移民論:日本人のスキルが高度化しなかったことが問題ではないか⓶
勉強しない大人達
グラフ:パーソル研究所より
「勤勉な日本人」の言葉に反して、意外なほど日本の会社人達は業務時間外に勉強をしていない。
意外にもバカンス好きなフランス人より勉強をしておらず、アジアの他地域の国々と比べても勉強していないのである。
データが示す日本人の「勤勉さ」は悲惨であり、勤勉と言うより怠惰である。
日本人は残業が多いと言われているが、必ずしも業務負荷が高いための残業のみならず、ダラダラと家に帰る時間を先延ばしにする怠惰な残業も多くあるのではなかろうか。
待遇に不満あれども転職せず
日本人の怠惰さは職業観にも表れ得ている。
仕事に満足しておらず、かと言ってスキルアップして転職するわけでもない。
本来なら資格を取る、部署移動などで新規プロジェクトに関わって経験の質を上げるなど、研鑽によってよりハイスキルな仕事に日本人が就くことが望ましいのであるが、日本人は現状維持欲求が強い面があるため、不満な現状に甘んじると言う、大変矛盾した状況を続けることとなる。
現状維持欲求が成長欲求に勝るため、スキルアップのための自己学習、自己啓発などは行うはずもない。
ロースキルのまま現状に甘んじるなら、それは移民に仕事を取られたところで文句は言えないだろう。
寧ろ日本人こそ高スキル化して移民と棲み分けせよ
しかしロースキル案件の仕事であっても、社会上なくてはならない仕事であることは確かである。
「移民は高度スキル者だけにしろ」と言う前に、まずは日本人自身が本当の意味で勤勉になり、高スキルのジョブにチェンジするべきだ。
ましてリスキリングにNoを突き付けているようでは、年収アップであるとか経済成長などと言うものは、永久にできないであろう。






零細事業者が多すぎる