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中の人が本命‼:キャラと中の人が一体化していくのは不幸の極み⓵

ファミリーマートでコラボされている、なもり先生描きおろしHololiveのキャラで、クリアファイルが余る店舗を全体的に見て見ると、大空すばる、夜空メルのどちらかが残っているのが定番である。
なもり先生描き下ろしだけあり、実に魅力的な仕上がりになっているのだが、いったい何故こんなに余っているのかと、戸田市のファミマをハシゴして不思議な気分になったものである。
それを各キャラの名前でGoogle検索をかけてみると、ネガティブワードが続いていた。
このネガティブワードの原因の一つが身元を割り出されたこと(演者の顔写真流出など)にあるが、最近話題になった潤羽るしあ騒動などを見るに、まっことVTuberの運用の難しさを感じられるものである。

声優アイドル化の延長の悲劇

潤羽るしあ事件の背景には、やはり声優アイドル化の延長に事件が待っていたのではないかと考えさせられる。今やすっかり声優はアイドル化してしまい、キャラを演じる能力以外にも、歌って踊れる能力まで必要になってきているのである。じゃあこれはいつからそうなったんだと思慮するのだが、少なくとも島本須美氏が青年期だった頃にも、その芽はあったようである。
声優がバンドを組んで歌っていたり、あるいは写真集を出すということは今に始まったことではなく、平成初期にはあったということだ。
この辺り、私はアニメ業界の文化について詳しく知るところではないため憶測でしかないが、初代アイドルマスターの辺りから「歌って踊れる声優」が必要になってきたのかも知れないと感ずるところではある。
とは言え、初代アイドルマスターはモーニング娘の影響を受けて作られているのは知られるところではあるが、アイドル好きな知人曰く「今のアイドルと比べると昔のモー娘のダンスは宴会芸レベル」とのことであった。2005年段階で声優に「歌って踊れるレベル」が必要だったのかはわかりかねるものである。
尤も、天海春香は既に17年間高校生を繰り返しているロングアイドルである。中の人がステージで「歌って踊る」のはかなり体力的にも厳しいと思われるため、流石にそこまでは求められないであろう。
一方、涼宮ハルヒを演ずる平野綾氏は、Youtubeでハレ晴レユカイの綺麗なダンスを披露している。今は舞台を主に活動されているとのことだが、それは流石と言ったところであろうか。
声優が裏方ではなく、表舞台に立つようになったのは一見好ましくも見えるが、一方で「ルックスが求められるようになった」という負の側面がある。少なくとも主役を張るにはルックス偏差値も高くなければならなくなったのだ。これは恐らくVTuberにも言えることであろう。

演者の私的な交際が制限される愚

にじさんじ、Hololiveと言ったコンテンツは中の人にとって、声優になるための登竜門的なものであると解釈していたが、現実のところはどうなのか。個々の中の人にとって目的が異なるかもしれないため、私のような素人が口を挟むのも野暮なものではあるのだが、ただ1つだけ言えることは「キャラと中の人は切り離した状態が良い」ということである。
声優のアイドル化が進んだことによって起きたことは、演者の私的な交際の制限が進んだということである。
先の平野綾氏も男性関係のスキャンダルを報道されたことで声優から舞台女優へと転身していくわけだが、相手が反社会的勢力でもない限り声優個人が誰と交際しようが自由である。反社会的勢力との関わりは一般の会社人でも禁止されているであるし、社内恋愛については就業規則で禁止されているケースもあるであろうからともかくとして、少なくとも声の仕事である声優は誰と交際しようが自由であることが望ましい。ただ、声優のアイドル化は結果的に声優の自由恋愛を剥奪することになってしまったわけである。繰り返すが、潤羽るしあ騒動はこの延長にあったと考える。
とりわけVTuberはキャラと中の人が一体化されて見られる傾向が強く見られる。
本来、役者とキャラの分離が出来ていれば、かの問題は取り立てて騒ぐようなことではない。相手が反社会的勢力でも無い限り、中の人が誰と交友関係を結び、誰と恋愛関係になろうが自由である。しかし、役者とキャラが分離出来ていなかったことにより、役者の私的交友に制限が掛かってしまったということである。

町田バスセンターと町田バスターミナル:町田はバスターミナルが2つある

「給与で会社を選ぶ人とは働きたくない」と言いだす東京企業

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事業戦略   2022/02/13   センチュリー・大橋

「給与で会社を選ぶ人とは働きたくない」東京から撤退してはどうか🚃

「給与で会社を選ぶ人とは働きたくない」東京から撤退してはどうか🚃
写真:下田市のフリー写真素材より

「給与で会社選びするような人とは一緒に仕事したくない」と人事担当者がツイートしてしまったノースサンド社は、銀座に本社がある。
東京都中央区のテナント賃料の坪単価は凡そ30,000円だが、銀座は更に坪単価が高く、36,000円ほどになっている。
なお、ノースサンド社が入っている歌舞伎座ビルは現在、8階がテナント募集中であったため、家賃を推計してみたが、毎月払う家賃はザッと1480万円ほど掛かる見通しだ。
即ち家賃だけで年収400万円の社員3人分くらいの費用を1ヶ月で払っているということになる。
なお、過去には年間家賃3億円を払って破綻した会社があった。その企業の名をOrigamiという。

東京オフィスにかけている家賃こそ無駄では?

ノースサンド社に限った話ではないが、従業者に金を出したくない割にオフィスには随分と金をかけているじゃないかと言いたくなる企業は存在する。
銀座と言えば日本人なら誰しもがしる一等地だ。テナント料が高くなるのは当然である。
では銀座にテナントを構えたところで、企業のブランド力が上がるかと言うと、そうではあるまい。
現に炎上前にノースサンドという会社を知っていた人はどれだけいたであろうか。ノースサンド社の占有面積はわかりかねるが、そうは言っても年間1億円前後の家賃を払っているのではないか。
そこまで「収入に拘る人と一緒に仕事したくない」なら、まずはテナント料を減らすことが先決ではないのか。なんなら五反野辺りに小さなテナントを借りて「東京営業所」とでもしておき、下田市の貸事務所やらホテル跡地に本社機能を投入した方が家賃は安くあがると思われるが如何か。
顧客は確かに東京の山手線内側に多いであろうから、東京営業所は必要である。だが五反野(五反田ではなく五反野である)なら家賃も抑えられよう。日常的に顧客回りをしなければならない営業部隊は五反野に居て貰えばよろしい。
その上でPJ実働部隊は伊豆で下田湾を眺めながらでも仕事して貰った方がモチベーションも上がるだろうし、普段はオンラインで顧客や東京の営業マンと打ち合わせもできようし、時に出張が必要なら踊り子一本で東京に行けるぞ。
伊豆なら年収350万円でもそこそこゆとりのある暮らしも出来るし、会社にも社員にもWin-Winになると思われるが、事務所には年間1億円前後掛かっているのに「給料にこだわりがある人と働きたくない」という企業というのは如何なものか。

生産性を上げたくば人に金をかけよ

ITというのはハイテク産業であるはずだが、その根幹を支えているのは結局のところ人なのである。
「人材の流動性が大事」と言われ始めている時世ではあるが、だからと言って社員の帰属意識が必要無くなったわけではない。社員に帰属意識を持たせることは大切である。
だが、帰属意識を持たせるためには、ただ「理念に共感しろ」と言っても無駄であるし、給料を上げずにやりがいだけ上げる方法など探すだけ無駄である。
一方、オフィス自体は不要になることは決してなく、寧ろコロナ禍によってオフィスの必要性を再認識した企業は多かろう。だが、Origamiが破綻したように、いくら場所がブランド力のある一等地であろうが、それは会社のブランド力になるわけではない。しかし、人に金はかけたくない(給料は上げたくない)のに見栄は張りたい企業が多過ぎはしないか。
人材にお金をか掛けたくないという経営者はいっそ東京から撤退してはどうか。
東京で年収360万円では、郊外に安いマンションに住み、満員電車の苦痛に耐えながら通勤する、ゆとりのない暮らしになる。
方や伊豆で年収360万円なら、まぁゆとりは持てる生活はできよう。伊豆に実働部隊用のオフィスでも借りて碧い海でも見ながら仕事出来る方が、よっぽど従業員の満足度は高いと思うぞ(と言っても下田市の住宅家賃は京都市並みには高いが・・・)
ノースサンド社に限ったことではないが、給料で会社選びする人と働きたくないと言っている企業はまだあるだろう。それなら東京から撤退すれば家賃が相当浮くのだから、他県にオフィスを移転してはどうか。
銀座や品川のテナントにかける1億円より、人材に4000万円かけた方が、よっぽどプラスに繋がる金の使い方だと思うぞ。

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ

無駄金払いのアウトソーシング:ぼったくられてるだけだぞ

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事業戦略   2022/02/11   センチュリー・大橋

「給与で会社を選ぶ人とは働きたくない」東京から撤退してはどうか🚈

「給与や待遇で会社を選ぶ人と働きたくない」
人事がこんなツイートをして炎上した企業はノースサンドという、東京都中央区にオフィスを構える企業である。
事業としてはITコンサルティングを行っており、GPTW社の「働きがいのある会社」として4年連続ベストカンパニーに選ばれた過去があるそうだ。
同社は「カッコいい会社を増やす」ことをミッションとし、世界をデザインすることを理念としているが、結果から言って自社のSNS運用方法からデザインする必要があったというお粗末な話となった。

さぶれの失敗に学べぬコンサル企業

炎上となった発言の真意は「弊社の理念に共感してくれる人に来て欲しい」ということなのであろうが、政治家にしろ企業の人事にしろ、発言というのは「インパクトに残るフレーズが切り取られて解釈される」のは基本である。何より件の発言はITコンサル企業としては致命的なのは、さぶれSMBCソースコード流出事件や、ブロードリンクHDD転売事件から何かを学んだ姿勢が垣間見れないということだ。
不正のトライアングル

従業者の故意・重過失によるセキュリティインシデントには、不正のトライアングルが絡むと言われている。
不正をやらなければいけないだけの『動機』があり、実行しても発覚しないであろう『機会』があり、不正をやらなければいけない理由を作り出す『正当化』が存在する。
ある意味で、動機と正当化は密接にリンクしているとも考えられるであろう。
ブロードリンクHDD転売事件は、実行者の動機は判然としないが、転売して金銭を得るという目的はあった。一方、エンライトハウスやvorkersの口コミを見ると、軒並み給与に関する不満が多かった。残業は多く、賞与は無し。なんと「残業80時間&月給23万円」という情報までネット掲示板に流出していたようだ。
ここから推察するに動機は待遇不満であり、正当化もまた待遇不満である。

次に、さぶれSMBCソースコード流出事件はどうだろうか。
これも動機は給料不満にあったと言って良い。正当化の目的としては転職の為にエンジニアとしての偏差値を割り出す必要があったからである。

不正対策は動機と正当化対策が置き去りにされる

この2件の不正事件を受けて、各企業が対策を取っているのは『機会』の部分だけだ。如何にして機会を断ち、隙を無くすかということだけに意識が向いていると言って良い。
肝心な動機は置き去りにされたままだ。ITコンサル企業を名乗り、世界をデザインするのであれば、さぶれSMBCソースコード流出事件やブロードリンクHDD流出事件から問題の本質を突き止め、顧客企業に対して社員が生き生きと働けるための仕組みを提案していかなければならない。社員が生き生きと働けるようになれば不正が起こる可能性は下がり、かつ業績の向上に繋がるからだ。
歴史を紐解くと、戦に強い武将というのは少なからず、部下(従業員)や領民の満足度には気を配っていた者が少なくない。
ティムールはアンカラの戦いでオスマン帝国と対峙したが、戦闘前夜に厳しい訓練を行ったオスマンに対し、睡眠時間を充分に取らせたティムール、結果はティムールの圧勝である。
北条早雲は領民を富ますことが自らの富に繋がると考え、民主主義的な政治を行ったが、かの五代の間に家臣や領民の裏切りは皆無に近かったことがわかっている。
即ち不正のトライアングルのうち、動機を断つための対策は生産性向上にも役立つことは歴史からも明らかであり、そのためのデザインをすることこそがITコンサルの仕事である。

「給与や待遇で会社を選ぶ人と働きたくない」

従業者が給与や待遇を重視するのは当たり前である。
北条早雲は「領民に恩を与えれば領民も民で返してくれる。それが国を強くする」という理念で領地経営をし、結果、本当に強くなった。同様の話は最近のアメリカにもある。
シアトルのグラビティ・ペイメントという会社が従業員の給料を800万に上げたら業績がアップしたというものだ。
全員に当てはまるわけではないが、やはり人は恩をくれる大将の為に働きたいのである。曲がりなりにも「給与で選ぶ人と働きたくない」などと言う発言をした時点で、ITコンサル企業としては失格である。

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  2022/02/06   センチュリー・大橋

転職サイト選びはそこまで大事じゃないーだって複数登録するでしょ?

「転職はサイト(エージェント)選びが大事!!」
どんな転職サービスの広告を見ても同じことが言われており、端的に言って「ウチを選べば大丈夫ですよ」という趣旨で広告を出している。
転職に関する記事でも大抵は「エージェントに登録しておけ」というのは一般的なものであって、それ自体は確かなことなのであるが、エージェント選び自体も「決定的に大事なこと」では無いとも言える。
勿論ある程度はエージェント選びもしっかりした方が良いとも言えるが、エージェントやサービスの良し悪しだけで転職に決定的な差がつくかと言うと、そうとも限らないのではなかろうか。

885系特急かもめ:長崎駅

写真:長崎市のフリー写真素材より

たいてい複数登録している

転職サービス選びが転職成否の決定的な要因とはならないであろう理由としては、基本的に転職サービス利用者は複数のサービスに登録するのが基本であるということだ。
転職サイトならリクナビの他に業界特化のサイトを2~3個程度、エージェントならDODAの他に1~2社使うであろう。
求職者は複数のサイトやエージェントに同時登録しながら応募をしていくわけだが、複数サービスに登録しているのは何も求職者だけではない。求人企業もまた、複数サービスで求人票を出すのが基本である。
例えばリクナビで応募したら書類選考に落とされたにも関わらず、ミイダスに登録したら同じ企業や、グループ会社から面接確約オファーが来るなんて言うことも稀にあるのだ。
皮肉にもそうした企業に限って内定を取るなんてこともあり、それは「ワケがわからないよ/人◕ ‿‿ ◕人\」と言うことが起こるのが転職なのである。
覚えておいた方が良いのは、複数サービスに登録しているのは求職者だけではないということ。中堅クラス以上の企業は複数サービスで求人を出しているのはザラなので、転職サイト(エージェント)選びが決定的に重要な要素とはなりにくい。

失敗しないために必要なのは「許せないこと」を定義化しておくこと

転職で「失敗しない」ためには、自分にとって「許せないこと」を可視化しておくと良いだろう。
これを可視化した上で「企業口コミサイトを複数登録しておくこと」である。
企業口コミサイトで低い評価を出したコメントにこそ企業の短所が書かれているので、自分にとって許せないことと許せることと照らし合わせながら企業を点数化しておくことだ。
例えば「サビ残は1分たりともしたくない」と言う人は「残業は1分単位で払ってくれるが月30時間くらい残業がある」のはOKかNOなのか。
中小企業などは「社長と距離が近すぎる」ということも往々にしてあり、社長に気に入られた人間が待遇の良い社員になりがちであるが、そうした風土を受け入れられるのかどうか(ある意味で最終面接はその見極めでもある)。
ここで重要なのは「どんな企業にも悪いところはある」ということだ。
昨今の転職面接は昔ながらの裁判スタイルの面接をする企業も多くあれば、一方で「求職者の志望度を高めるためのPR」をしてくる企業も少なくない。
裁判スタイル面接は企業の悪いところを探しやすいが、企業側も求職者に「ウチの会社選べばこんな楽しみあるよ」とPRしてくれる企業ほど悪いところは探し辛いのもあって、何となく面接官の雰囲気によって「この会社にしよ!!」と決めてしまうかもしれない。
しかし、それでも半年経つ頃には不満の1つや2つも湧き出してくるのである。
転職エージェントや転職に対するアドバイスサイトでは、よく「転職して実現したいことは何か」ということをよく考えさせてくれるであろう。特に良いエージェントとは「(年齢的なもの以外で)転職しない方が良い人には転職しない方が良い」と言える人ではないかと考えている。
「実現したいこと」も大事であるが、同じくらい大事なのは「許せることと許せないこと」を可視化することである。
是非、許せることと許せないことを可視化し、複数の口コミサイトの「悪いところ」を先に見た上で、良いところにも着目していただきたい。
そうすれば「成功」とまでは言えずとも「失敗はしない」転職くらいなら出来るようになるだろう。

介護事業者の数を半分に減らせー話はそこからだ

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職業選択   2021/12/28   センチュリー・大橋

学歴で選別されるのは当たり前! 悲観するなら仕事で結果出した方が良いぞ🏢

千葉市:メッセモール

マイナビが新卒者向けに就活サービスの内容を選別した疑いがもたれたことが大騒ぎになっていたようだ。
言うなれば「東海大、大東文化大、亜細亜大以下(大事なのは未満ではなく以下)の大学とそれを超える大学とで紹介出来る会社に差が出ますよ」というものだ。
このツイートがバズったこともあってか、マイナビ側は「当社は学歴によって一部の学生が有利になるようなことは行っておりません」と弁明し、陳謝する事態に至っている。
そこから西村博之氏の「学歴フィルターに文句言う位なら勉強して良い大学に入れば」という流れになっているようだ。この件に関する西村博之氏の論は概ね支持されており、特段反対する者は見受けられなかった。

マイナビは開き直った方が良かった

結果的にはマイナビ側が陳謝するという事態に至っているが、そもそもマイナビ側が大東亜クラス以下、日東駒専以上でサービスを分けていたとして、そこに何が問題なのかという疑問は残る。
現実も問題として東証一部上場企業に於いては大学のランクによる線引きが存在するのであるから、エージェントとて大学のランクによってサービスを分けるのは致しかたないことである。
「当社は学歴によって一部の学生が有利になるようなことは行っておりません」とは言ったものの、現実には「学歴によって一部学生が有利になるようにはなる」であろうし、そうせざるを得ないのだ。
エージェントの人数にも限りはあるし、新卒段階に於ける就活生の能力を測る物差しというのは、やはり大学ランクしかない。
まして今は買い手市場である。ただでさえ買い手市場のこのご時世で、元から常に買い手市場であった一部上場企業など、大学ランクによって就活生を色分けし、効率よくサービスを回していくのは当然と言えば当然のことなのだ。
結果的には炎上することになってしまったが、これた建前上は「平等にサービスを提供しますよ」と言ってしまっていたから炎上したのであろう。
仮に「そうです、弊社は大学ランクによってサービスを分けています」と開き直ったとして、それが問題となるであろうか。
「それで騒ぐ奴が無能なだけでしょ」と嗤われるだけである。

選別されたからと言って悲観する必要もない

就活というのは一種の競争原理で成り立つ市場社会で戦うことであるが、そもそも「競争社会に平等など存在するはずがない」のである。そりゃ良い大学にいる人間が人気の高い企業に入れるのは当たり前だ。尤も、そうして大学ランクで仕分けされるのは、見方を変えれば旧帝大の人間と同じ土俵で勝負をしなくて済むということでもあるぞ。
仮に大東亜以下の大学の人間が旧帝大や早慶、MARCHの人間と同じ土俵で戦わされたら、あまりの実力差に委縮させられることになるであろう。元より同じ土俵で戦ってはいけない相手なのだ。
それに採用側の目線で考えても、なぜ学歴で区切るのか一度考えてみるのも良いかもしれないぞ。
確かに「単純に優秀な人が欲しい」というつもりで旧帝大や早慶から採用するという見方もある。
しかし、東大卒など勉強漬けの人生を過ごしてきたであろうことを考えれば、別の狙いもあるのかもしれない。
電通と聞けば諸兄らはどんな会社がよくご存じであろう。ブラックである。
官僚世界は東大法学部卒が伝統的に多いというが、では財務省はどんな組織であったのか。ブラックである。
三菱財閥もさぞ高学歴が多い企業であろうが、その中の一つ、三菱電機もまたブラック企業として有名である。
筆者が一時期常駐者のヘルプとして入った三菱系大手信販企業は、残業100時間超えの社員がたくさんいたことでニュースになった、ブラック企業である。
そりゃ旧帝大卒の面々にもプライベートが充実していた人はたくさんいるであろうが、同時に「滅私になれた人も多い」ということを企業側も期待している可能性はあるぞ。
東大卒の入った一部上場企業にもブラックは多いのである。選別されたからと言って悲観することは無い。
だいたい20代前半でやりたいことがキチっと定まっている学生の方が少ないであろう。ならいっそのこと最初から転職するつもりで新卒時に就けた会社でたくさん仕事を吸収するつもりで就活をしたら如何か。
20代なら「若さ」だけでいくらでも転職が出来る年齢帯である。

やりたいことが無ければ営業職か技術職かで方向を定めて懸命に働け 

そもそもやりたことが無いという学生は多いであろうから、その場合には営業職か技術職かで大別し、技術職に就くならモノに関わりたいか情報(IT)に関わりたいかなどで掘り下げて行けば良い。
営業職(特に法人営業)と技術職は転職時に他でも通用するスキルを身に付けやすいという点でオススメである。就職して結果を出して転職していくのだ。
だいたいと旧帝大卒や早慶大卒というのは、大学卒業までの人生の中で結果を出し続けてきた人達である。その人達と対等に戦えるようになるには、自分が職業生活の中で結果を出して転職する以外に道はない。
営業か技術の部門なら汗水垂らして努力すれば転職で良い仕事に就くチャンスが出来るので、文句を言ってる暇があったらさっさと選べる中から最良の選択をして、卒業後に汗水垂らして仕事で結果を出すだけだ。仕事を開始したら20代の内は怠けてはいけない。20代の内に汗をかいておかないと、30代で涙となって返ってくるからだ。
新卒就職は「学歴」しか企業側が学生の能力を測る物差しが無い。だが「転職」なら職業生活に於ける「実績」を武器に戦える。
その上でリクルートエージェントやDODAなどに登録すれば、良い企業の非公開求人を貰うことも可能と思われるが、如何か。

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ

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職業選択   2021/12/10   センチュリー・大橋

無駄な金を払い続けるアウトソーシング:ぼったくられてるだけだぞ⓶

ITの仕事の中でも開発に関わるジョブはアウトソーシングせざるを得ない部分はある。
アジャイル開発をするならともかく、ウォーターフォール型開発をする場合には外部のエンジニアへ外注する必要性もあるだろう。
とりわけコードを書ける人間を自社だけで確保するのは至難の業であるし、仮に自社で雇ったところでプロジェクト終了後にあてがう仕事はないであろうから、この部分はアウトソーシングする方が結果として安くはなる。
しかしねぇ、運用まで外注すると言うのはどうなんだ。
コールセンターにも市役所の窓口業務にも言えることだが、性質上「毎日発生して無くすことが不可能な業務」はアウトソーシングには向かないのだ。
前ページで「自社の社員に置き換えるだけで50%はコストを下げることが出来る」と書いたが、これはあくまでも可視コストの話だ。
不可視コストも含めれば、アウトソーシングをするだけで無駄なコストが多く発生していることを再考した方が良いぞ。

従事者のモチベが低くなる⇨不正の温床

アウトソーシングをすることの弊害の一つが「従事者のモチベーションの低下」だ。
特にITでは良く見られる光景だが、発注者は元請けSIerに対して、1人月100万円の単価を払っている。SIerは更にそこから下請けや派遣に業務を投げる。
そして自社に常駐している(下請け)SEの賃金は月25万(社会保険などで引かれれば手取りは20万円程度)。
SE目線で見てみよう。大抵元請けSIerの社員は同じ現場に常駐していると言っても年収は500万円以上に加え、見えない報酬である「福利厚生」が充実している。
自分は何年勤続していても年収300万円以上には上がらない。同じ客先に常駐しているプロパーとの年収差は可視収入だけで200万、福利厚生も含めて考えれば、更に追加で10~20万円程度の差が発生しているかもしれない。
果たして真面目に働く気になるだろうか?
客先はSEに対して100万円/人月払っているから100万円分の仕事をしてほしい。
SEは月給25万円しかしていないから25万円分以上の仕事はしたくない。
これは一体誰が得するのか。間にいるSIerだけである。酷い場合にはこれが不正の温床になる。それが露わになったのが「さぶれSMBCソースコード流出事件」である。あれは氷山の一角に過ぎない。
ITエンジニアに於ける話をしたが、これはコールセンターだろうが市役所の窓口業務だろうが変わらない。彼らはいつも不満を抱えている。

不正のトライアングル:セキュリティインシデント セキュリティインシデントが発生する時と言うのは「不正のトライアングル」が整っている状況だと言われている。
現在、インシデント発生防止には「機会を撲滅する」ということに重きが置かれているが、例えば監視カメラなどはどうしても漏れが発生する。更にSMBCソースコード流出に関しては「守秘義務違反には問えなかったから泥棒として立件した」という有様で、守秘義務に対する規定が整っていなかったのだ。どれだけ機会を断とうとしても、どうしても抜け穴は出来てしまう。
根本対策としては機会だけでなく、動機を絶つことが大事であるが、恒常業務をアウトソーシングしてしまうことによって生ずる受託企業従事者のモチベーション低下は、プロパー企業との賃金差、福利厚生の差から来る構造的な問題によって不満が溜まりやすくなっている。
不満の蓄積はモラルの低下を招き、不正が起こる「動機」を生むことになる。これはアウトソーシングによって発生する不可視コストとして外せないものであり、毎日発生して無くせない業務は自社で行った方が良い理由の一つでもある。

出勤してるのに暇な人達が発生する

恒常業務をアウトソーシングすることによって発生する無駄なコストの一つが「暇な従業員の発生」だ。
ある現場では年収700万のプロパー社員は暇そうにゲームをしており、下請け社員は汗水垂らしながら働いているという話を聞いたことがあるが、これなどプロパー社員に発生している人件費が無駄であるというようなものだ。プロパー社員が暇しているようではいけない。
同時にシステム運用に掛かる業務では、SESの常駐者で「朝メールを見るだけで1日の業務が終わる」であるとか「残りの6時間ネットサーフィンくらいしかやることが無い」という事態が起こる現場がままある。
実に「1日の75%が仕事が無くて拘束だけされている」というわけだ。その傍ら、自社の人間は忙しそうにしているなどと言うことがあるから、これもお互い不幸なアウトソーシングだと思うぞ。
仮に「いずれシステムの利用そのものを止めます」というならアウトソーシングしても良いのだが、仮にマイグレーションすることはあっても「システムの運用そのものが無くなる」ということはあるまい。もしそのアウトソーシングしている部分を自社の「社内SE」に置き換えたらどうなるであろうか。
アウトソーシングの弊害の一つが「契約外の仕事はさせられない」ということにもある。自社の社内SEに置き換えれば残りの75%の時間を他の社員と業務を分担させることもでき、チーム全体の残業時間も減ってアウトソーシングした場合より70~80%くらいコストは安くなると思うぞ。
「朝メールを見るだけで1日の仕事が終わる」人間に払っている外注費が年間1000万円である。年収400万円の社内SEを雇って広く業務を担当して貰った方がトータルコストが遥かに安くなるのは明らかであろう。まして社内SEなど人気職種である。企業側が良い人材を選べる段階だ。SIerに泣いてもらうだけで従業員の満足度は上げられるわコストは下げられるわで遥かにマシなのだが、少しは企業も「アウトソーシングで無駄なコストが発生していないか」を見直した方がよろしいであろう。
 

コールセンターなんてSVになれる見込みが無ければ1年で辞めよ

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ

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就労形態   2021/12/05   センチュリー・大橋

無駄な金を払い続けるアウトソーシング:ぼったくられてるだけだぞ⓵

海浜幕張:無意味なアウトソーシング

市役所の窓口業務がいつの間にか外部業者に外注されるのがスタンダードになってきたが、コールセンターと言い客先常駐のシステム保守と言い、これらのアウトソーシングには価値があるのかと問いたいものである。
システム屋の客先常駐と言えば、開発案件に関してはかなりブラックな案件が多いことも確かだ。納期に追われ、休みを取れず、残業時間が多くなるということは、開発業務なら良くある話である。
方や、保守・運用業務に至っては必ずしもそうとはならないことも多く、酷い話では「出勤して朝メールを確認するだけで1日の業務が終わる」と言ったことも耳にする。こうした現場では当然ながら専門性など身に付かず、若い内に就いてしまうと後のキャリアで苦労することになる。

正社員がやるほどの仕事じゃないから

アウトソーシングが広まった要因としては、厳しすぎる解雇規制によって、会社運営側が社員を雇いたくないということが大きい。自社で雇うと解雇できないから外注するというのはわからなくはない。
問題はアウトソーシングをする理由の具体化の無さと、アウトソーシングをすることによる無駄なコストの発生だ。
例えば「正社員がやるほどの仕事じゃないから」という理由で派遣や外注を使うケースは良く聞く。すると何が起こるかと言えば、年収250万円の派遣や常駐ベンダー社員が業務に勤しむ傍ら、年収700万円の主任がスマホでゲームを楽しんでいるなどと言う話は、IT業界にいると少なからず聞く話である。
こんなものは自己満のアウトソーシングそのものだ。尤も、こうした年収700万円の主任が遊んでる傍ら、年収250万円な「協力会社」社員の会社には、それこそ年額800万円や1000万円払ってるというのがアウトソーシングである。
その逆も然りで、自社の社員が忙しそうなのにアウトソーシングで常駐している協力会社社員は暇すぎてネットサーフィンに勤しむしかないケースも多々ある。これは外部ベンダーに対しては「契約外の仕事をさせられない」ということからそうなるのだが、こうなるとアウトソーシングする意味自体がそもそも皆無である。

「毎日発生し」かつ「絶対に無くせない業務」は外注に向かない

コールセンター業務と言い役所の窓口業務と言い、外注することで余計なコストが発生しているのは明らかである。
通常、自社の従業者に払う時給を1500円とした場合、アウトソーシングで発生する時間単価は2500円以上は軽く掛かる。アウトソース受託者はここから従業者の社会保険料、有給取得分の賃金、採用に掛かる広告費などを支払っているのだから、受託企業の従事者の給料×2が請負単価と思って良い。よって受託企業の従事者も時給1500円と仮定した場合、アウトソーシングで発生する時間単価は3000円以上は覚悟しなければならない。
もちろん自社で従業員を雇っても社会保険料は発生するものであるから、だいたい従業員に払う給料×1.23が自社で雇ったときの発生費用となる。
コールセンターや役所の窓口の従事者を直雇用した場合、社会保険料を含めた1人月の人件費は30万円と仮定しよう。アウトソーサーに外注する場合、人月50万円以上は最低ラインとして請求される。1人で20万円の差額が発生しているのだから、10人になれば月200万、年になれば2400万円多く逃げることとなる。5年後には1億円の無駄金が発生するわけだ。
しかし、それでも「5年後に業務そのものが無くなる」なら無駄とは言い難い。業務が無くなるのだから、従業員の配置転換かレイオフが必要になるからだ。
そういう意味で「いつか必ず無くなる業務」に関しては外注するのが正解である。
システム開発などは外注されるのが基本だが、ウォーターフォール型開発であれば「いつか開発が終了する」ため、自社で社員を抱えないのが正解なのだ(但しアジャイル開発の場合は開発と保守が永続的に続くため事情は変わる)。
では同様の目線でコールセンター業務や役所の窓口業務を見てみたい。
「ウチはワトソン君が入ったらコールセンターを閉鎖します」
「ウチは窓口業務を完全にPepper君に置き換えます」
これなら確かにアウトソーシングに外注するのはアリである。
コールセンターにしろ役所の窓口にしろ、そこにいた人間をまるまる配置転換するのは大変だ。いつか必ず終わる業務だから外注するべきである。少なくとも筆者なら電話に出れるAI導入したら人間は全員解雇するだろう。人間が電話に出てくれなければ嫌だと言う顧客など、こちらから御免である。
しかし、現実にはコールセンターは無くせる状態になっていないし、役所の窓口を無くすこともまた不可能である。どれだけ電子申請が進もうが役所に来る人は来るのだ。残念ながらコールセンターも役所の窓口業務も、人が要らない時代は来ないであろう。
例えばコールセンターや役所の窓口業務を週2回しか開設しない、月3回しか開かないようであれば、それは外注するのも良いが、どちらも毎日開かれ、かつ無くならない業務であるという点は一緒だ。外注することで無駄な費用が発生しているのである。
因みにITに掛かるシステム運用の外注費は、参考までに時間単価は6000円以上になり、これを8h×20dすれば人月単価96万円になる。
このシステム運用にしても毎日発生する業務であるが、仮にマイグレーションすることはあっても「システムの利用を止める」ということは無いであろう。それならば自社の人間でITの利活用を出来る人材を雇った方が、可視コストだけで50%は下げることが出来るぞ。

コールセンターなんてSVになれる見込みが無ければ1年で辞めよ

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ

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就労形態   2021/11/27   センチュリー・大橋

朝倉未来vs素人とのストリートファイトは「ただの虐め動画」だった

写真:諫早市のフリー写真素材より

ストリートファイトと言うのは当たり前であるが、現実にやったら決闘罪で逮捕であるが、Youtubeには決闘罪スレスレ案件な動画が流れることもあるらしい。
最近あったストリートファイト企画ではAbemaTV企画による「素人が朝倉未来を倒せたら1000万円」というものがあったそうだ。
その内容に関してYoutuberシバターが苦言を呈していた。
普段格闘技に関心のない筆者でもシバターの苦言が気になり、Twitterにアップされていた試合とも呼べぬ切り抜き動画を視てみたが、それはまぁ酷い内容であった。
素人参加者の内の一人である後藤祐樹は「歯が折れた」という噂が流れ、スポーツ報知では顔が腫れ上がった痛々しい姿がアップされている。
実際のところ歯が折られたということは無いようだが、鼻が折れたというのは本当のことのようである。
後に朝倉未来はシバターに反論しているが、少なくとも動画を視る限りにおいては、シバターの言うことが正解と言えるだろう。

シバター指摘の重要論点

かつてシバターは朝倉未来の企画した素人とのマッチメイクで、元ピーマンズスタンダードの南川と対戦したことがある。
この試合、よく見て見るとシバターは最初からガードの構えを出そうとしていることがわかる。どうしてそんな試合にしたのかは動画で語られていたが、素人との対戦に於いてプロが配慮しなければならない要点を述べている。

⓵素人相手にケガをさせてはいけない
素人は防御の仕方がわかっていない
⓷そもそも完全な素人とプロをマッチさせてはいけない

特にシバターの指摘で重要なのは「素人は防御の仕方がわかっていない」ということである。
いかんせん中学・高校の柔道でさえ大怪我をするのが格闘技というものである。後藤祐樹は「そもそも無謀だった」と突っ込まれているが、だからこそプロとしては後藤祐樹に配慮した戦い方が必要だったのではないかというところである。
スポニチが出した朝倉未来のシバターに対する反論記事で、元プロボクサーだった人がYahoo!コメントにこんな言葉を載せていた。

自分は元ボクサーだが、ボクシングでいうとたった1年くらいでもしっかりトレーニングを積んだ人とただの素人では雲泥の差が出ます。
おそらく1〜2分以内には素人が倒されるでしょう。そもそも素人がボクシンググローブをつけて力任せに無茶振りすると1分ももたずに手が上がらなくなります。
プロと素人がやるような企画は大きな事故が起こる前に止めるべきだと思います。

素人とプロなど、そもそもストリートファイトなど成立しようもないということだ。
プロを前にした素人はストリートファイターどころか、単に車に轢かれに行く歩行者に過ぎないということである。

格闘技啓蒙どころかただの虐め動画でしかない

一応ストリートファイトとは銘打ったものの、朝倉未来側としては「ストリートファイトを模したセットである」ということで、最低限の安全策は取られているとのことだが、それこそ朝倉未来のスープレックスで受け身を取れなかった後藤祐樹は、少し遅れて障害を起こしていたとしてもおかしいことではない。
いったい何故Abemaはこんな企画を良しとしたのか。シバターの動画を視る限り、Abemaに企業倫理は無かったのであろうか。
動画の内容も朝倉未来が素人2人へ一方的に暴行するような内容にしか見えず、格闘技の啓発どころか、虐めの促進にしかなっていない。
シバターは動画内で「格闘技界で飯を食ってる人がこんな企画を評価してはいけない、排除しなければならない」と言っていたが、正にその通りである。
そもそも動画の構成は全く「格闘技を楽しむ動画」にはなっていない。あの構成は「朝倉未来が素人を虐める光景を楽しむ動画」なのだ。だからこそプロの格闘家や解説者が「こんなものを評価してはいけないし排除しなければならない」のである。
かつてシバターが南川と戦った時に、朝倉へこう言っていた。
「こんなん流行らんやろ」
その時の朝倉の表情は茫然としたもののように見えたが、実際問題として流行るものではなかろうし、流行らせてもならないだろう。

介護事業者の数を半分に減らせー話はそこからだ

よい仕事をさせてないーそりゃ社員だって盗みも働くさ

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  2021/11/22   センチュリー・大橋
タグ:ビジネス

コールセンターなんてSVになれる見込みが無ければ1年で辞めよ☎

長崎港

尤も、コールセンターと言う仕事は将来性も無く、敢えて今のタイミングで就業するなら、一時期のバイト以外にやる理由は何もない。フルタイムで仕事するならSESにでも行ってプログラムなりサーバー、ネットワークのどれかを経験した方がよっぽど将来の役に立つ。
「AIには感情は理解できないから人間による対応(主にクレーム)は残る」という意見もある。
だが日本には等価交換を理解できない消費者が多いのだから、寧ろコールセンターから人間をレイオフして、全てワトソン君に置き換えた方が良いとすら言える。特に金を出さない消費者ほどクレームを言う声は大きいのだから、そうした客に人を割くのはリソースの無駄遣いである。

SV以上にならなきゃ何も残らないよ

業界の将来とは別にしても、個人のキャリア形成に於いてさえコールセンターは選択すべきでないし、仮にコールセンターに入ったらSVくらいはやっておかないと転職材料に困ることになる。
20代の転職ならいざ知らず、30代になると専門性やリーダー経験が求められてしまう。コールセンターで仕事していた場合、せめてSVにならないとリーダー経験をアピール出来ず、エンジニアリングスキルも持っていないものなら転職は大変である。
そんな人が仮にミイダスに登録してみたとしよう。またコールセンターのオファーが来ることになり、溜息をつくことになるだろう。逆にSVになってリーダー経験を積めば、それによってようやく「よりよい転職」への道も開かれるかもしれない。だが、基本的には10人に1人くらいしかSVにはなれないため、SVになるにもやはり狭き門である。しかも大半のセンターはSVになるためのプロセスが明文化されていなかったり、評価基準が曖昧であったりする。

昇進の見込み無ければ1年で転職せよ!! 長居は無用である

コールセンターの職歴を元に転職するなら、SV以上になってようやく意味を為す。オペレータのままでは殆ど何も足しにならない。
本来ならコールセンターなどと言う仕事に就かないのが最善の選択であるが、ワケあってコールセンターに就いている人もいるかもしれない。佐川急便ほどではないが、コールセンターもなかなかワケありな人が働いていることが多い職場でもある。世の中の底辺を見るという社会勉強には良いかもしれない職場だ。
だが、SVになれる見込みが無いなら長居は無用である。
取り扱い商材にもよるが、コールセンターはシフト制で回っていることが多く、良くも悪くも平日に休みを取りやすい。少なくとも1年過ごしたなら転職活動をすべしである。
なお、コールセンターのし仕事に就くのは避けるべしと書いているが、PC関連のテクニカルサポートに関しては経験しておく価値はある。テクニカルサポートに関しては相手のエラー内容を正確に聞き、解決方法の仮説を立てながら対処に当たることが多いため、IT系の仕事に転用しやすい。ある意味、コールセンターの仕事の中で唯一価値のある仕事だ。
テクニカルサポートでIT機器の経験を積み、SIerでシステム運用やサーバー構築の仕事を経験した後、社内SEを目指すなど、そういったキャリアプランを立てるならやっても良いかもしれない。だが、サービスの内容だの通販だのに関するサポートセンターは、ハッキリ言ってやる価値はゼロだ。君子危うきに近寄らずである。

合わない学校に行った時点で勉強はとてつもなく嫌いになる

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職業選択   2021/10/26   センチュリー・大橋

コールセンターなんてSVになれる見込みが無ければ1年で辞めよ☏

どんなに人手不足の時代と言われようとも、キャリアの形成はキチンとしておかなければ、人手が不足している企業にすら入れない。
尤も、人手不足と言っても本当に不足しているのは低賃金で働く末端の労働者だけなのかも知れず、上流に関わる仕事は今でさえ過剰人員かもしれない。
しかし、今のように売り手市場と言われる前から慢性的に人手不足だった職種が一つある。
コールセンター。
転職サイトによっては経験職種に該当職種が無いものがあり、メジャーな職種でありながら、その扱われ方は何とも微妙なものがある。今回はコールセンターにスポットを当てて、如何にオススメ出来ない仕事か語っていこう。

20代は絶対にフルタイムで就いてはならない

まずコールセンターと言う仕事は決して20代のうちに就いてはならない。学生時代のパートタイムで働くならいざ知らず、専業としてフルタイムでやるような仕事では決してないと断言しよう。
IT業界ではSESの評判は悪いが(多重請負の末端だから当然であるが)、ハッキリ言ってSESの方がまだマシな仕事が出来る。
コールセンターに20代のうちから就いてはいけない理由は3つある。

⓵スキルが身に付かない
⓶人間関係が悪い
⓷給料が悪い割に心疾患リスクは高い

この中でも特に目も当てられないのは⓷である。
消費者を相手にするコールセンターは客からのクレームをよく受けるが、一方で事務処理はミスが許されない。ほんのワンクリック間違えただけで偉い影響を与えることがあるのだ。電話(クレーム)だけでも神経を使うのに、事務処理までミスが許されないからストレスフルになる。こうした環境から心疾患リスクは高い職業だ。だが、そのリスクに見合った賃金は無い。
まして大半が非正規雇用だから、心疾患なんてやった暁にはサヨウナラである。いとも簡単に解雇される。こんなリスクを抱えながらも、身に付くスキルは何もない。本当に何も無いのである。

コミュニケーション能力が付くと言う妄言も程々にせよ

よくコールセンターで身に付くものに「コミュニケーション能力が付く」と言う謳い文句があるが、妄言も程々に願いたいものである。コールセンターでコミュニケーション能力が付くなどと言うことは無い。断言しても良い。コールセンターで何年働こうと、それだけではコミュニケーション能力は身に付かない。
では何故こコールセンターでコミュニケーション能力が身に付かないと言えるのか。
それはコールセンターに問い合わせる消費者の質が悪いからだ。
だいたいからして、サービス内容に関する問い合わせ窓口の場合、入電内容の9割はパターン化されている。ハッキリ言ってペッパー君でも勤まるぞ。
通信サービスの場合、良くある入電は解約だ。解約については電話でしか受け付けない場合も多いため、解約の入電は割合としてトップを占めるMVNOがあるかもしれない。この場合、解約料が発生するかしないかぐらいしかお客に伝えることは無い。あとはサヨウナラをするだけだ。
それ以外の質問でも9割方、公式サイトに書いてあることしか訊かれないから、ただ検索をするだけで問題は解決してしまう。ググれば解決するようなことを電話で問い合わせてくる質の低い客を相手にしたところで、身に付くものは何も無いのだ。こんな仕事はペッパー君なりワトソン君にやらせた方が、よっぽど生産性が高いだろう。

合わない学校に行った時点で勉強はとてつもなく嫌いになる

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職業選択   2021/10/23   センチュリー・大橋
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