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炎上した「底辺職業ランキング」記事:では自分は就きたいと思うのか⓶

結婚したくない男性の職業とも合致する婚活会議:結婚できない・彼氏にしたくない男性の職業ランキングTOP5

就活サイトの「底辺職業ランキング」はネットで炎上し、今やAbemaTVやマスコミでも取り上げるネタとなった。

そもそも婚活サイトには以前から「結婚したくない男性の職業ランキング」なるものは存在した。
そして、そのランキングに並ぶ職業は概ね炎上した「底辺職業ランキング」と大抵一致する。

都合の良い時だけ優生思想を批判

底辺職業ランキングは「職業差別を助長する」として糾弾されているが、婚活市場では今まで職業差別が行われ続けてきたものである。
一応、婚活絡みの「職業差別」で炎上した事件自体はあった。それは「男性は公務員に限る」という鳥取市と民間イベント会社が行おうとした婚活パーティだ。
これが「職業差別」として炎上した婚活パーティ事件であるが、この問題は本質的に「職業差別」というより「公金(税金)を使って男性の参加を公務員だけにしたこと」の方が問題視されたと思われ、これが一企業の行うサービスの一環として「ウチの相談所に登録する男性は公務員しかいません」の場合、殆ど見向きもされなかったであろう。

「収入の低い職業に就いてる男性と結婚したくないと思うのは差別じゃない」
そういう意見を目にしたが、それなら「結婚で苦労するからこれらの職業についてはいけない」もまた差別には当たらないであろう。
「収入の低い職業に就いてる男性と結婚したくないと思うのは差別じゃない」と「結婚で苦労するからこれらの職業についてはいけない」は、ある一つの出来事に対して違う立場から似たようなことを言っているだけに過ぎない(そして介護職男性が婚活でも不人気であることが何年も前に記事にされている)。

ではなぜ就活サイトの「底辺職業ランキング」が炎上したのか。それは「炎上させる人の眼に付いた」という、ただそれだけの理由である。
そして一旦炎上すれば「正義の行使に飢えたネット民」の快楽のネタとして使われているだけだ。あの記事を批判している人間の多くは、実際にその仕事に就きたいとは考えないであろう。

「社会に必要な仕事だ」とは実に綺麗な言葉である。
だが、そうした言葉とは裏腹に「自分はやりたくない仕事である」とは多くが理解しているであろうし、同時に「この仕事の人とは結婚したくない」とは、多くの女性が内心で思っていることでもある。

市場原理から優生思想を取り除くことは出来ない

「こんな(年収の低い職業の)男性とは結婚したくない‼」と思うこと自体は何も悪くは無いし、そう発信することもまた悪ではない。何故なら「婚活市場とはそういうもの」だからである。
同様に「結婚するのに苦労するからこんな(給料低くて出世できない)職業に就くのはやめとけ」とランキングを作ることもまた、悪いこととは言えない。何故なら「就活市場とはそういうもの」だからである。

「就活市場」を勝ち抜いた先には、人によっては転職市場、婚活市場へと参入することになるであろう。
そこでもまた他者と競争し、優れた人間だと判断された人間が勝ち進めるようになり、負ければ「無価値な人間」として切り捨てられていく。
これは良い悪いの話ではなく「市場原理とはそういうもの」なのである。

昭和時代中期から後期は「一億総中流」などと言う時代があったが、これは社会主義的な考え方だ。
「職業差別だ!!」として叩かれている「底辺職業ランキング」であるが、倫理は別すれば資本主義として何も間違っていない。
同様に「こんな(年収の低い職業の)男性とは結婚したくない‼」もまた、資本主義としては何ら間違ってはいない。
社会主義は平等思想がベースだが、資本主義では優生思想がベースなのだ。

資本主義では人間の価値は市場が決める。就活市場の先に婚活市場が控えているかもしれない人は、どうしても収入の低い仕事は避けねばならず、同時に市場価値は社会にとって必要な仕事か否かは殆ど無関係であるが故に、自分の将来を大事にしたい人は、炎上していたランキングに入っていた12の職業に就かない方が無難なのは確かである。

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職業選択   2022/07/03   センチュリー・大橋

炎上した「底辺職業ランキング」記事:では自分は就きたいと思うのか⓵

大阪の小さな就活サイト運営企業が「底辺職業ランキング」なる記事を書いて大炎上したようだ。
該当記事は既に削除されているのだが、スクリーンショットはあったので、今回はこのネタについて扱いたい。
炎上した「底辺職業ランキング」には12の職業がノミネートされ、ネットでは「どれも必要な職業なのに」と大きなバッシングを受けることになった。

底辺職業ランキング12選(炎上) まず炎上した当該記事に書いてあった内容であるが、倫理的な是非はさておき、書いてあったことは概ね事実である。
特にデメリットとして挙げられていた「年収が低い」と「結婚の時に苦労する」という内容は、ほぼ大半に当てはまるであろう。
そして、これらの仕事に新卒で就くことには大きなリスクがある。
よって書いてあった内容自体は概ね相違は無い。

婚活時には多大な苦労を伴うのは間違いない

「どれも世の中に必要な仕事なのに」などと綺麗事を言うのは簡単である。だが、それらの綺麗事を言っている人達が自らそうした職業に就きたいかと言われれば「NO」であろう。
また、それらの職業の人と結婚したいかと問われれば、多くの女性は忌避すると考えて良い。
底辺職業ランキングにのみノミネートされた12職は男性が就いているか女性が就いているかによって結婚の難易度は全くことなるが、元記事は読み進めて行けば「就活くん」なるキャラクターを登場させていたため、新卒の男子をターゲットにした記事と言える。

では「底辺職業」に就いている男性が婚活に臨んだ場合、結婚できる可能性はあるのか。
まず厳しい状況下に置かれるであろう。とりわけ東京・横浜・大阪で婚活しようものなら、確実に足元を見られると考えた方が良い。
婚活市場に於ける価値は男性が年収、女性は若さによって決まってくる。
一応、今回は男性を例に挙げるが、多くの結婚相談所では「表向きは」年収の下限を設けていない相談所が多いと言われている。
だが、一部の「高年収男性と出会える」がセールスポイントの結婚相談所では、足切り年収が存在する。これが概ね400万円。底辺職業ランキングにノミネートされた仕事に就いていようものなら、大半は足切り点すら取れないのである。

この「底辺職業ランキング」の炎上理由には「企業としてこんな記事書くのが悪い」という意見がよく見られた。
ところで企業として婚活サービスを手掛けるIBJは、男性の登録条件として「大卒かつ年収400万円以上」の22~44歳になっているというが、これについてはいかが思われるか。
少なくとも底辺職業ランキングにノミネートされた12職は、90%以上がIBJの審査から落とされるだろう。
婚活市場では職業差別は当然のものとして存在するのだ。

資本主義社会は「市場価値」で「人間の価値」が決められる

「婚活市場では職業差別は当然のものとして存在する」と書いた。
これは資本主義社会であれば避けられない問題であり、市場原理に基けば「人間の価値は収入によって決められる」のである。こうした「人間としての市場価値」は「社会に必要な仕事に就いているかどうかは無関係」だ。よって婚活市場に関して言えば、女性から見ると「あなたがその仕事でどれだけ社会の役に立っていたとしても、貴方との結婚で生活が良くならないなら貴方は要らない」と言われるだけである。

更に底辺職業とされた12の職業には別の問題があり、一度就くと転職が容易ではないということも挙げられる。
ここで言う転職は「転社」ではなく、文字通りの「転職」だ。一言で言って潰しが効かず、キャリアアップも出来ないため、脱出が難しい。よって自分の市場価値が上がらないという問題もセットで就いてくる。
繰り返すが、社会に必要な仕事に就いているかどうかと、市場から見た自分の価値があるか無いかと言うのは無関係だ。
そして資本主義社会で生きる以上、市場価値が上がらなければ、人として尊重されない場面が出てくるということは、認識しておいた方が良いだろう。

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職業選択   2022/07/01   センチュリー・大橋

35歳定年説が崩壊したか否かかはさておきSESから脱却するなら今である⓶

👕今の転職はブーム感も否めない

いくら転職が盛んと言っても、今の転職市場はあくまでもブームである感は否めない。
少子高齢化により、企業側も選り好みを出来なくなる傾向は続くと思われ、その園長としての35歳転職限界崩壊説の成立は有り得る。
ただ、それが能動的な意味合いで行える転職かどうかは話は別であるが。

「35歳転職限界説がもはや過去の遺物となった訳」という東洋経済の記事も、よく読めばメインはDX人材であるという事が垣間見れる。
尤も、DXも言葉だけが一人歩きしていて、大半の組織に「なりたい変革のあり方」は見えていない。
即ち[DXに当たってどんな人材が欲しいかの実像は企業側もよくわかっていない]という事でもある。
一方で、ITスキルのある人材が欲しいという点は変わらない。この点では、今チャンスを掴める人間は確かにいる。

🏢SESから脱却するなら今のうちである

DXブームにおいて、企業から求められるのは言うまでも無くITスキルの高い人間である。
ITスキルが高く、社内調整力がある事が多くの企業で求められるだろう。
この意味では、チャンスを得られる人間は確かにいる。

今SESでくすぶっている人間などは、DXブームのうちに転職をした方が良いだろう。
「転職を考えた方が良い」でなく「転職をした方が良い」である。
さぶれSMBCソースコード流出事件により、SESには何年働いても賃金上昇は無いのは可視化された通りである。

勤続20年でも昇給なし。東京で年収300万円など、とても文化的な暮らしは期待できない。
収入を上げるには転職しかない。では転職のチャンスはいつでもあるのかと言えば、そうではない。
SESから脱出するチャンスを掴めるか否かは時期を問わず、本人のSESを卒業したい意志と行動が第一に必要な事ではあるが、その出口が広いのはDXブームである今がチャンスとも言えるだろう。

💻DXの旗振り役はいなくなった・・・

しかし、どれだけ長く見てもDXブームが続くのはは2025年が限界であろう。
大阪万博を控えた2025年。ちょうどこの年にWindows10のサポートも終了するが、2026年には特需も終わり、DXブームは人知れず終焉を迎えると見ている。2026年を機に35歳転職限界説が復活しても不思議なものではない。

元々デジタル庁は菅義偉時代に作られたものだ。岸田政権に変わってから、政権のDXに対する意欲はあまり感じられない。
西村博之、牧島かれんの議論を見ても分かる通り、現政権には本気で日本のIT企業を育てようと言う気概は感じられない。
旗振り役である菅義偉が退陣してしまったため、DXブームの終焉は早くなったと見るのが妥当であろう。

それ故に転職(SES卒業)の決断は早い方が良い。
それこそGreenやGeelyなどを使って早めの年収アップ転職を実現しておいた方が良いぞ。
尤もGeeklyと言えば割と「本気で転職を考えていない段階からアプローチがしつこかった」などと言う評判も聞いた事があるが・・・。

いくらDXブームとは言え、実際にSESから卒業できるか否かは自分の行動次第である。
行動せずに現状維持に甘んじるか、行動して年収アップに繋げるかは自身の自由である。
ただし、少しでも現状維持はマズいと思う気持ちがあれば、ブームは利用しておいた方が良い。
転職した結果、必ずしも良い結果になるとは限らない。SESを卒業した後の方が、何かとコミュニケーション能力も必要だ。
だが、この先、少子高齢化によって社会保険料なども上がる事を考えると、早めにSESを卒業して年収アップを実現した方が良いことは確かではないか?
現状維持してジワジワと追い込まれていくのか、それとも転職して年収を上げて、少しでも将来の不安を軽減させるのか。全ては自身の選択によって決めることである。

SESを卒業するならコミュニケーション力は上げとけ

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職業選択   2022/05/15   センチュリー・大橋

35歳定年説が崩壊したか否かかはさておきSESから脱却するなら今である⓵

🌐現在は転職ブームの時代ではある

東洋経済の記事であるが、35歳転職限界説と言うのは最早崩壊したものであるそうだ。
これに関して転職エージェント側の提灯記事では無いかという見方もあったが、記事の内容を読んでみると基本的にDX絡みの転職であるということが垣間見れる。

参考記事:「35歳転職限界説」がもはや過去の遺物となった訳

35歳転職限界説の崩壊が本当に起きていることかどうかはわかりかねるが、もし本当に起きていることなら少子高齢化が影響していると考えられるし、ホワイトカラーやITに鍵って言えば、確かに転職が今はブームとも言える。
いや、これを書いている本人自身が2021年の転職で関西に移っているのだから、一定条件があれば35歳以上でも転職は可能であることは確かなようではある。

🏢コロナでも転職活動は活発

2020年こそ真っ暗な闇に包まれ、経済活動が委縮していたとはいえ、2021年後半からは少しずつではあるが、経済活動にエンジンが掛かってきたようである。
一つの転機としてはデジタル庁の発足が関係している可能性がある。
なにぶん日本はIT化の出遅れが大きく、ここいらで本気でITによるビジネスモデルの変革を目指そうと(表向きは)動いている。企業もアフターコロナを少しずつ描きながら採用活動を行っているとも見れ、全体で見た有効求人倍率も上昇局面にある。
中でもIT職種はコロナの影響が比較的最小限に収まった職種と言えるだろう。

ITインフラは今や社会に無くてはならない存在であるし、菅政権時代に作られたデジタル庁が作られた背景にも、海外からのデジタルディスラプションに対抗できる日本を作るという側面はあった。
今やデジタルディスラプションは金融の分野にまで影響が及び、関係各社の危機感があることも間違いは無いだろう。
こうしたこともあり、コロナの影響があっても、依然としてIT関連の仕事は求人がそれ相当にはあるという状態になっている。

💻リモートワークも盛んになる

コロナによる生活スタイルの変化として、リモートワークを盛んにさせたという面もある。
以前と比べると、転職をしない地方移住も盛んになってきたのであるが、フルリモートの案件もコロナ前と比較すれば増えたというのは実感としてあろう。
労働者側の需要としてフルリモートの仕事に対する要望が高まったこと、企業側もBCPを考慮したリモートワーク拡大の必要性を感じたことのマッチとも言える。

優秀な人材を獲得するにあたって、柔軟な働き方が出来るということも重要な要素となりつつある。
親の介護などで東京で働けなくなった人などがフルリモート勤務を所望する可能性は以前にも増して高いであろう。
こうした人材の場合、現職でフルリモートを出来ないとなれば、転職して実現したいと考えるのも無理のないことである。現にそういう転職例もまた、よく聞こえるところである。
35歳転職現解説の崩壊が本当か幻かは解りかねるが、ただ一つ、今は転職ばブームの最中であり、40歳を過ぎても転職していく人の話はよく聞こえるようになった。
尤も、キャリアの一貫性を保っていることは重要にはなるが、今が一つのブームとして転職が盛んであることは確かである。

  • SESを卒業するならコミュニケーション力は上げとけ

    新卒時のSES内定は辞退で良い:新卒カードを無駄にしてはならない

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    職業選択   2022/05/15   センチュリー・大橋

    新卒時のSES内定は辞退で良い:新卒カードを無駄にしてはならない⓶

    ビジネス誌は読んでおくべし

    写真:下田市のフリー写真素材より

    SESからの内定など辞退一択で良いし、せいぜい面接練習の踏み台にでもしておけば良いのであるが、そもそもSESに騙されないようにするにはどうすれば良いのか。
    やはり第一にメディアは目を通しておいた方が良いということである。
    IT系を志望するなら日経クロステック、ITmediaを主軸に読むと良いだろう。
    その他、ダイヤモンドやプレジデントなどもサッと目を通しておくくらいには読んでおくと、ここ一番で助かることある。
    WEB検索では「受けようとする企業名+メディア名」で検索すると良い。

    口コミサイトは不満を読むべし

    転職の口コミサイトは出来るだけ目を通した方が良い。
    基本的に就活だろうが転職活動だろうが、基本的な部分でやることに大差はない。就活も転職も求職活動⇨選考⇨内定のプロセスは変わらないのである。
    転職会議やOpenWorkも辞めた人が「何を不満に辞めたのか」ということは見ておくべきであろう。

    これはIT系に限ったことではないが、就職する上で「自分の許せない(絶対やりたくない)ことは何か」を明確化しておいた方が良い
    IT業界はどうしても客先常駐の仕事が多いのだが、名前も聞いたことのない、ビジネス誌にも掲載されていない会社の客先常駐は高確率で低待遇なSESである。
    それらの企業名で転職会議やOpenWorkなどの口コミサイトに出てこない場合なら、初めから応募しない方が良い。

    日系大手やWEB系で無理なら外資系も当たれ

    新卒は一番応募できる職種の多い時期だけに、大切な時期である。
    こう言ってはなんであるが、SESは中途で他所の業界からITへ転職する人間が登竜門として使うような会社だ。新卒で入るような会社では絶対ない。

    先日「大手SIerに受からず大手SESで内定取ったが行くべきか」というツイートを見たが、辞退一択である。
    大手SIで受からず、WEB系でも通らないなら、工業系の組み込みエンジニアであるとか、外資へ行くことを選択肢に言れた方が良かろう。
    「自分の譲れないところは何か」
    「入社後何をやりたいか」
    それは個々人によって異なるであろうが、SESへ行くよりは遥かに待遇や未来はマシだと思われる。

    どうしてもお祈りが続くと妥協が生じてくるものだが、新卒の就職だけは様々な可能性がある就職。
    「妥協はダメだ」とは言わないが、絶対に妥協できないラインだけはシッカリ持っておいた方がよろしい。
    とりあえず最悪の自体を防ぐためにも、日経クロステックとITmediaだけでもよく目を通しておいて損はない。

    SESを卒業するならコミュニケーション力は上げとけ

    ITエンジニアになるなら前職で居た業界に関わった方が良い

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    職業選択   2022/05/03   センチュリー・大橋

    新卒時のSES内定は辞退で良い:新卒カードを無駄にしてはならない⓵

    新卒はSESなんてやめとけ

    新卒をターゲットにしたSESの採用活動が活発なようだ。
    SESとはシステムエンジニアリングサービスの略称で、事業内容は主に人貸しをする派遣会社である。

    この業界は本来ならかなり脱法行為を行っている業界なのであるが、悲しいことに今日まで裁かれることなく生き残っているのが実態である。
    SESに対する政治的な問題の是非は別の機会に述べるとし。今回は新卒をターゲットにしたSESでの就業の是非について述べておきたい。
    結論から言えばタイトルの通り、絶対ナシである。辞退一択で良い。ここではその理由について記す。

    騎士団と冒険者ギルドの違いがある

    恵比須島Togetterコメントで上手い例え話をされていたものがある。
    「ファンタジーの世界で言うならSIerとSESは騎士団と冒険者ギルドほどの違いがある」と。
    これは実に的を得た発言であり、新卒がSESに絶対入ってはならない理由でもある。
    騎士団の騎士になれば爵位を得られるが、冒険者はいつまで経っても冒険者のままなのである。最近は魔王を倒した後の勇者が王から疎まれて処刑される作品があったが、勇者もある意味で冒険者の延長であり、SESの人間も厄介になったら解雇されるのが関の山というわけだ。

    SESで案件(客先)に飛ばされることにしても、ある意味ではクエストを攻略する感覚に近いかも知れない。
    強いて言えばRPGのクエストに比べれば長期で仕事をこなすことになるであろう点であるが、安定した仕事にはならないだろう。
    RPGの冒険者は熟練冒険者はクエストを選べるが、序盤ではほぼ選べない。これもSESとは大差はないであろう。

    騎士団は正規の訓練を受けているが、冒険者はスライムや暴れ牛鳥を倒しながらレベルアップしていかなければならない。
    強いてRPGの冒険者と違いを挙げるとすれば、ドラゴンを倒せるようにはならないという点か。いつまで経ってもサーバー監視と言う名のスライム退治、Excel職人と言う名のゴブリン討伐ばかりやらされ、経験値が貯まらないのである。

    未経験者なのに「経験者」として現場に送られる

    やはりSESではなく、自社で製品を持って製造から営業まで行っている企業は、新卒に対する初期教育もシッカリしているものだ。中堅以上には限るのだが。
    勿論SESでも客先が新卒として認識していれば可愛がって貰えることもあるのだが、だいたいのSESはSIerへ売り出される際、経験者と詐称されて現場に送られることになる。
    本来、新卒なら「社会人(実際には会社人)としての基礎」から「その部署で働く上での心構え」などを教えて貰い、少しずつ実践を通して学んでいくという、それがはじめて会社で働く上での学生⇨ビジネスパーソンへと切り替えて行く移行期間とも言える。

    しかしSESにはそんなものは無いのである。最初から経験者として詐称させられて現場に行くのだから、実態は悲惨だ。
    そして1年生~3年生を繰り返すので、経験値も貯まらないのである。

    SESを卒業するならコミュニケーション力は上げとけ

    ITエンジニアになるなら前職で居た業界に関わった方が良い

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    職業選択   2022/05/02   センチュリー・大橋

    ITエンジニアになるなら前職で居た業界に関わった方が良い⓶

    SES卒業後を見越したキャリアプランの設計

    キャリアの一貫性が大事

    どんな転職にも言えることだが、転職に大事なことの一つが「キャリアの一貫性」であると言われている。
    このキャリアの一貫性とは何なのかと言えば、平たく言うと「業種か職種は変えないこと」である。
    「例外なく全て」というわけではないが、やはり転職で上手に行く人は業種か職種は一貫性のある人が多い。キャリア形成というのは、業種も職種もバラバラな状態で色んな経験をするのは中途半端にしかならず、あまりプラスに作用するものでは無いのである。
    言ってしまうと建設業界から飲食店勤務になって、その後にコールセンターに転身して事務屋になるなど、これは本当に何のキャリアの一貫性もないので最悪だ。
    私が関わった年収アップ成功者では、薄給の自動車整備士としてキャリアスタートし、会社が倒産して自動車の営業になり、その会社も潰れて大手企業の車載センシング事業に参画したという人がいた。
    20代の内に「車に関わり続ける」という一貫性を持っていたことが、年収を格段にアップさせた秘訣であった。

    IT業界とてキャリアの一貫性は大事である

    「キャリアの一貫性が大事である」という点はエンジニアの世界であっても変わらない。業種か職種には一貫性を持たせた方が良い。
    ところがこの「業種か職種に一貫性を持たせる」ということが、中途でIT業界に転身する側としては楽ではない。登竜門となるであろうSESは自分で業種を選べないからだ。
    ここにある種のジレンマが発生する。
    そもそもSESへの発注元であるSIerは自治体と金融機関で約4割前後のシェアを占めてしまっている。
    例えば自治体の臨時職員として勤務していた人が自治体向けソリューション案件のプロジェクトに参画(転職)するのはキャリアの一貫性の担保も出来ることなのだが、それこそ介護や保育、飲食の世界からITとなると、かなり思い切った転身であったりもする。そこで「果たして何故IT転身を考えたのか」ということは立ち返った方が良いだろう。
    ちなみに何故介護や保育を引き合いに出したかと言うと、この辺の案件はSESに行って巡り合える機会はほぼ皆無だからである。介護や保育、飲食の世界は殆どSI業界との関わりが無い。介護は個々の事業者が金を持っていないことでIT業界側も寄り添わないし、介護事業者側もITの事なんてわからない(わかる気も起きない)ため、一向に交わらないという事態が起きている。よって介護や保育からのIT転身はそれなりに大変では無いかと思われる。

    SES卒業後のキャリアデザインを客常開始前から描いておけ

    SESは残念ながら多くの人にとってIT業界への登竜門となっているのが実態である。
    しかし、一方でSESは必ず卒業することを目指して入社した方が良い。1年生~3年生を定年まで繰り返す(定年どころか40歳まで働けるかが怪しいが)のは殆どキャリアにならないのは、さぶれSMBCソースコード流出事件で見られた通りである(それでも年収300万円は介護ヘルパーや保育職員に比べればずっと高い方かも知れない)。
    「SESは卒業する前提で入社する」からこそ「今の仕事を辞める前には今の業界の問題点(課題)は洗い出した方が良い」とも言えるし、その業界の見識とSESで磨いたスキル(実際には案件ガチャになるであろうが)を掛け合わせた転職が大事になる。
    そういう意味では、SESは入社前から卒業後の進路を描いたキャリアデザインが必要になるのである。
    できるだけ卒業後は元居た業界に戻って貢献することを考えた方が良いと言うのは、キャリアの一貫性という観点から来ている。
    一度はその業界の現場にいた人間にしかわからない課題というのがあり、何を課題として抱え、ITスキルを使って何を解決していきたいのか、と言った価値観の形成をしていくことが、エンジニア転身する上で重要では無いかと考えている。
    SESから卒業転職をする際、一つ意識しておいた方が良いのは、中途転職者には中途転職者に賭ける期待があるということである。
    「新しい風を起こして欲しい」
    この言葉が額面通りか社交辞令かは入社してみればわかって来るが、前社である場合に「その業界出身の貴方だからこそ期待したいこと」があったりする。元居た仕事を辞める理由がどんなものかは個々人によって異なるだろうが、今後のキャリアで成功する可能性を高めるには、元居た業界の見識とITスキルを組み合わせた転職をするのが効果的だ。
    SESでIT業界への登竜門をくぐり、卒業転職するまでには、その辺りのストーリーも上手く組み立てられるようにエンジニア人生をスタートして貰いたい。

    無駄金払いのアウトソーシング:ぼったくられてるだけだ

    SES卒業するならコミュニケーション力は上げておけ

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    職業選択   2022/05/01   センチュリー・大橋

    ITエンジニアになるなら前職で居た業界に関わった方が良い⓵

    不足しているエンジニアのタイプは2種類

    祝園駅

    写真:精華町のフリー写真素材より

    今はエンジニア転職が一つのブームとなっており、マスコミ等でも「エンジニアの人手不足」というのはよく唱えられている。確かに「エンジニアの人手不足がある」ということ自体は確かなのだが、実際に不足しているエンジニアがどんなエンジニアなのかは考慮が必要だ。
    1つはエンジニアとは名ばかりのIT土方。これが圧倒的多数と言っても良い。
    日本のIT業界はSI業界とWEB業界に分かれるが、長く歴史を持ち、かつ今もシェアの大多数を占めているのはSI業界である。
    SI業界が巨大なゼネコン構造になっているのは広く知られるところであり、この業界に属する者の多くが「客先常駐」などと言うものをやることになる。
    2つには自らポートフォリオを形成でき、コーディングだけでなく、企画の立案やビジネスモデルのプログラミング化が出来る人材である。これは自社開発をやっている企業では本当に欲しい人材であり、こうした人材は引く手あまたとなるだろう。

    大半はSESが登竜門になる

    「エンジニアになって年収アップ!!」とはYoutube広告でも良く目にするものの一つであり、実際に収入アップを目指してエンジニア転身を考える人もいるだろう。
    あれこれ批判されているSESであるが、残念ながら未経験エンジニアを採りたい自社開発企業は殆どない。唯一未経験でも許されるのは新卒SEくらいだが、それは工系の大学を出た人で無いと大変であろう(文系がいないことも無かろうが…)。
    本来ならSESには入らないのが一番であるのだが、現実にはSESしか入社先が無いと言うのが多くの未経験エンジニアの待つ行き先であろう。
    案件ガチャとも言われるSESしか入社先が無いのも如何なものかとは思われるが、未経験エンジニアの受入れ先が他に殆ど無いため、ここで下積みをすることになる。
    尤もSESでは現場に就労する前に、客になる企業(大抵SIer)との面接がある。客との面接ではSESの営業も同行するが、ここでSESの営業はエンジニアの経験値を詐称して現場に送り込むのは業界の常だ。詐欺罪として立件した方が良いのではないかと言うくらいには営業によるエンジニアの経歴詐称がまかり通っている。
    ただし、逆に言うと「経歴詐称をしないと未経験エンジニアは必要とされていない」という実態もあることは確かである。実際に現場に入ってみると、素人でも出来る作業をやらされることはあるのだが…。

    それでも3年後には卒業する目途を立てた方が良い

    ITエンジニアになるための登竜門とも言えるSESだが、それでも3年後には卒業するくらいの気持ちで働いた方が良い。SESは1年生から3年生をずっと繰り返すからだ。
    そういう意味では、SESは入ったその瞬間から、次の転職を視野に入れ、実績作りに励むべきである。
    発注元のSIerは良い顔しないこと間違いなしであるが、エンド(発注元)の客と関われるチャンスがあれば、積極的な提案活動を行った方が良い。少なくとも私はそれでLibreOfficeを活用したコストダウン施策を提案し、採用された実績を作っている。それがSESからの転職にPR材料として使えたということは言っておきたい。
    そもそもSIerはSESのことを「派遣さん」としか思っていない。派遣に対する扱いなど雑なものである。

    SESへ入る時は最初から転職を考えて入社し、転職後を見据えて実績作りに励んだ方が良い。
    転職するのにおいて必要なことは何か。
    それはキャリアの一貫性である。
    尤も、SESにいる間は職種としては選べても、配属する業種は選べないであろうが。

    無駄金払いのアウトソーシング:ぼったくられてるだけだ

    SES卒業するならコミュニケーション力は上げておけ

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    職業選択   2022/04/27   センチュリー・大橋

    SESを卒業して自社勤するならコミュニケーション力は上げておけ⓶

    人材が不足しているから入社する

    SESとは違い、自社勤務をするのは人が不足しているからである。新規に事業を立ち上げたからか、それとも事業が拡大したからか、はたまた前任者が退職するからか。いずれにしてもSESと違い、暇な現場に投入されるというわけではない。よって先輩社員は基本的に忙しい状態でスタートする可能性が高いと言えるだろう。
    そんな中で、ある程度教育も受けながら作業を進めることになるであろうが、忙しすぎるが故に先輩社員は不満を抱えて業務をしていると見て良い。
    勿論SESの仕事でも忙しい現場はあったであろう。特に開発の場合、客の無茶な仕様変更などに付き合わされての忙しさなどもあって、多忙を極めることもあったかも知れない。
    ただし、自社勤務の忙しさはSESの忙しさ、人間関係とは違う質のものになる。
    特に自社勤ともなれば、社内に利害関係者も増えるということは抑えておいた方が良い。

    関わる人間の種類が増える

    SESの客先常駐の場合、常駐先によってピンキリではあるが、関わる人間の利害関係者はあまり多くはない。
    基本はSIerとの上下関係が主で、時にエンドの客(SIerへの発注者)と関わることもあろう。エンドの前では身分を詐称しながら過ごすことになるが、通常はエンドと同じ業務部屋で過ごすことは稀なため、打ち合わせ以外で対面することは無い。よって日々の業務では極めて狭い人間関係の中で過ごすことになる。

    一方、自社勤務になると、利害関係者がグッと増えるのである。
    SIerの立ち位置が自社の上司に変わり、勿論顧客がいて、或いは営業部署との関わりも発生する。BtoBの仕事をしている場合、恐らく営業との関わりは多くなるだろう。更には同じチーム内には有期雇用者(パートや契約社員)もいれば、外部からパートナーが出向されてくることもある。WEB系企業やゲーム会社なら、広報部署と関わることもあるかも知れない。自社勤務の正社員雇用で働き出すだけで、実に色んな方面との利害調整が必要になるのだ。
    当然、コミュニケーション能力を要求される場面もSES時代と比べればグッと増える。例えば社内SEとして仕事する場合などは、社内の人間関係を上手く調整できる調整能力は特に求められるだろう。

    すべてはコミュニケーション能力がモノを言う

    SESを卒業すると、複雑化した人間関係の中に身を置くことになる。
    「(専門特化した)技術力だけあれば何とかなる」とはならないのだ。
    SESから卒業すると、ますますコミュニケーション能力が必要になることを実感するだろう。しかし、収入を上げたくば避けては道である。恐らくシリコンバレーとて、収入を高くするにはコミュニケーション能力も問われることは変わらないだろう。
    SESに所属して働く場合は「チームの一員として」働くよりも「一介の下請けとして」働くに過ぎないものであったが、自社勤務はそうもいかない。本当に「チームの一員として」仕事をしなければならなくなる。様々な利害関係者と調整する機会は段違いに増え、結局のところ「コミュニケーション能力こそ最強」ということを実感するだろう。
    きっと採用面接でも訊かれるのではなかろうか。
    「チームで何かを達成したものはありますか?」と。
    SESから卒業するなら、どこへ行こうとしてもコミュニケーション能力が必要になる。そのことを念頭に置いて、転職活動を進めて欲しい。

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    職業選択   2022/04/23   センチュリー・大橋

    SESを卒業して自社勤するならコミュニケーション力は上げておけ⓵

    SESはエンジニアは卑屈だが…オープンイノベーションセンター

    日本のSI産業は日立やNECなどのメーカーを頂点としたピラミッド構造になっており、末端で働くエンジニアはIT土方とも言われる悲惨な環境にある。
    末端のエンジニアはSES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる企業に属し、SIerからは「派遣さん」などと呼ばれて扱われることとなる。
    こんな扱いを受けるため、SESのエンジニアは概ね卑屈であり、東京でIT勉強会に参加すれば、早くSESを脱出したいと願う若手エンジニアと話す機会はある。
    SESエンジニアは酷い時にはExcelドキュメントの御守に追われ、意識高く持ってる若手にとって、Excelの御守は苦痛である。
    皆がこのようなエンジニアになってくれれば、恐らくSESの多くは存続できないのではないか。
    WEB系企業はどちらかと言うと脱Excelに向けた製品開発(Kintone等がそれだ)をし、或いはそうした製品の利用を進めており、SI業界とは文化以前に文明レベルまで違って感じるのだが、しかしして、SESでもこうした企業に転職しようと考える人は、あまり多くは無い。

    SESならではの気楽さ

    果たしてなぜSESはここまで勢力を維持していられるのか。
    一つには産業構造的な問題はあるのだが、もう一方でエンジニア側の惰性の問題もある。
    言ってしまうと、SESに所属するエンジニアは良くも悪くも、コミュニケーション能力を要する場面に遭遇することが少ない。
    大抵の常駐先は隣の席にエンド(SIerへ発注するユーザー)がいるというケースは少ない。客と言えるのはせいぜい自社に発注しているSIer(それすら多くは二次請け)であるが、SIerから見たSESエンジニアは所詮「派遣さん」に過ぎないため、決められた(言われた)作業以上のことは求めていない。彼らが求めているのは軍隊で言う二等兵、せいぜい一等兵であり、伍長以上の役割は二次請け(大抵は大手SIerの子会社)の社員が担うのである。
    これ故にSESエンジニアは大抵卑屈になるのだが、同時にSESエンジニアならではの気楽さも存在する。言ってしまえばSESエンジニアはSIerの人間とさえ揉めなければ良い。顔色を伺わねばならない人間の絶対数は実は多くないのである。
    なんなら、このSIerの人間とそりが合わなければ、現場変更をすることも可能ではある。SES企業にとってエンジニアは売り物だ。売り物(商品)が無くなる(辞められる)のは困る。それなら違う店に売って金稼げる、エンジニアは煩わしい人間関係をスパっと切りかられるである種のWin-Win関係が成立してしまう。
    SESエンジニアの多くは自社が嫌いであろう。給与は上がらないし、現場に出されたらそのままほったらかしにされるし、意味のわからない帰社日を設けられて帰属意識だけは持たされる。
    それでも「ちくしょう転職だ!!」とはならないのは、やはりSESならではの人間関係の気楽さはあるからとも言えるのだ。

    そもそもSESと自社勤エンジニアは採用動機が違う

    ここでSESから自社勤エンジニアに転職しようとする場合に於いて、注意しなければならないことが、SESと自社勤務に於ける採用動機の相違である。
    そもそもSESにとってエンジニアに対して払う給料は「仕入れ」である。エンジニアは「在庫」だ。現場で人が不足しているかどうかなど関係が無いのがSESなのだ。そのため、いざ現場に常駐し始めてみると、とんでもなく暇(朝のメールチェックだけで一日の仕事が終わる等)と言った事態が起こり得る。
    対する自社勤務はそうは行かない。
    自社勤務の採用はタイプはどうあれ人が不足しているから採用するのである。
    そのため、既存社員は多忙な状態の中で自分が入社しに行くと思って良い。更に言うと自社勤は自社勤ならではの人間関係の駆け引きがある。SESと違って簡単には異動できず、かつ毎日数年間同じメンバーと顔を合わせるのだから、案外SES時代より人間関係は神経を使うことになるだろう。初手で躓くと最悪だ。
    SESと自社勤務とでは採用動機も全く異なれば、人間関係の在り方まで大きく異なる。
    SESに慣れ切った人間が自社勤務に転職する場合、人間関係の在り方が今までとは違うということは心構えを出来ていないと、転職先で失敗をしてしまうであろう。
    SESと比べて自社勤エンジニアになる場合、先輩側にあまりゆとりの無い状態でスタートするということだけは心に留めておいたほうが良い。

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    職業選択   2022/04/23   センチュリー・大橋
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