたい。

プログラミング教室がSESの入り口に?!

一昔前はアフィリエイト系の高額塾が流行ったが、今はエンジニア転職を勧めるプログラミングスクールが流行っている。
アフィリエイターと違ってエンジニアと言う響きは恰好良いし、なんとなく「世の中の役に立って高収入を得られる」という感覚にもなれる点で、アフィリエイト系高額塾に取って代わる下地があったのだろう。
日本でエンジニアが不足しているのは事実であるし、エンジニアの需要は一定数ある。
ただ、一つ考えないといけないのは、世界的にはエンジニアは理系の大学を卒業した人間が就く職業だということは念頭に入れた方が良い。アメリカなども大規模開発になると、一部分をオフショアへ委託しているが、日本語の難解性や海外の人間とのコミュニケーションの煩わしさから、国内で済ませられる部分は国内で済ませたいという発注者側の思いもあるのかもしれない。
しかし、SIer業界において、新卒以外の人間が一次受けベンダーに入れるケースは稀だ。大抵はNTTデータや富士通、野村総合研究所などがベンダーとして入るが、彼らは子会社に外注し、自分達でプログラミングをすることは殆どない。二次受けは一次受けベンダーの子会社であることが多いが、ここもプログラミングはあまりしないと言われている。
一次受けでプログラミングは殆どせず、二次受けでもあまりしないとなれば、三次請け以降がプログラミングの主になる。ここで登場するのがSES(システムエンジニアリングサービス)であり、悪名高き人月単価商売の世界になる。
プログラミングスクールは大抵転職支援もやっているが、キチンとしたウェブ系企業に行こうとすると、なんだかんだで高額であることが多い。方や、無料のプログラミングスクールもあるにはある。
ただし、無料のプログラミングスクールでは、たいていはSESに行くと言われている。尤も、求人サイトなどを見てもIT系の開発職は殆どがSESであり、SESの求人を避けるのはかなり難しい。

だからこそしっかりキャリアを見据えてIT業界に飛び込むべき

SESを避けるのが簡単ではない以上、IT業界への転身を計るなら、しっかりと将来設計をするべきだ。
本来なら理系大学の卒業者がガリガリと打ち込む世界に中途で入るのだから、それだけでも人一倍の勉強が必要になると言っていい。ITの多重請負構造はすぐに改善されることは無いであろうから、だからこそ5年後のゴールを見据えたキャリア設計が必要なのだ。
評判の良いスクールに入るための原資が無ければ、どう頑張っても最初は客先常駐SESになる可能性が大である。なら、いつまでSESにいて、いつまでに社内SEになりたいのかと言ったキャリアデザインを持ってIT業界に臨んで欲しい。
いったい何故ITの仕事に就きたいと思ったのか。何が理想地点であり、そこに辿り着くには何年以内にどんな実績を作っておかねばならないのか。そんな設計図を持たずにIT業界に行くと、GitHUBにSMBCのソースコードを流出させてしまった年収300万円のプログラマーのように、取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。

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職業選択   2021/02/20   センチュリー・大橋

転職で意識した方が良い3つの柱

原宿

ドラゴン桜外伝エンゼルバンクには転職に関する考え方で役立つことがたくさん書かれているが、依然として日本社会が転職に対して厳しい風潮があるのは確かである。
概ね30代を迎える段階で3回以上転職していると、年収アップのために行ける場所など外資かベンチャーに限られてくる。よほどのことが無い限り給料は下がり続け、這い上がるのは難しくなってしまう。
そこで貴重な20代の転職を無駄にしないためにも、転職にあたって意識して欲しいことをお伝えしたい。

転職で意識すべき3つのこと

転職の中で職業(企業)選択について考えて欲しいことは次の3つだ。

①利益率の高い企業を狙うこと
②急成長企業した企業かどうか
③自分の中の軸を持っているか

エンゼルバンクの中で「転職の成功に必要なのは勝ち馬に乗ること」と言われているが、これは正にその通りだ。
その勝ち馬を考える上で、取り分け意識した方が良いのは「利益率」であると言って良い。
重要なのは利益「額」ではなく、利益「率」である。

利益率が低い企業はブラックになりやすい

なぜ利益率を重視するのか。その理由は大別して次の3つだ。

🈩薄利企業はブラックな労働になりやすい
🈔投資に回す余力がある
🈪給与交渉もやりやすくなる

概ねこんなところで、薄利企業がブラックになりやすいのは、主に飲食店を筆頭に悲惨な話は暇がない。
つまるところ、利益率が高い企業はそれだけ設備や人材投資に回す余力があり、給与交渉もやりやすくなるということだ。
薄利企業はこの逆で、利益をアップさせるために少ない人員で最大量の労働をさせる方向に向かうため、得てしてブラックになりやすいのだ。
とはいえ急成長の企業などは経営の盤石が整っていないこともあり、堅実な転職を考えるには、利益率がそこそこ大きく、経営地盤のしっかりしたところが良い。
目安として営業利益率は5%以上ある企業が健やかに働ける企業として推奨できるレベルと言えるだろう。
派遣業界などは一般的に粗利が30%~40%だが、営業利益率で見るとかなり厳しい。派遣業界の営業はブラックだとよく言われているが、リクルートで約5~6%、テンプスタッフで約4~5%、パソナに至ってはなんと1%なのだ。
こうした業界であるため、当然にブラックな労働が蔓延りやすく、離職率は約3割と非常に高い水準だ。
よってワークライフバランスの面から考えても、利益率の低い企業は避けた方が無難だと言える。

自分の中で「ブレない軸」を持つ

転職で上手く行く人というのは、得てして業種か職種のどちらかは変わっていないことが多い。言ってしまえば「自分の中の軸」があるのだ。
例えば自動車整備士だった人が、自動運転のAIを作る会社に転職したというものがある。当該人物の話を聞いていると、複数社の転職をした中で「車に関わり続けている」という軸がブレていなかった。
そのため自動車に関する知見が蓄積されており、大手のIT企業へ転職できたのだ。
果たして自分は何と関わって生き続けていきたいのか。この軸を持っておくことは転職の成否には大きく左右するだろう。

あと老婆心ではあるが、転居を伴う転職は退職⇒再就業までの期間を2ヶ月程度取っておいた方が良い。そのための貯蓄も必要となるだろう。
引っ越しから新天地に慣れるまでの時間を考えると、ざっと2ヶ月程度は間合いを持った方が良い。そのため、転居を伴わない転職以上に慎重な準備をして臨んで欲しい。

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職業選択   2020/07/22   センチュリー・大橋

難関資格試験は25歳までに勝負を付けよ!さもなくば貧乏になる

平成後期になって司法試験や会計士試験の受験要綱が変わり、合格者を増やす方向に動いたものの、合格が難しいこと自体は変わらない。
出題範囲が広い上、短答式と論文式の二段構えで戦わなくてはならない。最終的な合格率はどちらも1割程度の狭き門だ。毎年9割が合格できずに翌年も挑み、次の年も合格できなかった受験者は少しずつ競争の場から去っていく。
一方で、逃げ時を見出せず、ズルズルと試験勉強から抜け出せない者もいる。
気が付けば30歳・・・。
職業経験もつ積めないまま歳をか重ねてしまい、合格するまで受験のレールを突き進むしかない。
こうなるともう地獄である。それを防ぐためには、どこかで見切りはつけなければならない。
株式投資にも損切りが必要なように、受験勉強にも逃げどころの見定めが必要なのだ。

 

25歳になったらとにかく就職せよ!

難関国家資格の勉強に於いて、最初にして最大の逃げどころは25歳だ。
25歳ならまだ若さのみで就職もやれる年齢であり、キャリア形成においては大きな後れとはならない。
もちろん新卒カードが切れない分、新卒で財閥に入った面々とは収入面でかなりの差はついてしまうが、単に大手/準大手に入って年収400万円以上の収入を得るだけなら、まだまだセーフラインとも言える年齢だ。
初任段階の年収は300万円台であろうが、少し年数を重ねれば20代の内に年収400万円までは行くことはできる。
若い世代のキャリア競争は25歳から30歳までの5年間、どれだけ密度の濃い仕事ができたかで変わってくる。
当然転職も30歳までにどんな基盤を作れたかが勝負になってくるので、25歳で逃げられないと後が大変だ。

気が付けば30歳…ブラックか派遣しか勤め先が無い

26歳以降になっていくと、職歴無しに於ける就職条件が段々と悪くなってくる。もし30代に入ってしまった場合、待ち受ける未来は悲惨だ。ブラックか派遣しか勤め先が無い。一発逆転などというのは最早なく、再起は極めて厳しい。
仮に30歳になって司法試験や会計士試験に受かったとしよう。周りの新人にはもっと若い者がいる。当然、法律事務所でも監査法人でも若さがある方が有利なので、上手く就職先を決めれない恐れは充分にある。
だいたい転職市場は6割のブラックと3割のグレー、1割のホワイト職場で構成されていると見て良い。
30代で職歴な無しの場合、1割のホワイト職場に行くのはかなり厳しくなる。

30歳…それでも逃げれなかったらSIerに行け

しかし、人間は時間を投資したものに対してなかなか逃げの踏ん切りがつかない可能性が高いものである。
その場合の処方箋、それはSIerに応募することだろう。
勿論正社員とは限らない。派遣の可能性も高い。それでも何かしらキャリアは作り始めた方が良い。その受け入れ先としては、SIerはかなり広い年齢から人員を雇っている。
開発職は若年層からしか採用されないことが多いが、運用職は年齢問わず採用され、業務に就いている。
運用職に至ってはプログラミング言語を使わないことも珍しいことではないため、30代以降にIT職へ入るなら運用職は採用される可能性があるだろう。
そこからどうキャリアをやり直すかであるが、改めてコミュニケーション能力とぶ文章力は養っておいた方が良い。
難関資格試験の勉強を続けて止めれなくなった内に、ワーキングプアに陥ってしまう高学歴保持者も少なくはない。30代になって「ブラックしか行き先がない」と言った事態にならないよう、25歳になったらキャリアを最優先に行うことを推奨する。

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職業選択   2020/07/05   センチュリー・大橋

コロナ不況で進むかもしれないフリーランス離れ:会社員への回帰現象

新宿都庁前(働き方:フリーランス離れ)

コロナウイルスは今や世界中に万円し、既に北半球の多くの国で市中感染のフェーズへと突入した。
市中感染が本格的に進んでいく中で各国が有効な対策を取れない中、イベントの自粛要請が成され、安倍内閣の数少ない成功例と海外から評価されたインバウンドも無くなり、不況の闇が日本を覆う。
日経平均こそ25日時点で19,546円まで回復したものの、一時的な反発と見る意見が多い。
日銀の株買いによって強制的に底上げされた株価は決して日本の実態経済を反映しておらず、配当が終わればまた下落するという見方が強い。
そんな中、多くの国民が関心を寄せているのは生活補填の支給が国から出るのかということだ。
コロナで消費が控えられる中、減った収入の補填が成されるのかということに、世間は大きな注目を寄せている。

働き方も変わってくる

コロナウイルス以前は「雇われない生き方をしよう!」ということでフリーランスという働き方がかなり持ち上げられた。
特にエンジニア界隈ほど顕著で「プログラミングできるようになって自由な働き方をしよう!」というのは日常的に目にする謳い文句であった。
この「自由な働き方」という言葉は聞こえは良いが、自由というものには「責任もセットになる」というのが基本だ。即ち自由な働き方を出来る分、自己責任になる要因というのも大きなものになる。
そしてフリーランスという働き方をする人達にとって、最大の難関が襲ってきたのが今このタイミングである。
なんと言っても疫病で色んな事業が打てない状態にあるのだから、必然的に仕事の総量が減ってしまう。日立が25日まで従業員1000人を自宅待機にさせたように、ややもすれば事業所ごと閉鎖するような企業も出てきよう。この渦中において、労働法規に守られた会社員の方が少ない不安で生活できることは確かだ。
勿論このような事態になっても仕事があるフリーランスは沢山いるだろう。ただし、この事態を前に仕事が減少、あるいは案件とん挫となったフリーランスもいるであろうから、そうしたフリーランスの中にはこう思う者もいるかもしれない。

「やっぱり会社員は最強だな・・・」と。

令和新時代:再び会社員の時代に回帰する

新型コロナウイルスの影響はまだまだ年単位で続くだろう。季節的に話題が収まることがあっても、また冬になったら再燃する可能性がある。
そうした中で、令和新時代は凡そ再び会社員が強い時代に戻るのではなかろうか。
確かにITバブル以降、雇われない働き方というのはもてはやされるようになってきた。PCとネット環境が繋がれば確かに仕事するのに場所は選ばなくて済むし、何よりクラウドワークスやココナラを使って仕事を獲得するフリーランスは多くなった(ただしクラウドワークスやココナラは単価が安いが)。一定数の売上を達成してきたフリーランスは特に不自由のない生活を送ってこれたのかもしれない。
しかし、コロナウイルスによる不況はこれまでの常識を覆し、一転してRADWIMPSのような大物歌手でさえ不安へと陥れる事態になっている。
ここで再び会社員というものの働き方が見直され、就職していく人が出てくるだろう。また、今後は大手への就職が一層人気の出ることは避けられず、就活・転職は完全に買い手市場へとシフトしていくと考えられる。
果たして今のフリーランスがどれだけフリーランスのまま持ちこたえられることができるだろうか。或いは会社員へ戻ることを考えるであろうか。
コロナ騒動は今後の働き方を変えるターニングポイントになるであろう。少数の大手企業やホワイト企業を巡り、熾烈な競争をすることになり、片一方でブラック企業はこれまで以上のブラックな働き方になる、などという未来が起こるのではなかろうか。

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職業選択   2020/03/25   センチュリー・大橋

キャリア形成は25歳までに生きる「方向性」を決めた方が良い

転職の多い人は時折「人生色んな経験をした方が良い」という言葉で自身の転職の多さを正当化することがあるが、少なくとも日本社会において、転職の多さは自滅への道を歩む危険な要因だ。
確かに学生の内のアルバイトとしては色々経験しておくことも悪くはないのだが、一度就職してジョブショッピングを繰り返すと、結局何も専門性が身に付かないまま貧困コースが確定である。
そうならない為にはどうすれば良いか。そこを考えてみよう。

業種か職種は固定するのが基本

転職が上手く行っている人の話を聞いていると、ある傾向に気付かされる。それは職種か業種に一貫性があるということだ。
例えば自動車ディーラーで整備に関わっていたとしよう。この場合、職種としては技術職であり、業種としては車である。さて、ここからの転職に当たって上手く行くにはどうすれば良いのか。ここは「エンジニアとして生きたい」のか「自動車に関わって生きたいのか」という方向性を打ち出しておくことが大切になる。

今の会社で整備士として働いていたなら、自動車整備の経験を生かしてより収入がアップできる会社へ機械系エンジニアへの転職が良いのかもしれない。
車に関わりつつ、整備士として得た経験を他の職種に転用したいなら、例えば営業職として自らの知見を基に顧客へ最適なアドバイスができるようになるだろうし、或いはメーカーで機械学習の道に進むと言った選択もある。実際、整備士から機械学習運用担当に転身した人がいたが、そこに至るまでの途中経過の職歴を聴いても「自動車に関わる」という点については一貫していたのだ。

そもそもキャリア形成とは何か?

近年はプログラミングがブームなのか、よく「エンジニアになって自由な働き方」とか「高収入!」と言ったものを目にするようなった。勿論それまでのキャリアでITとの関わりがある人や、或いはまだ20代中盤までの若者ならプログラミングで未経験からの一発逆転も良いかもしれない。ただし、20代後半になってプログラミングに夢を見てしまうのは、キャリア形成を大きく間違う危険性もある。
そもそもキャリアを形成するというのはどのようなものだろうか。言うなればキャリア形成とは一本の木を育てる作業のようなものだ。
まず幹となるものをしっかりと形成し、基板がしっかりと固まってきたら関連するジャンルへの枝葉を伸ばすのがベストな形成方法である。
一方、木に与えられる水(時間)には限りがあるから、二本の木を同時に育てるということは大半の人が出来ない。中には米山隆一氏のように医師と弁護士という日本の最難関クラスの資格を持った人がいるが、これは極めてバイタリティに溢れ、かつ才気にも恵まれた人であるからこそ成せる業であるため、多くの一般ビジネスパーソンには再現性がない。そのため、なんの道で生きるかという点については、一つの道に絞った方が良いだろう。

キャリア形成は25歳までが勝負

では自分のキャリアの方向性と言うのは果たしていつまでに定めれば良いのか。
基本的には25歳までに「道」は決めた方が良いだろう。大学を卒業してからだとMAX三年しか猶予がないことになるが、最悪、遅くても28歳までが猶予の効くリミットと言って良い。この年齢を過ぎてからの新規分野への方向転換は基本的に転落の人生に陥る可能性の方が高いので、職業生活をする上での業種か職種に対する大まかな方向性はこの時期までに行った方が良い。
尤も、20代後半の時点でビジネスパーソンの実力差が出始めてしまうため、キャリアを考える年齢は早いに越したことは無い。
一体どんな方向性を持って生きるのか。これを読んでいる人がまだ若い人なら薄っすらと考えた方が良いし、既に30歳を過ぎている人は、これまで築いてきた強みを振り返った上でキャリアパスを考えた方が良いだろう。

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職業選択   2020/02/14   センチュリー・大橋
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